いよいよ今年も押し詰まってきました。満年齢の古稀の年がもうすぐ終わります。昨夜は同い年の小椋佳さんが9月に行ったというNHKホールでの生前葬コンサートのダイジェスト版がありました。最後に、ホールにいる人たちも自分の歌を聴いて同じように40年の年を重ねてきたんだというようなお話がありました。LPでしたね〜あのころは。脱力した激しさというような歌と歌声が、やはり少し衰えて…一区切りかなと。私も今年は追われるようになりました。やり残しがたくさん。選ばないといけなくなりました。
◆さて、また2日遅れで今年最後、131回目の官邸前抗議デモを伝える「特別な1日」さんのブログのご紹介です。タイトルは「安倍晋三は共産主義者(笑)と1226 再稼働反対!首相官邸前抗議!」(http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20141226/1419600075)
最近テレビを見ていると政府が企業にしきりに賃上げを迫るニュースが。安倍さんの嫌いなはずの共産主義国の手法をあからさまに企業に押し付ける。翁長沖縄県知事とは安倍首相も菅官房長官ですら会おうとしない。沖縄の振興費用増額も、減額か打ち切りを示唆。「飴と鞭」、アメとムチ、”安倍の無知”ですね。
SPYBOYさんが、いつものように分かりやすいグラフを使って説明されていますのでぜひブログを訪ねて全文を! 2000人前後もの参加者のデモの様子を紹介する写真の中からトップの一枚をお借りしました。
●抗議風景1。『原発電力の押し売りはお断り』って言えてるよ。
◆27日(土)の日経新聞朝刊の記事より:
震災関連死 3194人、避難者は23万人 復興庁
復興庁は26日、東日本大震災をきっかけに体調を崩して亡くなり「震災関連死」と認定された人が、9月末時点で10都県の計3194人になったと発表した。3月末時点の前回集計より105人増えた。福島県が前回から89人増の半数超を占めた。宮城県は11人増の900人、岩手県は5人増の446人だった。
また東日本大震災のため各地に避難している人は、12月11日時点で23万3512人と発表した。11月13日時点の前回調査から2445人減った。
居住地から別の都道府県に避難している人は、福島が4万5934人、宮城が6810人、岩手が1453人だった。
全避難者のうち、21万6762人が仮設住宅や公営住宅、民間の賃貸住宅に居住している。
◆先日、毎日放送「ちちんぷいぷい」の後のニュース番組(「キャッチザヴォイス」)で紹介された貝原俊民氏の言葉をメモしたので途中からですが一部を。
貝原さんは1995年の阪神淡路大震災の時の兵庫県知事でした。先月11月18日不慮の交通事故で亡くなられました。毎日放送は来年1月17日の大震災20年を前に、特集番組を準備していました。その一つとして貝原氏が亡くなる1週間前に対談の収録をしていました。(この対談は1月18日0:50から放送されます)
貝原俊民前兵庫県知事最後のメッセージ:
「みんなが発展、発展と言っているときでも、責任者は危ないことがあるのでは、と考え、それに対して備えはしていかなければいけないんじゃないか。やっぱり備えて対策してない、それをしてなかったということは、私の大きな反省なんですね。
それは阪神・淡路大震災の時もそうでしたけど、今の日本もそういうことに思いをいたさずに、ただ「第三の矢」とかですね、経済、国際グローバル社会で勝っていくんだとかね、本当にこれ、どうなるのかと非常に心配ですよね。」
この20年を一言で表すとしたら?−−−
貝原氏:「”前進”ではなくて、『漸進』ですね」。
対談相手の神戸大学名誉教授・室崎益輝氏:
「貝原さんにとっては、当初の目標はまだ達成されていないということで、復興はエンドレスで少しずつ少しずつ前に行っている。阪神淡路大震災でこの地域が問われたことが、今、日本全体が、首都直下や南海トラフで問われようとしている訳ですから、この地域で失敗したこと学んだことを国全体が教訓として生かして国家経営自体に生かしていく必要がある」