金曜デモと”世界の常識からかけ離れる日本人”


◎「特別な1日」さんの金曜デモのご報告、今回のタイトルは、<『自分だったら、どうしよう』と0403 再稼働反対!首相官邸前抗議
うららかな春の日の金曜官邸前、SPYBOYさんも「今日の東京は風が強くてまるで春の嵐のようだった。これで桜もほぼおしまいだろうけど、桜吹雪が舞い散る中を歩くのは気持ちがいい」と書いておられます。

ということで、今週も官邸前へ。

今日の東京の晩は暖かった。文字通り、うららかな春の宵だ。時折桜の花びらが舞い散っている。抗議の参加者は官邸前500人くらい、国会前500人くらい、併せて1000人くらいだろうか(主催者発表1200人)。

◎『ということで…』の前の記事からは、タイトルにも書かれている”自分だったら、どうしよう!”について一部コピーです。


物事を考えるには、『自分だったら、どうしよう!』という視点が必要だと思う。そういう視点があることで意見や考えが他人事ではなく、現実味を帯びてくるからだ。立派な大企業のサラリーマンの話より、小さくても自営業の人の方がたいてい面白いじゃないか(笑)。それはやっぱり、自営業の人は何でも自分の事として考えているからだ。

ボクも含めて誰もが知識を十分に持っているわけではないけれど、そこで無知に胡坐をかいたまま文句だけ言ってるのがサイアクだと思う。

                 
憲法9条だけ守っていればいい』と『改憲して国防軍を作れ』,
『(コストのことは考えてないけど)原発を今すぐやめろ』と『(避難計画もまともに立ててないけど)安価なエネルギー供給のために原発を再稼働しろ』 。これらは現実を考えていないと言う点で、どちらもそっくり、まるで双生児のようだ。経済にしろ外交にしろ、アホとアホとが絡まりあって国民や政治家の間で強硬論が台頭し、為政者側も止められなくなった挙句 無謀な戦争に引きずり込まれたのが戦前に起きたことだ。

★写真を2枚お借りしました。全文は是非コチラで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20150403/1428069138
◎しばらく更新のなかった内田樹氏のブログが更新されました。
ル・モンドの記事を引用する前の部分をコピーです。

「沖縄の孤独な戦い」ル・モンド


ル・モンド』が3月25日に「沖縄の孤独な戦いと題するレポートを掲載した。
ヨーロッパから見た沖縄の状態についてのレポートである。ヨーロッパからは日本は「こういうふうに見えている」ということである。
とくに、最後の方の「日本政府の無関心が沖縄独立気運を強めている」という観察はたぶん欧米の読者には腑に落ちる説明だろう(植民地においての無数の苦い経験が彼らにはある)。
なぜ日本政府がそのような愚かな選択に固執するのか、その理路が記者にはどうしても理解できないようだ。
日本のメディアでは自明として扱われていることが、海外メディアからは理解不能であるという場合に、対応は二通りあるひとつは海外メディアは「何も事情がわかっていない」と無視することひとつは「事情がわかっていないのは自分たちかもしれない・・・」と疑ってかかること
知的負荷が大きいのは後者である。 

★☆全文はコチラ<「沖縄の孤独な戦い」ル・モンド>:http://blog.tatsuru.com/2015/04/03_1842.php

◎「もうすぐ北風が強くなる」(4/3)さんの「AIIBの流れを読めない日本、恣意的な力に眼も耳も奪われている」はダイヤモンド・オンラインの4月2日の記事を取り上げています。
紹介されている「日本は中国に対する冷静さを欠き、AIIB加入問題で流れを読み間違えた」と言う記事の中でも、内田氏が懸念されている問題が出ています。

アメリカのピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)が2011年、「中国は超大国としてアメリカを追い抜くか」という設問に関する調査を行ったことがある。

「追い抜く」と思う被調査者と「追い抜かない」と思う被調査者のパーセンテージはそれぞれ次のようなものだった。


過半数の日本人だけが「追い抜けない」と中国を見ているこの調査データを目にした孫崎さんは驚いた。そして、次のように警告を出した。

「日本が正しくて、世界中が間違っている」なら、いいが世界中が正しくて、日本だけが、間違っているのだとすると、これは大変に深刻です。
 隣に『世界で最も大きい、超大国が出現する』という事態を、多くの日本人が予想していないわけだ

★全文は是非コチラで:http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-2778.html