
◎映画「国宝」の主役を演じた俳優の吉沢亮さんが表紙の週刊誌「AERA」の6月9日号には、講談師の神田香織さんが6頁に渡って取り上げられていて、その記事の最初に触れてあるのが「はだしのゲン」です。
「女性の社会派講談師として異端視されながらメディアでは脚光を浴び、反戦・反核などをテーマに新作講談を制作し語り続けてきた。講談師として、統合失調症の子を持つ母として、語ることを止めない」と紹介されていますが、神田さんが「はだしのゲン」を語り始めたのは1986年、「それから37年が経過しているが、よもやこんな時代が来るとは予想だにしていなかった」。

2012年(平成24年)、松江市教育委員会が「はだしのゲン」の市内小中学校での閲覧制限を求めるという事件が起きる。NHKの「クローズアップ現代」でも取り上げていましたので、詳しくはこちらで:
「はだしのゲン」はなぜ “消えた”?
初回放送日:2023年8月2日
戦後78年を迎えた今年、広島市の平和教育副教材から漫画「はだしのゲン」が削除され波紋が広がっている。原爆が投下された広島で、戦中戦後の苦難な時代を生き抜こうとする少年を描いた同作は、累計発行部数1000万以上。世界各国で読み継がれてきた。そんな「はだしのゲン」が、なぜ削除されたのか?情報公開請求で入手した膨大な改訂記録や、議論に関わった市教育委の担当者・教員たちの証言から、知られざる背景に迫る。
◎さて、AERAのこの記事の出だしを引用してみます:
淡々と、けれど確とした口調で言葉を紡いだ。
「タモリさんが昨年『徹子の部屋』に出演されて「2023年は、新しい戦前になるんじゃないか』とおっしゃいましたが、私は今回のような動きを見て、日本はもう戦中にあると感じています」
2023年2月16日、広島市教育委員会が、長年にわたって平和教育教材「ひろしま平和ノート」に引用掲載されてきた漫画「はだしのゲン」を削除したと言う一報を受けた直後に聞いた神田香織のコメント第一声だった。冷静な中に小さな怒気さえ孕んでいた。
「お話にもならない理由で中沢啓二さんという戦争被爆者自身が描いた世界的な反戦作品が、お上によって一方的に消し去られていく。どんな詭弁を弄そうとも、これは教育が政治の圧力に侵されてしまったことに他なりません。戦争は教室から始まるというではないですか」
◎来月にも国政選挙があるという今、政治的課題は貧困問題やお米をはじめとする農政、物価、医療や保険と様々ありますが、教科書から「はだしのゲン」が消された日本に生きている私たちであることを忘れてはいけないと思います。戦争か平和かの問題こそ大きなテーマであることを忘れないで、大事な選択をしたいと思っています。
★朝ドラ「あんぱん」。いよいよ『戦争』が描かれています。二度と再び繰り返したくない時代であり、繰り返してはいけない時代です:
☆↑このシーンで海軍兵となった弟の千尋が兄の崇に語る言葉が印象的です。
「この世界に、戦争が無かったら、
愛する国のために死ぬよりも、愛する人のために生きたい。」
★さて、6日の公開日に観て次の週の火曜日に2回目を鑑賞した映画「国宝」の興奮がまだ冷めない今日この頃ですが、観た方たちのツィートも賑わっています。少し取り上げてみます:
★「国宝」監督の李相日さんの言葉:
★「平成生まれで大河主演している2人」、そうなんですね、大河ドラマの主役を20代で務めているのは今のところ、吉沢亮と横浜流星のお二人だけ?らしいです:
★「うちに国宝おりますが」と言える家族、といえば・・・人間国宝を家族に持つ歌舞伎俳優一家の方のツィートが話題に:



