最初に日経15日(土)夕刊の記事から漢方の原料と福島産干し柿からセシウム検出のニュース。
◎福島第一原発事故後に東北、関東を中心とする17都県で生産された漢方薬の原料のうち、9生薬23検体から1kg当たり最大1910ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが14日、日本漢方生薬製剤教会の調査で分った。厚生労働省によると、23検体はいずれも製品化されておらず市場には流通していない。
◎福島県は14日、同県伊達市などで栽培された柿を加工した干し柿「あんぽ柿」で、21検体のうち3検体から暫定基準値(1kg当たり500ベクレル)を超える最大713ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。出荷前の試験的検査で、今シーズンは市場に出回っていない。原料用の柿はいずれも基準値を下回ったが、加工後の3検体で超えた。
体操の世界選手権(東京)、内村航平(22)くん、やりました!
個人総合で09年ロンドン、10年ロッテルダムに続いて3連覇達成です。
童顔のしてやったり顔がいいですね。目にも留まらぬ早業の連続で圧倒です。
母が銅メダルの山室光史くんと顔が似ていて区別がつかないと言っていました。
ローカルなニュースですが、わが町の山に生息するニホンザルの群れが、隣の池田市の人里近く出没しているとか。讀賣夕刊から。
「今のところ最長約1週間で箕面に戻っているが、指定生息地を離れて住み着けば、文化財保護法の適用外となり、被害が相次げば、駆除される運命にある。現在は被害報告はない。箕面のサルは都市近郊の貴重な生息例として、1956年に天然記念物に指定。当初は観光客が与える餌を求め、滝周辺に生息したが、人にケガを負わす被害が続出。箕面市は77年から野生に戻す方針に転換。昨年4月から餌やり1万円以下の罰金。」です。
私が小学校の頃、(天然記念物指定の1956年といえば6年生ですが)滝の上に阪大だったと思うのですが大学の先生が餌つけをするため大きなケージが出来て、それを見学に郊外学習で出かけたことがありました。あれがまずかったわけです。
「指定生息地」なんて人間が勝手に決めちゃっていいんでしょうか? さすが、大阪大学の人間科学研究科教授の話が載っています:「条例で餌がもらえなくなったサルの行動範囲が広がるのは予想された。サルにとって市境は関係なく、府や池田市など周辺自治体、住民も協力し、広域的に共存を考えていくべきだ」。サル年生まれの私もそう思います。
昨日の毎日放送(TBS)の報道特集はニューヨークのウォール街から始まった格差や貧困に反対する若者たちの抗議がインターネットで世界各地に広がって東京にもという内容でした。
讀賣新聞では「約80人が集まった六本木では、若者の貧困問題に詳しい作家の雨宮処凛さんが「貧乏人が声を上げることで社会が変わることをアピールしよう」と呼びかけると大きな拍手が沸き起こり、参加者は次々と「格差是正」などを訴えた。1%の人々に富が集中しているとして、「私たちは99%」と書いたプラカードも掲げられた。」と写真入です。
テレビの特集では、日本在住3年のブラジル人が「東京占拠(オキュパイ東京)」をネットで呼びかけて、日本人を含む5人が計画した様子を取材していました。キャスターが締めくくりに、「デモは権利なのに、デモ参加者50人、見ている人50人、公安100人というのは異常、日本はどこかオカシイ」と。
昨日Nさんのお宅でいただいたザクロ、まだ割れていませんが。
日経夕刊に斉藤茂吉の短歌が載っていました。
あまのはら冷ゆらむときのおのづから柘榴は割れてそのくれなゐいよ