田園風景に見る 諸行無常? 生々流転?

◎先週の日曜日の午後、薄曇りの中、坊の島の田圃(たんぼ)へ散歩に出かけました。

途中、あの酒屋さんの裏の秘密の花畑、今は、どんな秋の花が咲いているんだろう?

…と楽しみにしていましたが、あれ~!?! 見事に、消えていました。    

そうね~、今どき、草花の為に空き地にしておく人はいないか~と・・・一人納得。

気を取り直して二中道から受水場の横の直角に折れる新しい道をフェンス越しに見て

道なりに北に向かい、鍋田川にかかる竹下橋を渡って、糸杉の見える田圃へ。

今は山口県の山住まいのWさんが、田圃の東の端の向こうに住んでおられた頃、

この道を辿り何回か訪ねましたが、今は箕面の中心に近い便利な場所になっています。

駅前のビル群を遠景に、田圃道を歩いているとイヌタデに出会いました。

所どころに耕作放棄地もあるようで、ススキの生い茂った田圃も。

 

セイタカアワダチソウが乱れ咲いている畑もあります。

もちろん、稲をキレイに刈り取った後の田圃もあります。

糸杉のある田圃の横の川沿いを北に向かって歩いて行くと、柿の木が見えました。

少し北へ歩くと阪急箕面駅に通じるバス道なので、畦道を南に下ります。

田園風景の田圃の東の端の畦道には、薄紫色のノジギクが咲いていました。

散歩で住宅街の昔ながらの風景を探して歩いていて思うのは、

お気に入りの花や木が姿をとどめるのは3、4年くらいが限度かな…と思います。

そんな中、四季折々の田園風景と草花を楽しめた坊の島の田圃でしたが、

思いがけずも箕面の新しい中心の直近の場所になってしまって、

この風景もあといつまで・・・と思うと、淋しくなります。