「おとじろうとらいるの日々」さん、モンサントの勉強会を取り上げた3月5日の記事「モンサントの不自然な食べ物とパブリックコメント」(http://blog.rairu.com/?eid=1072)を紹介します。(パブコメ3月6日締め切りは間に合わずでした)
「モンサント」という種と肥料の会社ですが、何年か前にNHKがこの会社を取り上げて放送していたように思います。遺伝子組み換えで出来た種を買った農家はこの会社の肥料とセットでないと育たず、一旦手をつけてしまうとこれ以外の作物は育たないという。食の安全性から言ってもまだまだ分からないことが。
えっ、パブリックコメント明日まで!
モンサント社の話は、映画を観てから勉強しようと思っていました。しかし、なんと、もう身近に迫ってきていました。
今日、こんなメールが来ました。
モンサントのジカンバ耐性遺伝子組み換え大豆に関するパブコメ
というのが明日6日締切で募集中です。
「アメリカでも中国でも承認されないから、日本で先に」ということだそうです(怒)
詳細↓
http://blog.rederio.jp/archives/1801
簡単に言えば、『あらゆる食物を枯らせてしまう強力な農薬に耐えられる遺伝子組み換え大豆の承認するという話らしいです。
これが、認められれば、その畑では、じゃんじゃん農薬が使われ、モンサント社の遺伝子組み換えの大豆しか育てられなくなる。』ということらしいです。そして、それによる環境汚染、人体への影響は計り知れないことになるのです。
引用した記事の中にある「ジカンバ」というのはベトナム戦争で使われた枯葉剤に関係があるのだとか。少し引用してみますと:
ベトナム戦争の枯れ葉剤作戦で使われたジカンバ
ジカンバはベトナム戦争の枯れ葉剤作戦(Operation Ranch Hand)でも2,4,5-Tや2,4-Dなどとともに使われていた(The History of Agent Orange use in Vietnam PDF)。英国のNGO、ISISによると、ジカンバはDNAを損傷し、突然変異のテストにおいても遺伝毒性があり、2,4-Dとも似た構造を持ち、土壌に留まらず地下水を汚染することで広範囲に影響を与える危険があるという(ISIS:Ready for Dicamba Ready GM crops?)。
現在もジカンバは農薬として使われている。しかし、無制限に使えば、すべて枯らしてしまうので、刈らせたくない作物や花には影響を与えないように限定的にしか使うことができない。ところがこのジカンバ耐性遺伝子組み換え大豆が登場すれば事態は一変する。このジカンバ耐性遺伝子組み換え大豆はジカンバをかけても枯れない。広大な大豆農場一面にこのジカンバが撒かれることになる。逆に言えば、その広大な農場は大豆しか生きることができない、ほとんどの植物が死ぬ空間になるということである。そして広範囲の川や地下水が汚染されるだろう。
☆☆☆おとじろうさんの引用文中(詳細は→)で紹介されているこちらのサイト「Tomo's blog」が引用先:http://blog.rederio.jp/archives/1801
関連記事にも興味深い項目が並んでいますので、是非サイトを訪ねてみてください。
おススメは受け入れるとどうなるのかが良くわかる「モンサントはいらないーOccupyモンサントに寄せて」:http://blog.rederio.jp/archives/1130
←今朝「shuueiのメモ」さんで見つけた記事です。
写真の男性の掲げているフリップに日本語が! (背後には巨大ポスター!)
「あなたのビジネス=私のリスク」
早速写真と記事をコピーしてみました。
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米GE社に抗議行動=グリーンピース
7日、ブリュッセルにある米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)の建物に抗議のポスターを張る環境保護団体グリーンピースの活動家ら(EPA=時事)
【ブリュッセル時事】東京電力福島第1原発の原子炉製造に携わった米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)に抗議しようと、環境保護団体グリーンピースの活動家らが7日、ブリュッセルにあるGEの建物に「あなたのビジネスはわれわれのリスクだ」と書いたポスターを張り付けた。
グリーンピースは同日の声明で「GEは福島原発に主要な設備を提供したが、事故の賠償責任を免れている。日本の多くの人々は妥当な補償を得ていない」と訴え、原発に依存する欧州諸国でも、こうした事態が起きる可能性はあると強調した。(2013/03/07-22:16)