「普天間を固定化させている原因は政治の不作為」(金城氏)

今日は、父の初めてのリハビリデイサービスの日。
母は先日から火曜ごとに父の関係でお休みしていたヨガに出かけました。
その1時間後にデイサービスのお迎えがあり、私が父を送り出すことに。
夫も午後から大津の姉の所へお見舞いに出かけ、今は一人のお昼下がりです。
暫く沖縄の問題がニュースで取り上げられないようですが、沖縄の辺野古移設問題で、「日本がアブナイ!」さんが、自民党沖縄県連への働きかけ、自民党の意向に反対する公明党の動き、仲井真知事のこれからの動きなどをまとめて書いておられますので、その中から:

 自民党本部は11月末に沖縄選出の国会議員に「辺野古容認」の方針に転換するように(従わなければ、除名するとの脅しつきで)要請し、会見を行わせることに成功。 
12月初めには、地方議員を含む沖縄県連も、「県外移設」の方針を転換することを発表し(させられ?)、最初の工程を何とかクリアした。(-"-)
<ただし、県連の会長と顧問が辞任。那覇市議団が党支部の役員を辞任するなど、県連内では反発の動きや混乱が続いているです。(-"-)>

* * * * *

 ただ、自民党は、国政で連立与党を組む公明党沖縄県本部にも、「辺野古容認」の方針を受け入れ、名護市長選で末松候補を支援するように要請していたのだが。 公明党県本は、この要請を拒んだとのこと。名護市長選も、自主投票にする可能性が高いという。^^;


 沖縄県議会では、今月4日から代表質問が行なわれているのだが。5日の質疑では、公明党の県議が、仲井真知事に「埋め立て不承認」を要望したことが報じられていた。


『県政与党の公明県本幹事長を務める金城勉県議(公明県民無所属)は5日の県議会代表質問で、政府が普天間飛行場の名護市辺野古移設に向け、仲井真弘多知事に提出している埋め立て申請をめぐり「知事意見は不承認にしてもらいたい」と要望した。


 政府の「辺野古移設が実現しなければ、普天間飛行場宜野湾市に固定化される」との主張には「脅迫にすぎない。固定化を防ぎ危険性除去を優先するなら、すぐにでも訓練を中止し、閉鎖状態にした上で移設先の検討に入るべきだ」と強調。県外・国外移設を再検討するよう求めた。  


 金城氏の発言には、野党席からもさかんに拍手が起きた。野党代表者会議の仲宗根悟座長は「感服した。公明県本が県外移設を堅持する決意を示した演説だ。知事の判断にも影響を与えるだろう」と評価した。


 金城氏は「普天間を固定化させている原因は政治の不作為であり、県民が辺野古移設に反対していることではない。県民は立場の違いを認めつつ、引き続き心を一つにしてスクラムを組んでいこう」と締めくくった。(13年12月6日)』

詳しくはコチラの「嵐が過ぎたと安倍〜辺野古移設の中止を皮切りに、全国で民意の嵐を!」http://mewrun7.exblog.jp/21425444/
ブログ主のmewさんの沖縄への想いもついでに:

 沖縄は、それこそ古くは琉球処分の時から、そして戦争中も戦後の占領下でも、本土復帰後も多大な犠牲を強いられて来た上、もしここで辺野古移設(という名の新基地建設)が実行に移されれば、いつまでたっても、日本政府に言いように利用されるだけだろう。(-"-)


 しかも、安倍首相らは、沖縄をいかに米軍&自衛隊の軍事拠点として利用するかということしか考えていない上、今でも集団自決の軍強制を認めず、武富町が拒む「つくる会」系の教科書を強制的に使用させようとするなど、沖縄の県民の心を踏みにじるようなことばかりしているわけで


 mewは、彼らが、主権者である沖縄県民や日本国民の声を無視して、好き勝手な施策を続けないためにも、ここはしっかりと民意を実現させて、日本が民主主義国であることを思い知らせる必要があるように思うのだ。(**)


 そのためには、仲井真知事には、是非、勇気と覚悟を持って、「埋め立て不許可」の判断を出して欲しいと願っているのだけど。
 ただ、仲井真知事が強い政治権力と対抗して行くためには、沖縄県民の強い支持はもちろん、日本全国の国民が、この件に関心を持って後押しする必要があるのではないかと思う。(・・)
 

 それゆえ、どうかより多くの国民が、本当の意味での民主政が実現されるように(&安倍政権が早く終わるように?)、応援して欲しいと心からお願いしたい気持ちでいるmewなのだった。(@@)
                       

(写真は日曜日、買いものに行く途中、団地のイチョウとモミジ)