<苗木を植えて3年目の我が家のリラ(ライラック)の花が細い枝がしなるほどの大きな花をつけています>(2つ目です)
◎「通販生活」2016年夏号の「特集・7月参院選挙(もしかして同日選挙)]の記事:
自民党支持の読者の皆さん、
今回ばかりは野党に一票、
考えていただけませんか。
5人の方たちがそれぞれの立場から「野党に一票の理由」を書いておられます。
まず、弁護士の太田啓子さんの記事から書き移してみます:
自民党の「憲法改正草案」を読んで唖然・・・
皆さん、ぜひこの草案を読んでください。まるで戦前国家への回帰ですから。
太田啓子さん(弁護士)
安倍政権のホンネは「憲法改正」です。具体的に現在のどの条文をどんな内容に変えるのか、まだ明確にはしていませんが、おそらく、12年4月に発表した自民党の「日本国憲法改正草案」(以下、草案)を基本としたものになるでしょう。
「憲法はごくごく常識的な国民の権利を謳っているものだから、九条の『戦争放棄』を除けばどのように改定しても日々の暮らしにはあまり関係してこないんじゃないの」とのんびり構えている人がいるとしたら、それは大変な間違いです。草案は現在の「憲法」の在り方をそっくり変えてしまおうと主張しているのですから。
現在の憲法は、「憲法は権力の暴走を止めるためのもの」としてつくられています。
現行憲法の第99条には、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」と規定されています。「国民」は憲法尊重擁護義務を負っていません。憲法を守る義務を負うのは権力側で、国民は権力側に憲法を守らせる立場なのです。
こうした、憲法によって国家権力の暴走に歯止めをかけて個人の権利・自由を守ろうとする考え方は「立憲主義」とよばれていて、近代国家に共有される考え方です。
自民党は、国民が憲法により国家権力を縛るというこの99条が気に食わないのですね。草案の102条で「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」と書いています。安倍首相も国会答弁で「憲法は国家権力を縛るものだという考え方はある。しかし、それはかつて王権が絶対的な権力を握っていた時代の主流的考え方」(14年2月3日)といった発言をしていました。
草案は立憲主義を軽視しています。国の主人公は国民でなくて国家です。現行憲法前文の各段落冒頭で「日本国民は」「われらは」と書かれている主語が、草案の前文では「日本国は」「我が国は」となっています。
自民党が出している『改正草案Q&A』によると、人間は生まれながらに人権を持つという天賦人権説は西欧の考え方で日本には合わないから採用しないと明言しています。
草案には「人権への制約」がとても多いのです。現行憲法では人件が制限されるのは、同じ価値を持つ他人の人権とぶつかる場合、つまり「公共の福祉」を侵害する場合だけですが、草案ではそれがすべて「公益及び公の秩序」に置き換えられています。「社会秩序に反する」の一言で個人の人権を制限することができてしまう発想です。
さらに注目していただきたいのが、安倍自民党が最初の改憲テーマにするとしている「緊急事態条項」(草案98・99条)の創設です。災害や戦争などの「緊急事態」に国家の存立を維持するため総理大臣などに一時的に権限を与え、通常なら許されない人権の制約を認める規定です。「外国の憲法にこうした規定が必ずある」とよく言われるので、つい、「いいんじゃないの」と思いがちですが、自然災害のおおい日本では、外国の憲法に書かれているような緊急内容はほとんどすでに法律に含まれています。わざわざ憲法に付け足す必要性は乏しいのです。
さらに草案では、この「緊急事態」の発動要件が非常にゆるくて、発動期間も事実上無制限に延長できるのが特徴です。その間、内閣は「政令」という形で事実上の法律を制定・改定できるし、大臣や国会議員もいつまでもその地位にいられます。草案の「緊急事態」は権力側の使い方次第で政府の”独裁”を許してしまう可能性が高い条文だということを覚えておいてください。
もっとも、安倍首相は「緊急事態」の条文にひそむ危機性についていくら質問されても、「より平和で安全になるための憲法改正」といった抽象的な説明しかしないかもしれません。権力側の発する言葉の奥にある本音を理解するためには、受け手である私たちが権力側の言葉を疑ってみる姿勢が大切です。
おおた・けいこ/国際基督教大学卒業、2002年に弁護士登録。「明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)」の一員として、「憲法カフェ」や「怒れる女子会」などの場で、憲法や立憲主義を伝える活動を積極的に行っている。
◎これは、21日(木)のツィートです。安倍内閣は、現憲法を守るより、自民党の改正憲法草案に従っているような内閣だと思います。国民より国家が大事な方たちのすることですから、こういうことになるのですね。
フジヤマガイチ @gaitifujiyama ·
・政府現地本部長交代 暴言続き地元がNO、事実上の更迭:ニュース:九州経済:qBiz 西日本新聞経済電子版 | 九州の経済情報サイト http://qbiz.jp/tb/article/85364/1/ …
・記事抜粋『松本氏は食事におにぎりが配られたときに「こんな食事じゃ戦はできない」と不満を口にした。避難所への支援物資配布を巡って「物資は十分に持ってきている。被災者に行き届かないのは、あんたらの責任だ。政府に文句は言うな」と、地元の自治体職員に声を荒らげたこともあったという』
・そして今日のこの時間まで政府には緊急災害対策本部もなく、激甚災害指定もされず、総理も防災担当大臣も現地入りしないうちに、唯一現地入りしていた担当の副大臣が暴言を連発して更迭されることになろうとは、思いもよらなかった
(Yさん宅の生け垣のナニワノイバラの白い花と、黄色のモッコウバラ)