今日は12月8日、開戦記念日です。安倍首相の真珠湾訪問が決まっているので、ネットで今日は何の日?
対米英開戦記念日(太平洋戦争開戦記念日)
1941(昭和16)年12月8日午前3時19分(現地時間7日午前7時49分)、日本軍がハワイ・オアフ島・真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲攻撃し、3年6箇月に及ぶ大東亜戦争対米英戦(太平洋戦争)が勃発した。
「12月8日午前零時を期して戦闘行動を開始せよ」という意味の暗号電報「ニイタカヤマノボレ1208」が船橋海軍無線電信所から送信され、戦艦アリゾナ等戦艦11隻を撃沈、400機近くの航空機を破壊して、攻撃の成功を告げる「トラトラトラ」という暗号文が打電された。
元々は、ワシントンで交渉していた野村・来栖両大使がアメリカ側に最後通牒を手渡してから攻撃を開始することになっていたが、最後通牒の文書の作成に時間がかかったため、事実上奇襲攻撃となってしまった。
アメリカ軍は「リメンバー・パールハーバー」を戦争遂行の合言葉とした。
◎先週のテレビ(国会中継だったか?)で、安倍首相が「憲法は権力を縛るためにあるという考え方は古い」と。憲法審査会の話のついで?だったか。基本的人権とか平和とか、古い、新しいで論ずる話ではないでしょうにと思いました。次のツィートで引用されているNHKのニュースは古い?おととしの発言ですが、今も、そう主張しておられますね。古いでごまかされてはイケナイ!!
内田樹さんがリツイート
山崎 雅弘 @mas__yamazaki 12月5日
山崎 雅弘さんがひろみをリツイートしました
NHKは、当たり前の発言のようにテレビで流して、既成事実化づくりに献身しているが、当の権力者自身が「憲法は権力を縛るためにあるという考え方」つまり近代の立憲主義を否定するような発言をすること自体、政治的な大スキャンダルのはずだろう。ひろみ
@hiromi19610226
こんなアホなこと言うから、母校の在校生と卒業生から 「無知」って抗議声明でるんですよ
恥ずかしくないのか?
◎5日(月)の夜7時のニュースの直前、いつもなら天気予報のある時間に、臨時の割り込みライブで安倍首相の記者会見が放送されました。7時のニュースのトップにもう一回、そして最後にもう一度(NHK、よく、やりますねぇ。籾井会長が変わって、これが変わるか見ものです)。
12月の26,27日にハワイを訪問、オバマ大統領とともに真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊するとのこと。そして、「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。その未来に向けた決意を示したい」「今や日米同盟は世界の様々な課題に取り組む希望の同盟となった。それを確認する意義ある会談となる」と締めくくりました。
この『希望の同盟』という言葉が私にはどうにも聞いていて気持ちが悪くて仕方がありません。9条を解釈改憲して自衛隊を戦争のできる軍隊にしておいて、一方で『世界の平和』? でも、日米和解そのこと自体に誰も反対はしないでしょうから、パフォーマンスとしては最高の舞台となります。だからといって素直には喜べない。なんでか・・・・沖縄、辺野古、東村の高江。気持ちの悪さの源はここですね。日本の一地域をアメリカに人身御供として差し出しておきながら、さも対等のように振る舞うことの薄気味悪さ。日本と世界を欺く行為では…と考えてしまいます。想田和弘氏のツィートがそのあたりの私のモヤモヤをきちんと言葉にしています。
想田和弘 @KazuhiroSoda 12月6日
安倍らがアジアに対して採る「日本は解放者」的歴史改竄主義的歴史観からすると、真珠湾には絶対に行けないはずだが、相手が米国なので彼は行く。対米従属のためなら歴史観の矛盾などどうでもいいのだろう。→真珠湾慰霊、日米協調をアピール:朝日新聞
安倍晋三首相が5日、年末に米ハワイを訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊すると表明した。今年5月に米大統領として初めて被爆地・広島を訪れたオバマ大統領と、最後となる首脳会談も現地で行う。トランプ次期政権への交代前に、先の大戦の和解を両首脳で訴え、日米協調を国際社会にアピールする考えだ。安倍首相 「真珠湾を訪問したい」
オバマ大統領 「あなたにとって、強いられるものであってはならない」
日本政府関係者によると、11月20日に両首脳は訪問先のペルー・リマで約5分間言葉を交わした際、こんなやり取りを経て真珠湾訪問で合意したという。
(http://www.asahi.com/articles/ASJD56DXCJD5UTFK017.html)
想田和弘 @KazuhiroSoda 12月6日
▼この安倍の選択から見えることは何かといえば、彼が徹底した対米従属主義者だということだ。彼がふだん傲慢に吹聴している歴史改竄主義的歴史観など、米国従属を深化させるためなら捨ててしまえる。どうせ捨てるなら徹底的に捨てればいいのにね。
▼常に一貫した「思想」というか「傾向」は「対米従属」です。その一点から彼の言動を見ると、矛盾がないことがわかります。これは彼の支持層も同様です。今回の件でネトウヨは怒ってないでしょ。むしろ評価してる。彼らの歴史観からすればありえないのですが、対米従属的には矛盾がない。
▼安倍の徹底した「対米従属」を示す行動といえば、先日いちはやくトランプに会いに行ったのも、まさにそれです。トランプが米国大統領になったからには、彼がどんな人間でどんな考えの持ち主だろうと、関係ない。真っ先に服従を誓いに行く。仮に犬や猫が大統領になっても彼は跪くと思うよ。
▼ちなみに対米従属病に冒されているのは、安倍晋三だけではない。民進党の大部分も、いや、マスコミや日本人の大部分もそう。だって米国大統領と「何分会談したのか」とか「会談じゃなくて立ち話しかよ」とか「写真撮影で隣に並べたかどうか」といったことで外交成果を図っちゃうんだよ?
▼そういう意味では、安倍晋三がどんなにアベノミクスを失敗させ、デモクラシーを踏みにじる横暴を重ねても支持率が高いのは、彼が絶対にブレない徹底した「対米従属主義者」だからなんじゃないか。米国に追従している限り安心だという人が大勢を占めるなら、彼の支持率の高さは不思議ではない。
▼安倍やネトウヨが「対米従属」なら、なぜ彼らは「押しつけ憲法論」を主張するのか?あれは反米的では?と思うかもしれない。確かに押しつけ論は表面的には反米だ。しかし現在の米国は9条を改憲して自衛隊を米軍の二軍にしたいわけだから、押しけ論は実は米国の意向に沿っている。結局は対米従属だ。
蝶番忠志
@TyoutugiTadashi
アメリカに追従していればOKってのは、余りに右翼では無いですよね。
支持層の方々はどこまで寛容なのですかね?右翼はもっとちゃんと右翼で有ってもらいたいです。▼つまり対米従属の自称ナショナリストたちにとって、押しつけ憲法論ほど都合のよいレトリックはないと言える。一見米国に反発しているように見えるので「ナショナリスト」や「愛国者」のごとく振舞えるが、その実、米国に完璧に従属しているわけだから。このねじれ感が彼ら自身をも欺く。
海王星スープ
@miitsuQ
@kazuhirosoda 対米従属は中国への恐れからでしょうか。中国が民主主義国だったら仲良くできるのでしょうか。日本はなにを一番恐れているのでしょうか。▼日本をこてんぱにやっつけた米国を新しい支配者として認め、服従することを誓うことによって「戦後」がスタートしたからだと思います。中国への恐れなどというのより、もっと根深い問題です。なぜなら対米従属は中国が台頭する以前からの「国是」ですからね。
◎戦後のスタートが『アメリカへの服従で始まった』というと、私が思い出すのはABCCのこと。頼まれてもいないのに被爆者の資料を日本ではなくてアメリカに渡す日本人。奴隷根性ここに極まれり、という感じがします。そして、真珠湾に始まって原爆で終わったという今年の安倍首相&オバマ大統領のパフォーマンスは、あの大戦が対米戦争だったと思わせてしまいます。その前の日中戦争や、アジアで日本がしてきたことは忘れて水に流してしまうということにつながらないか? 都合の悪い過去は忘れて、尊大で自己陶酔の醜い日本人がますます増えます。日本人ってもっと謙虚で奥ゆかしくて潔くて・・・だったんじゃない?とひねくれてしまいます。
(去年無数の花を咲かせた我が家のカニサボテンは力尽きて今年の夏全滅。あわてて差し芽をしましたがすでに遅し。同じ親からもらったカニサボテンをSさんが分けてくださったのが大きく育って花を咲かせ始めました。写真は借り物ですが、冬の赤い花は元気になります。)