共謀罪についてと新春コンサート

◎まず、危険な共謀罪について内田樹氏のツィッターからリツィートを:

The daily olive news ‏@olivenews 1月8日


共謀罪」政府法案、通常国会に提出へ 過去3回はいずれも廃案にhttp://www.huffingtonpost.jp/2017/01/06/conspiracy-bill_n_14012992.html 
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2006年成立確実になるが採決一時間前に小泉総理が「私は『平成の治安維持法』を作った総理になりたくない」と述べ廃案に


メディシス ‏@Medicis1917

制定時は「共産主義者無政府主義者しか対象にならない」とされていた(それも大問題だけど)のに、結局は政府が反政府的と見做したもの全てが適用対象となっていったのが治安維持法の実態。今回の共謀罪も「一般人は対象とならない」とされているが、一般人の定義が不明瞭だし後からどうとでもなる

◎今年も年末に夫がチケットを買って、7日の土曜日は2時からメープルホールでモーツァルトということに。
昨年の新春コンサートはバッハでした。去年も箕面出身のファゴット奏者の久住雅人さんが司会というか案内役でした。
この久住(くすみ)という苗字には思い出が。北小学校の生徒だったころの校長先生が久住先生でした。5年生や6年生の歩く遠足で、かなり遠方の止々呂美や服部緑地まで歩かされたりしました。また体育の授業で雪が降れば校庭で雪合戦したり、理科の授業では田圃の稲の観察に出かけたり、図画工作の時間には滝道を歩いて滝まで行って落ち葉を拾って画用紙にはりつけたり。後年、担任の先生から校長先生がとにかく歩け歩けの方針だったと聞きました。きっと久住さん、この校長先生の一族の方では…と思っていたら、”母親が南小の先生で”というお話があり、やはりそうじゃないかと思いました。

さて、午後からコンサートがあるというのに、夫は山に惹かれて、昨日の鍋の残りを温めてステンレス容器に詰め、パンを焼いて、箕面の山へ出かけてしまいました。あまり時間はないよ、と出がけに声をかけたのですが、山が呼んでるんですね。明日雨の予報だから歩ける今日のうちにというわけです。
案の定、1時を過ぎても帰らないので、チケットをテーブルの上に置いて1時半に家を出てメープルホールへ。真ん中より前の左側の席に座って、トイレへ。戻ってくるとき、真ん中通路側にいたTさんに声をかけられました。ご主人は仕事でお一人でした。去年はご夫婦ご一緒でしたが、旦那同士が山仲間で”お任せ鮮魚”仲間です。
前半が終わったところで、後ろの席から降りてくる夫と会い、夫もTさんと新年のご挨拶。二人で外へ出たところで今度は酒屋のUさんの奥さんに会いました。ご主人は糖尿病とガンのため数年前に亡くなられ、ご主人の家業だった酒屋も廃業。
それからTさんは、合唱団に入り歌い始めたとか。テノールで独唱された箕面在住の小餅谷哲男さんが、歌い始めたころの合唱の指導者だったそうです。箕面の合唱団の合同コンサートで混声合唱団の夫も舞台に上がっているので、「知ってるわよ〜」と仰っていました。一時は深刻な様子の奥さんを知っていた夫も「元気になられてよかった、見違えるほどです」と喜んでいました。私より少しお姉さんの元気なメリーウィドウの誕生です。

20分の休憩後の後半はファゴットとチェロの演奏から始まりました。
最後に演奏された曲・セレナード第6番「セレナータ・ノットゥルナ」(K.239)の第3楽章は珍しくティンパニーのソロ部分があって、久住さんの解説でも「めったに演奏されない曲を今日生で聴かれた皆さんは幸運です」と言われました。
演奏者の皆さんは大阪フィルのメンバーか元メンバーの方たち。息の合った演奏で、女性陣のドレスを見ているだけでもお正月気分になれます。
アンコールは3曲。一曲目はアヴェ・ヴェルム・コルプス、二曲目はモーツアルトの子守歌。小餅谷さんのテノールが響きます。子守歌は日本語でも歌われました。三曲目は賑やかなアイネ・クライネ・ナハトムジーク
三回目の新春コンサート、私たちは二度目でした。コントラバスの左横が久住さん。