お茶飲み話と3日の「モリ・カケ追及第2弾 国税庁包囲&納税者一揆デモ」

2月の学生時代の友人たち来宅から、長男の帰省、それにお茶の稽古や古典講座にとバタバタして、やっと昨日、借りていた本も返したいし、渡したい雑誌もあるしということで、お昼前、Sさんに電話。「今日は、午後空いてる」ということで、久しぶりにお茶飲み話です。
Sさんの方でも積もる話が一杯。まず、喪中はがきを見せて「これ読んで」。「夫は家族を愛し一生懸命所仕事に取り組み誠実な生涯を終えました」という二行が普通の欠礼はがきと違います。差出人の住所は新潟県です。お話によると、これがすごいお話です。

「小学4年生の時、風船を飛ばした、その返事の一つが新潟から来た。その人と、年賀状だけのお付き合いが続いていた。そして年末に、このはがき。亡き夫のことをこんな風に書けるって、どういう人だろう・・・と思っていたら、手紙が来て、大阪へ行くので会いたい」・・・と。
電話番号を知らせたら、電話がかかってきて、3月29日に会うことになった。大阪で一泊ということで、大阪城を案内することになっているというのです。風船がきっかけに55年も続いたはがきのやり取りのお互い顔も知らない相手とのデイトです。丸でよくできた作り話みたいな本当のお話です。

そのほか、積もる話を色々話しているうちに、ご主人がパソコンを買い替えて、まだ扱いに慣れないので、このところパソコンに触らないようにしている、3人のお客さんは?ということで、この頃からブログは読めてないとのこと。それで、パソコンを開けてブログの写真を見ながら、今度は、私の側の報告です。
金曜デモでSPYBOYさんのブログを訪ねると、更新されていて、モリカケ一揆のデモの写真が飛び込んできました。この写真のプラカードがいちいちもっともで、これは、なかなか面白い?デモだったようです。
Sさんとは、その後も、お互いの息子たちの消息や、息子世代の働き方と私たちの頃の比較や、森友の話など、ボヤキながら、コーヒーを淹れ、お抹茶を点てました。お雛様のお茶碗は、何年か前、Sさんから譲られたものですので、それを使いました。この日は1時間半で早めのお開き。本を交換して、じゃまた明日ヨーガででした。
◎さて、3月3日の”モリカケ一揆デモ”です。


(プラカードの写真をコピーしてトリミングさせていただきました・引用元:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20180305/1520244258
◎SPYBOYさんの記事によりますと、個人の方(東大名誉教授の醍醐氏)が呼びかけたデモだそうで、3日は第二弾でした。

醍醐聡東大名誉教授らが呼びかけた「モリ・カケ追及第2段 国税庁包囲&納税者一揆デモ」です(3月3日、モリ・カケ追及第2弾 国税庁包囲&デモ、やります: 「醍醐聰のブログ」:http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/332-a9c6.html」)。確定申告に合わせて行われた前回2月16日の国税庁包囲デモは行きたかったけど、平日で無理だったので。


◎醍醐さんのブログに書かれている「行動呼びかけの理由」がよいので、コピーです:

主権者の意思が通じない安倍政権


 森友・加計問題の原点は教育勅語を使った「忠君愛国」教育に肩入れしようとした安倍夫妻の「お友達」への国有財産横流しの問題(ウソ八百ではなく)「ウソ八億」だったが、この疑惑を究明するべき国会審議の場で浮き彫りになったのは、国権の最高機関たる国会や会計検査院の監視など、どこ吹く風で、安倍政権がやりたい放題の傲慢政治を改める気配が全くないという現実に行き着く(安倍首相、麻生財務相の「適材適所」発言はその極み)。閣僚、与党(議員)もそうした政権運営をチェックする動きは全くなく、ただの「頭数」に成り下がっている。


 これは森友・加計問題に限ったことではなく、相対多数の国民が反対する原発再稼働、消費税増税、あるいは沖縄県民の過半が求める基地撤去、危険な米軍飛行の中止、日米地位協定の抜本改革などに政府が背を向け続けるで、状況と軌を一にしている。 
 野党は時に、独自の調査に基づく追及をするが、大半はマスコミ報道の使い回し政府の木で鼻をくくったような逃げ切り答弁にいなされる状況が続いている。不真面目な答弁が繰り返されるなら、「では時間がないので次の問題に」と言わないで、「質問に答えない答弁では審議は続けられない」となぜ突っぱねないのか?


選挙の結果は一括白紙委任ではない


 このような安倍政権でも世論調査のたびに相対多数が支持しているではないか、と言われるかもしれない。代わりの受け皿となる政治勢力が生まれない現状こそ、深刻な問題ではある。
 しかし、選挙結果は多数党(が組織する政権)への一括白紙委任ではない。そうなら、国会の予算・決算審議もいらないし、法案審議もいらない。会計検査院の検査もいらなくなる。司法も含め、三権の分立さえ、否定されかねない。
 今の国会、政権運営を見ていると、議会制民主主義の仮面をかぶった独裁・専権政治と言っても過言でない状況である。



主権者の意思を糾合した行動しかない


 こうなると、主権者である市民が政権と国会に向かって、独自に数の力を糾合して直接、意思を突きつけ、民意の怖さを見せつけるほかない。それには、1回の行動でおしまいではなく、第2弾、第3弾と、「あきらめない主権者の数の意思」、結果にこだわる意思を誇示するほかない。そして、そうした政治参加の経験を通して、今の政権に白紙一任となってしまってよいのか、多くの国民が主権者として考え、議論を交わす機会を持つことがなによりも大切だと思う。主催者の呼びかけにすべて同意というわけでない方も参加していただいて、互いに自分と違う意見と出合い、すり合わせ、互いの持論を見直す機会にしていただければ、それほどありがたいことはない。


 私が参加する「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」が「モリ・カケ追及! 第2弾」を呼びかけるのは、こうした理由からだ。
 今回は週末の土曜日。平日に行った第1弾に参加できなかった方々も、ぜひ、参加くださるよう、呼びかけたい。