夫のカヤックによる川下り。四万十川のカヤッキングは何年か前に既に終わって、今回は仁淀川に挑戦。去年から機会を狙っていましたが、雨続きなのと、相棒の都合がつかずで、10月やっと実現です。
10月2日から4日までのカヤッキングと足摺岬ドライブの写真です。
まずネットでお借りした地図で仁淀川を確認。(赤い漕艇区間は無視)
上流の適当な出発地点を決めたら、まず1時間ほどかかってカヤックを組み立てます。
カヤックはアルミのパイプを組み立てて帆布の船体をかぶせて空気を入れて仕上げますが、船体の真ん中にアルミフレームの芯がなかなか来ないので苦労するそうです。
その場所にテントを張って1日目は就寝。
翌日、天気よし。7時出発。流れが穏やかで川面が湖みたいです。
川だから漕がなくても流されていればいいんじゃないの?ときいてみたら、とんでもない!と。確かに水面は波立っていないので、漕がなきゃ進まない川なんですね。
でもよく聞くと、浅瀬と深い所では水流が全く違い、浅瀬ではカヤックの底を擦って穴をあけてしまうので、川幅の広い所の浅瀬を避けて左右どちらかにある深くて急な流れのルートを選び進んでいきます。深い流れの場所を手前で見抜いて、いち早くその流れを目指してカヤックを進めます。
17㎞を5時間かかって下り、予定通り仁淀川橋右岸に上陸。
下の写真の黒い塊に見えるのが畳んで袋に入れた状態のカヤック。重さ16キロ。
これが担げなくなるとカヤック遊びも卒業です。
相棒がバスで出発地点まで引き返し、置いていた車に乗って到着地点へ戻る。
この日はカヤッキング成功を祝って、お酒とスーパーで入手したカツオのたたきと
パスタで宴会。2日目のテント泊。
太平洋の白波が美しい。
灯台の周りの道。亜熱帯のような植生。
万次郎が嵐で流れ着いたのが鳥島。先日の津波予報でこの「鳥島」の地図が出ていました。あんなところまで流されて、そこへ、アメリカの捕鯨船が通りかかったとか。
アメリカで教育を受けて英語が話せたので幕末の開国時、活躍できたのですね。
カヤックはバランスが難しいので水に放り出されるのは覚悟。今回も岩に当たってひっくり返ったとか。もちろんライフジャケットをつけていますが、二人とも投げ出されてもオールは離さなかったとか。水がまだそんなに冷たくなかったようで良かった。その点でもギリギリの時期に行けてラッキーでした。
これで四国の四万十川と念願の仁淀川のカヤッキングも達成です。