2日（木曜日）の夕方のABCテレビのニュースを見ていて、夫と二人で仰天したニュースが飛び込んできました。夫がまず、「バカかっ！」。私が「アホやね〜！」「よくこんなこと言えるな〜。バカよね〜。」と二人して呆れ果てました。こんなふざけことを言う市長、教育を何と心得る！ 教育者を何と思ってるの、そんなことで成績をあげようとするなんて、ほんとにバカですね。サンフランシスコ市との姉妹都市提携についても慰安婦像設置するなら縁を切ると最後通告を送ったそうです。お子様の発想です。大人の考えや行動ではありません。恥ずかしい大阪維新の府政や市政。それでも、未だ府民は維新を支持し続けるのか・・・目を覚ましてほしいです。
「万年最下位でいいと思うなよ」 学力テストの結果に大阪市長が激怒8/2(木) 20:26配信
学力テスト結果に激怒 来年は教員評価に反映も全国学力テストの結果で、大阪市が政令市の中で2年連続で最下位だったことを受け、吉村市長が激怒しました。
吉村大阪市長は、会見で「私自身は非常に危機感を感じています」「万年最下位でいいと思うなよ」と述べました。今年度の全国学力テストで、大阪市は小6・中3ともに2年連続で政令市で最下位の成績でした。これを受け、吉村市長は来年度のテストから学校ごとに数値目標を設定し、達成できたかどうかを校長・教員の人事評価や給与に反映させるとの考えを明らかにしました。今後、市の教育委員会などとも議論して決めるということですが、全国学力テストの結果を教員の人事評価に用いるのは、全国でも例がないということです。
●山崎氏のツィッターが早速突っ込んでいます。この通りだと思います！
山崎雅弘
わけがわからない。「いいと思うなよ」とは誰に向かって言っているのか。学校の職員か、親か、生徒か。
（続き）偉そうに誰かを恫喝している吉村洋文氏は、2015年から大阪市長を続けているのだから、2年連続で最下位なら、市長の任期中に起きた事態として責任が生じる。何を他人事のように責任転嫁しているのか。前任者の橋下徹氏が大阪市長になったのは2011年。大阪での維新政治７年の結果がこれだろう。
（続き）しかも「学校ごとに数値目標を設定し、達成できたかどうかを校長・教員の人事評価や給与に反映させる」とあるが、大本営の命令を達成できなかった部隊の補給物資を減らすような手法が維新の教育政策なのか。脅せば成果が出ると考えているのか。権威主義という病で、国がボロボロになっていく。
●朝日デジタルに、校長先生の反論意見が紹介されていますが、いままでだって、教育現場は維新のせいでグチャグチャ。心ある、能力ある先生は大阪から去っていくとも、豊中で中学校の先生を４０年近く務めた従弟が言っていました。橋下さんになって民間人を校長につけたり、新自由主義の成果主義を取り入れたり、本当に、グチャグチャにして、その結果が出ただけです。犠牲になるのは現場の先生であり子どもたちであり教育そのものです。
大阪市意向に校長「むちゃくちゃ」-賞与に学力調査反映
朝日デジタル 2018･08.03
小６と中３が受ける全国学力調査の結果について、校長や教員の評価やボーナスの額に反映させる意向を大阪市の吉村洋文市長が示したことに対し、林芳正文部科学相は３日の記者会見で「調査で把握できるのは学力の一側面であることを踏まえ、適切に検討いただきたい」と述べ、市側に慎重な判断を求めた。
吉村市長は２日の記者会見で、政令指定都市２０市の中で平均正答率が２年連続で最下位だったことに「非常に危機感を感じている」と指摘。正答率の数値目標を設け、達成できたかどうかを校長や教員の評価に反映させる方針を示した。「結果に対して責任を負う制度に変える」「予算権をフルに使って意識改革をしたい」などと発言した。
本来、学力調査は子どもたちの苦手な点を把握し、授業改善につなげることが目的だ。文部科学省は、各都道府県や政令指定都市ごとの平均正答率を公表しているものの「過度な競争が生じないようにすることが重要」と説明する。調査結果を教員評価に使った事例は「聞いたことがない」（学力調査室）という。
地元からは反発の声が上がる。大阪市の中学校校長は「むちゃくちゃだ。大阪市で教員をやりたいと思う人がいなくなる」。これまでの学力調査で、保護者の収入や学歴が子の学力と強く関係していることが判明しており、校長は「学力を上げるのであれば、家庭での教育力を考える必要がある。教員に対する施策よりも、所得格差を埋めることが必要ではないか」と提案する。
学力調査の専門家会議座長の耳塚寛明・お茶の水女子大教授（教育社会学）は「調査の趣旨を逸脱しており、学力の実態を把握する調査の役割がゆがめられる。結果には家庭や地域などの様々な要因が絡んでいる。ボーナスでやる気が高まるとも考えられない。教員評価に直接使うのは無謀だ」と批判する。（金子元希、根岸拓朗、編集委員・氏岡真弓）https://www.msn.com/ja-jp/news/national
●いい大人が、ミーイズムというか、こんな発言、本当に恥ずかしいですね。
内田樹さんがリツィート
▼あおむらさき
@aomurasaki_ll 8月２日吉村市長 @hiroyoshimura 「学テ最下位であることに僕が納得できる理由がない。教員の意識が変われば結果は出ると思う。」
あなたの意識を変えましょう。公立学校の予算を削って、塾クーポン（毎月１万円）をばらまいて学習塾・スポーツ教室等を潤すのではなく、公立学校に予算を付ければいいのです。
▼umikaze
@umakazesakai ８月3日
本当に、吉村は最低の市長である。
公教育の放棄とも言える塾代助成(ただのバラマキ)を、最高の政策のように主張しておきながら、結果が出ないと現場の教員に責任転嫁。
子ども一人ひとりに寄り添い、根気よく「わかる喜び」を教えてあげようと頑張っている大阪市教員が気の毒でならない。
umikazeさんが追加たこやき(大阪都構想うんざり)
@takoyaki_nice
夜回り先生（水谷修さん）が、大阪市長の吉村（大阪維新の会）に対して激怒。⇒「大阪は、生活保護や少年犯罪の数では、全国で最悪の自治体です。そんな状況を変えることのできない、大阪市長の責任。そんな環境をつくることもできない市長が、それを他人のせいとする。許されないことです。」
