◎テレビで美術評論家の高階秀爾氏死去のニュースを聞いたのは丁度原田マハ著「楽園のカンヴァス」の解説を読んだ後でした。解説の名前には美術評論家の肩書の前に「平成二十六年 大原美術館館長」と在ります。読み終えた直後でしたので何か不思議な感じがしました。92歳とのこと。
原田マハの著作は「リーチ先生」に次いで二作目。物語の面白さはリーチ先生が小説ではなくて伝記だと思ったくらい自然で面白かったので体験済みでしたが、今作もアンリ・ルソーの作品を主題にその絵の二人の研究者、日本人とアメリカ人の二人を描いた小説です。ピカソの綴り「PICASSO」を知っていないとトリックが分らない‥という仕掛けもありますが、充分楽しめました。カバー写真のルソーの作品に沿ったお話でもあってとても面白い小説でした。(写真は24日の我が家前の道路から見た美しい夕焼け)
◎昨日は25日(金)10月のお茶のお稽古日でした。
花かごには時計回りに、ススキ、姫ムクゲ、藤空木、ホトトギス、濃い紫のノダケ。
西洋陶器の蓋物の主菓子は先生手作りの生菓子、そして、お盆に干菓子。
お茶碗は柿の実が描かれた京焼と萩風の白っぽい焼き物のお茶碗を選びました。
最初に二服のお茶を点ててから、お茶を頂く側に。いつも、叱られ役です。
上のお茶碗は三角形の変形お茶碗。とても飲みやすいお茶碗です。
正座できない人のための立礼式のテーブルに。
可愛い水差しは見立て遣いの三島手。
衆院選挙を控えて自民党の総裁の石破さんが北急の箕面萱野駅に来たとか、明日は阪急箕面駅に高市早苗さんが来るとか・・・箕面は茨木と一緒になった(自民党の選挙戦で)とか選挙関連の話題が出ました。維新にやられっぱなしだったけど、兵庫県知事の問題と維新の箕面市長の失言でやっと維新にも陰りが・・・自民党でも原田さんの後の後継者がなかなか・・・とか、維新に変わって、今度こそ議席奪還との思いが強いようです。野党支持の私としては、お話を聞いているだけでしたが政治家の身分が不安定でなかなか優秀な議員が育たないのは与党も野党も同じですね。