4月のお茶会

今日は4月1日、中央生涯学習センターのお茶室、箕楓軒(きふうけん)のお茶会でした。
1時に待ち合わせていたのですが、3日間留守にしていて溜まっていた洗濯物を片付けて、なんとか駆けつけました。
Nさんは淡いピンク地に四季の花々を刺繍した御着物にモズグリーンが主体になった袋帯姿。自分で着たんだそうです。とってもお似合いでした。私はといえばいつものロングスカートに白足袋もどきのソックスをはいて洋服でお茶会姿です。お茶券を買って筆で署名しないといけません。練習しておくんだったといつも字を書きながら恥をかいている具合です。お習字もしなくちゃ・・・です。
待合はお一人だけで空っぽ。今1時からの方たちが入られたところとか。次の回まで・・・というところで、3名様いけます。というので、入れていただきました。
  

椅子が一人、畳が二人でしたので、空いている隙間にいれていただきました。お正客さまの座っておられる床の間前にはお着物姿が板についた日本美人の方々が4,5名ほども座っておられるので、見とれていました。ぎっしり10畳間に20人ほどだったでしょうか。
今日はいつもとは別の方がお茶を点てられました。畳は6っ歩でキチンと歩いて…凄いな〜なんて感心しながらお点前を拝見。そのうち春の青空色の御着物姿の先生がお出ましになって、正客さんと季節のご挨拶からご丁寧な会話が始まります。
お軸の説明や、唐津焼の丸い形の花入れに貝母(ばいも)ゆりと絞りの椿。
朝は固い莟だったのが炭火で温められて開きかけていることや、福良雀の香合のお話など。
次々と出される喰籠。お干菓子の入った可愛いお椀型の入れ物は見覚えがあります。
Nさんのハワイ土産のココナツ(ヤシの実)に塗りを施したものです。
お茶碗もたくさん出されましたが、どれも素敵なものばかり。私は楽焼のものと、2度目は桜とモミジの絵柄のお茶碗でした。
美味しいお菓子とお薄を戴いてやっと日常に戻れそうです。