土日のデモと「踊る”母”」と「3S政策にいそしむ安倍首相」と「GHQの占領政策」

★昨日(月))の「特別な1日」さんは、土曜日の銀座「安倍は辞めろ」デモと日曜日の原宿デモのルポです。たくさんの写真が紹介されていますので、ぜひこちらで:

『#AbeOut0608』&『#0609原宿デモ』、それに映画『嵐電』 - 特別な1日

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◆在米の映画監督・想田和弘氏のツィッターで見つけた『踊る母』 の字。

ちょっとしたことで、確かにダンスしてますね! これが、思わぬ展開に!?

想田和弘 Retweeted

うどんこᙏ

@udonko3cw Jun 3

私が小学校の頃によく母が学校の書類の連絡先とかに書いてた踊る母の文字

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◆先日の東久留米日記さんのブログ。この踊る母の字からツィッター上で「父」が加わり「兄、姉、弟、妹」も加わって、しまいには猫や犬まで加わったという楽しい発展!

イラスト上手な東久留米さん、さっそく白いエプロンに登場させています!

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↑最近のツイッタの「踊る母の字」も入れた。
★★★
あの楽しい母の字に、こんな続きがあったとは。オチまで。皆さんすごいしTwitterのいいところ。
https://mobile.twitter.com/UUQjfllQ68CKPia/status/1136214351856058369

◆安倍首相は春からせっせとお花見に仲間の日本会議グループを呼んだり、吉本興業のタレントを呼んだり、人気の俳優や子役まで呼んで大騒ぎ。それなのに1万5000人を呼んだイベントについて一切の資料を処分して誰を呼んだのかわからなくしてしまったそうです。そのうえ、公邸に吉本芸人を呼んで歓談。それをマスコミがニュースにして流す。予算委員会を開かず、遊んでいたように見えますが、それは安倍政権に批判的な国民から見てのこと。安倍政権や支持者の側からみると、安倍首相はよく頑張って仕事に励んでいるのですね。

その『仕事』とは?を考えてみました。まず山崎氏のツィッターです。山崎氏も「仕事」と書いておられます。 

山崎 雅弘
@mas__yamazaki  6且9日

安倍首相が吉本芸人を首相公邸に呼んで歓談したことを「遊んでいる」「サボっている」と評する意見を見るが違うただ公邸で歓談しただけでなく、メディアを呼んでその光景を撮影させ、それを「ニュース」という体裁で全国に宣伝させた。つまり周到に計算された政治宣伝の仕事で、メディアは共犯者

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@mas__yamazaki  Jun 9

安倍首相が芸能人との会食を重ね、それを大手メディアが無批判に「ニュース」として垂れ流しで全国に報じれば報じるほど、安倍首相のイメージはアップする。好感度が上がる。安倍首相はみんなの人気者なんだ、というムードが醸成される。批判しているのは一部の変な人なんだ、という印象に誘導される。 

では、その「仕事」とは?「3S政策(さんエスせいさく)」と呼ばれるものです。

5月28日の蛙ブログのコメント欄でSPYBOYさんが、「3S政策って韓国の軍事政権がやった、国民から政治への関心を逸らす政策です。3Sはスポーツ、スクリーン(映画)、セックスだそうです。日本の場合はスポーツ、スクリーン(TV,ネット)、スキャンダルですか(笑)」 と書いてくださっています。私は、『愚民化政策』でピンときました。

韓国に限らず、ナチスも、日本の戦後では、アメリカのGHQもこの政策をとったと言われています。(引用元:3S政策 - Wikipedia)

これらを知ると、安倍政権が続けている公文書の偽造や破棄や文書そのものを残さない、統計をとらないという一連のサボタージュは、民主主義国家、法治国家の破壊活動であり、それは、すなわち「独裁国家」を成立させる過程です。吉本の重用やマスコミ要人との会食やタレントとの密着などは、愚民化という「仕事」に励んでいることになります。その結果、ともな政治はやらなくとも支持率だけは一向に下がらず、逆にあがったりもすという結果を生んでいるのでは

Wikipediaには、戦後のGHQの政策を批判する「安岡正篤」を紹介しています。

少し長いですが引用してみます。読売新聞の社主の正力松太郎がCIAのスパイだったという話は知っていましたが、朝日新聞緒方竹虎にもコードネームがあったのですね。

  第二次世界大戦後、安岡正篤は連合国軍占領下の日本での諸政策を批判するものとして使用した。

 「日本を全く骨抜きにするこの3R・5D・3S政策を、日本人はむしろ喜んで、これに応じ、これに迎合した、あるいは、これに乗じて野心家が輩出してきた。日教組というものがその代表的なものであります。そのほか悪質な労働組合、それから言論機関の頽廃、こういったものは皆、この政策から生まれたわけであります。
ー 安岡正篤、『運命を創る―人間学講話』p.39 プレジデント社、1985年

 

・この政策により日本では性風俗が開放され[5]、映画やエンターテインメントが興隆し、プロ野球が国民的娯楽となった。スクリーン(映画)、スポーツ、セックス(性産業)またはスピード(クルマ)は大衆の欲望動員による娯楽であるがそれらに目を向けさせることにより、民衆が感じている社会生活上の様々な不安や、政治への関心を逸らさせて大衆を自由に思うがままに操作し得るとされる平たく言えば「ガス抜き」政策である。余りに厳しい占領政策をすると暴動が起こる恐れがあるので、人々の目を逸らさせるために行う[6]。

 

第二次世界大戦終結後においての中央情報局のスパイ#協力者(エージェント)であった正力松太郎(Cryptonym for Matsutaro Shoriki. コードネーム:PODAM。Cryptonym for Matsutaro Shoriki. コードネーム:POJACKPOT-1)読売新聞(Yomiuri newspaper, Japan. コードネーム:POBULK日本テレビ放送網(Free Japan Broadcast Productions. コードネーム:PODALTON。Nippon Television Corporation. Matsutaro Shoriki associated with Project. コードネーム:KMCASHIER)、朝日新聞社緒方竹虎(Cryptonym for Taketora Ogata. コードネーム:POCAPON)等のリストがアメリカの情報公開制度で2007年に公開されたハリー・S・トルーマン政権でのトルーマン・ドクトリンによる孤立主義から積極的な共産主義封じ込め政策への転換、en:Psychological Strategy Boardによる外交政策の伝統的な戦争から心理戦への変更などの経緯から注目された。※コードネームのPO〜は日本を意味する[7][8][9][10]

 

・戦略家のガブリエル・コルコはアメリカがベトナム戦争での失敗を契機に、大規模な戦闘という事態を避ける為に低強度紛争としてソフト・パワーを用いた情報戦を軍事戦略の中枢に置くようになる課程を紹介。この戦略が最も成功した例が日本であり、各種の工作は日本支配のための「軍事戦略であり戦争であった」と述べた[11]。

 

アメリカを無条件に支持し、アメリカに服従する政党と政権を他国に成立させ、そのための資金をアメリカが提供する。この買収資金は、アメリカの税金ではなく、他国でアメリカが麻薬を密売した利益を提供し、アメリカが経済的負担を負わない方策を取る。

 

マスコミ操作を通じアメリカが常に「善」であると他国の市民を洗脳し、アメリカを批判する言論をマスコミに「登場」させないアメリカ映画、音楽を大量に流し、アメリカが「すばらしい」国だと連日宣伝する。

 

・学校教育においては、丸暗記中心の学校教育で思考能力を奪いアメリカへの批判能力を奪う教師への絶対服従を学校教育で叩き込み、「強い者=アメリカへの絶対服従」を「子供の頃から身に付けさせる」。逆らう言論人、ジャーナリストは、そのジャーナリストのセックス・スキャンダル等をマスコミに流し失脚させ、必要であれば軍の諜報組織を用い、事故に見せかけ殺害する。

 

他国の食料、エネルギー自給を破壊し、米国に依存しなければ食料、エネルギーが入手出来ないようにシステム化し「米国に逆らえないシステム」を作る

◆学校教育のところ、思考力や批判能力を奪い絶対服従を強いたというのは日教組というより文部省じゃなかったの?と思いました。でも、思い当たることもあります。家でテレビを見るようになったのは今年引退した天皇皇后の結婚直前ですから60~61年前。私は中学生2年か3年生でした。中高のころ見ていた番組と言えば「奥さまは魔女」とか「名犬リンチンチン」や「ローハイド」に「逃亡者」や「拳銃無宿」などアメリカのテレビドラマばかり、日本のドラマは「若者たち」ぐらいでした。そういえば、戦後すぐモルモン教の教会があちこちにできて宣教師が英語を教える日曜学校ができて・・・あれも戦略?だったのか・・・

 ◆ところで、何もかも米国の占領政策という中に日本国憲法を入れる人たちがいるようですが、憲法は、アメリカ単独占領の政策ではなくて、第二次大戦の戦勝国の総意に基づくものですので、一緒にしては間違いますね。

◇◇◇ここから考えてみたいのが、自立ということです。一国の自立、個人の自立について、また日を改めて・・・

(写真のカエルとかわいいカップ&ソーサーは、先週、プレゼントで頂いたもの。カエルは片足出していますので段差のある所に置かないと飾れない珍しい木製。カップ&ソーサーは、サンルームのテーブルの上に置いて、と指定されました)