憲法から満蒙開拓団、もんじゅから稲田疑惑、甘利問題から「シン・ゴジラ」、などなど


◎今日は8月15日、終戦(敗戦)の日です。天皇陛下は「お気持ち表明」後、初めての皇居外でのお仕事。戦没者追悼式に。そして、SEALDsが解散。去年、大阪の靭(うつぼ)公園の戦争法案反対集会では、シールズ関西の学生や高校生に交じって、山口先生も参加されていました。若者たちへの先生の謙虚で優しい感謝の言葉です:

内田樹さんがリツイート

山口二郎 ‏@260yamaguchi · 45分45分前

SEALDs解散の件彼ら、彼女らの言葉に何度も魂を揺さぶられた。いつも講義で学生向けに教えている自由や民主主義を自分自身でどこまで信じてるのだと問いかけられたような気分だった。ありがとうと言いたいついでに選挙での野党結集も彼らなしにはあり得なかったろう。

◎「苫小牧福音教会 水草牧師のメモ帳」さんが紹介されていた分かり易い対比表です。
矢印を逆にすると、安倍自民党憲法草案になりますね。天皇陛下が、こんな時代に戻ってはいけない、天皇が戦争に利用されることがあってはならないとお考えになるのも無理ありません。本当は、国民がこんなことを許してはいけないんです。

東京新聞に載っている幣原元首相が憲法九条を提案したというこの話を初めて知ったのは、水草牧師さんが小海(長野県)におられた頃のブログでした。「ペンの力の人たち(「朝日」の記者たち?=大手全国紙の記者たち?)」は、鳥越氏のインタビューには噛みついても、こちらの問題はなぜ取り上げない?

内田樹さんがリツイート
インドア派キャンパー ‏@I_hate_camp · 10時間10時間前

#ペンの力 の人たちはなんでこれはスルーなの?


内田樹さんがリツイート

もうすぐ33歳 ‏@ishincheck · 8月3日

都議会の対応は決して評価できないが、新しく選ばれた小池百合子を正義、都議会を悪とする構図を作り、小池百合子を応援する在京テレビ局の伝え方はマズイ!大阪と同じ過ちを犯してしまう。
今すぐ『誰が「橋下徹」をつくったか』を読むべき。


◎14日(日)のNHKスペシャル「村人はなぜ満州」は、戦争中に満蒙開拓のために農民を送り込んだ国策を取り上げていました。一旦動き出した国策は止められない。それが、どんなに無謀で意味のないものであっても、計画されたものは完遂するしかない。しかも、関わった役人たちは無責任、敗戦後も反省さえしていない。「無理やり取り上げた土地で中国人とはたしてうまくやっていけるか?」と当初は悩んでいた村長も、援助金の出る国策を受け入れ、何とか一軒一軒説得して、割り当ての半分近くの農民を送り出した村長は敗戦後、村民のその後を調べ歩いて、国の無責任を知り、その無残な末路に耐えかねて翌年の7月下旬に自殺。送り込まれた村民は、働き盛りの男たちは兵隊にとられ、残された年寄り女子供は関東軍に見捨てられ、関東軍が追い出していた土地の中国人たちの復讐を恐れて集団自決に追い込まれる。ただ一人生き残った当時15歳の少年は少なくとも20人の子どもの首を絞める手伝いをした、忘れたくても忘れられないと語る。
こんなひどい話があるだろうか…こんな無責任な国策があるだろうか・・・ありますね。原発再稼働政策やもんじゅの存続自体が無責任ですが、そのうえ、こんなことが・・・。まるで、まったく、同じです。まだやめられない!

山崎 雅弘 ‏@mas__yamazaki · 3時間3時間前

福井県にある高速増殖炉もんじゅ」で、トラブルを示す警報が出ていたにもかかわらず約半年間も適切な対応が取られていなかった(日テレ)http://bit.ly/2aDHtca もんじゅ」で大事故が起きれば、放射能汚染の深刻さは福島第一の比ではないが、いつ起きても不思議じゃない。

もんじゅ」警報鳴るも適切に対応せず

高速増殖炉もんじゅ」で、使用済み燃料プールの水質悪化を知らせる警報が出ていたにもかかわらず、約半年間も適切な対応が取られていなかったことが分かった原子力規制委の田中委員長は「アラームが鳴っているのに対処しないのは想像を絶する」と述べた。

原発関連をまとめました:

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金子勝 ‏@masaru_kaneko · 9時間9時間前

必要性がない四国電力伊方原発3号機を再稼働させた。だが、電力供給は十分に足りており、原発コストが高いこともはっきりしている。昨年で2,3兆円に達した安全対策費もまだ膨らむ。原発を再稼働する根拠はない結局、原子力ムラを養うためhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160813-00000003-asahik-bus_all

原発必要」揺らぐ根拠 電力大手、需給に余力・業績も回復 伊方再稼働
朝日新聞デジタル 8月13日(土)5時30分配信 (有料記事)



四国電力伊方原発3号機(愛媛県)が再稼働した。電力業界は需給や経営を安定させるのに「原発は欠かせない」として、審査中の原発の再稼働を進める方針だ。だが、原発事故を受けて企業や家庭の節電が進んだ結果、エアコン利用が増える猛暑でも夏の電力は安定。原油安で業績は改善しており、再稼働の根拠は逆に揺らいでいる。▼1面参照

 2011年3月の東京電力福島第一原発事故をきっかけに、大手に対する電力需要は減っている。節電が定着したことに加え、新電力への切り替えが進んだためだ。15年度の需要は5年前より約13%減。ピーク時でも電気を十分に供給できることから、政府はこの夏、震災後で初めて「節電要請」を見送った。……

◎稲田防衛相が毎年必ず行っていたという靖国参拝を今年は自衛隊の海外拠点ジブチ視察を重ねて、参拝の方は自粛。これで中韓、保守右翼の批判をかわしました。ところがこんな疑惑が:

内田樹さんがリツイート


小二田 誠二 ‏@KONITASeiji · 2時間2時間前

赤旗、LITERAと来てBIGLOBEネットではこういうひろげかたがあるんだけれど、さて、新聞・放送は如何に。稲田朋美防衛相に領収書偽造が発覚、なんと520万円分! マスコミはこの重大疑惑を報じることができるのか

内田樹さんがリツイート

(http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0814/ltr_160814_2493534614.html)

◎この方もまだ逃げています:

内田樹さんがリツイート
klee ‏@catal3 · 8月12日

kleeさんが早雲をリツイートしました
一般の犯罪者なら、病気回復と共に逮捕されるでしょう。筋の通らない検察の処置で逮捕は免れても、証人喚問は当然です。http://mainichi.jp/articles/20160404/dde/012/010/002000c

睡眠障害」を理由に国会から逃げたのだから、病気が治ったら証人喚問すべきです。http://goo.gl/DO1Qvh金子勝http://sun.ap.teacup.com/souun/20529.html

特集ワイド
甘利問題、逃げるが勝ち? 違法性疑念、しっかり説明必要

毎日新聞2016年4月4日 東京夕刊(http://mainichi.jp/articles/20160404/dde/012/010/002000c)


 「政治とカネ」の問題で、甘利明衆院議員が経済再生担当相を辞任してから2カ月が過ぎた。辞任を表明した1月下旬の記者会見では「さらに調査を進める」などと述べたが、いまだに追加説明はない。それどころか「病気」を理由に国会に姿を見せていない。これで国会議員の重責を果たしていると言えるのだろうか。【葛西大博】

◎こんなことも:

内田樹さんがリツイート

ひろみ ‏@hiromi19610226 · 8月11日
考えられない

◎安倍首相は山口県へ。プーチンさんを山口に招待すると言ったとか:

内田樹さんがリツイート


孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru · 8月13日

TPP:嗚呼!日本国首相のレベル、「安倍首相は父晋太郎の墓参り。首相は記者団に”TPP批准や補正予算成立目指し全力尽していく事をお誓いした”」記者に『次期大統領候補共和党トランプ反対、ヒラリーも当選後も反対している中どうしてTPP成立するのか」と聞ける者いない。安倍隷属の記者。

時事通信の8月の世論調査の結果、「安保関連法の理解が進んだとは思わない人が76%」だとか。これって、「理解が進まず」なんじゃなくて、『理解したうえで』賛成できないという意味なんじゃない?

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山崎 雅弘 ‏@mas__yamazaki · 19時間19時間前


時事通信の8月の世論調査で、昨年9月に成立した安全保障関連法の内容について理解が進んだか尋ねたところ、「進んだとは思わない」と答えた人が76.0%に上った(時事)http://bit.ly/2aRSS5G 「また、同法成立により、日本が海外の紛争に巻き込まれる危険が『高まったと思う』との回答は55.9%だった。
◆同法に対する国民の理解が進まず、懸念が根強い実態が浮き彫り」「自民党支持層に限っても(安保法への)理解が『進んだと思う』は15.1%で、『進んだとは思わない』が68・6%と大きく上回った」「安倍政権は安保法により『抑止力が高まった』と強調しているが、調査では、海外の紛争に巻き込まれる危険について『高まったとは思わない』と答えたのは27.1%だった。自民党支持層でも『危険が高まったと思う』が46.2%で、『高まったとは思わない』の39.1%を上回った」今後も丁寧に国民に説明する、という約束も首相は守らない。

◎これから見たいと思う映画「シン・ゴジラ」について:

内田樹 ‏@levinassien · 14時間14時間前


▼お盆の締めに奥さんと『シン・ゴジラ』を見てきました。いやー、これは面白いわ。属国日本がアメリカの干渉を押し退けて東京をゴジラアメリカから救うことでちょっとだけ主権を回復というストーリーが実に切実かつリアルでした。

▼「日本はアメリカの属国で、主権国家ではない。だから、いかにして主権を回復するかが国民的課題である。そのためにはアメリカ以外の国からの国際的支援が必須」という国家戦略が政治家と官僚に常識として共有されている「夢のような日本」が舞台。さすが庵野秀明

▼現実の日本にはいるはずのない頭がよくて性根のすわった政治家と官僚を主人公に据えたという点に庵野秀明の批評性が際立っていました。実に仕掛けの多い映画です。

☆写真は、唐池公園の夾竹桃と、もう青い実が見えるスズカケの木