曼殊沙華に揚羽蝶


23日の日曜日、坊島(ぼうのしま)の田圃彼岸花・曼殊沙華を訪ねた翌日、母にパソコンでブログの花の写真を見せました。
母は「もう彼岸花が咲いてるの?」と驚いていました。「もう終わりごろだったよ」と私。「そう、そうなの、外に出ないから分からなかった。そういえば、もうお彼岸だものね。これは、坊の島?」「そう、お父さんがお気に入りのあの田圃

そういえば、父がカメラを提げて外へ出かけなくなった96歳ごろ、今から6年程前から、父の代わりに私が小さなカメラを持って父のお気に入りの水路の傍の彼岸花を写しに行くようになり,帰るとカメラの画像で彼岸花を見せて、ブログに載せる写真を選んでもらったりしていたのでした。
この日、群生している曼殊沙華の上で、揚羽蝶が二匹、仲良く絡むように飛びながら去って行きました。
連続してシャッターを押した内の何枚かがピントが合って奇麗に撮れていました。

畑の萩や紫苑(シオン)の花にはツマグロヒョウモンが蜜を吸いに来ていました。


田圃を離れて住宅街に入り、住宅街を抜けて曲り池に向かう道の横は、
以前、鍋田川沿いの貸農園になっていて花が植えられていました。

その時のコスモスが今年も花を咲かせ始めていました。
そしてアメジストセージも。


夏の花、カンナもまだ咲いていました。

ここは、水中ウォーキングに通っていた頃、自転車をとばして通った道です。

ちょうど夫の友人夫婦と2、3年おきに3回の海外旅行に出かけたころのことでした。
足を鍛えるための山歩きは足首に故障のある私には向いていないので
水中歩行ならと、個人年金が下りてくる間の贅沢と思ってプールに5,6年通いました。

あの頃は両親とも元気で、10日以上の留守宅の世話も頼めました。
懐かしいあの頃を思いながら、曲り池に近づくと
今度は三匹の蝶が、あれ、また一匹加わって
四匹の蝶が、もつれるように睦み合いながら
高く、高く、舞い上がっていきました。
下を見ると、ここにも、一群れの
真っ赤な曼殊沙華が咲いていました