杉田水脈議員を訴えた裁判での意見陳述(大阪大牟田教授)と「NHK/本日の安倍総理」(マガジン9)

涼しい今朝のアゲハ蝶の幼虫

一回りほど大きくなっているような気がします

椿の葉の上にいるように見えますが

先端の山椒の葉の上です。

葉っぱを食べつくしそう。

もし足りなくなったら、

もう一本の方に移動させた方がいいのか・・・

白蝶草の花が咲いて、年越しのストレプトカーパスもまだ花をつけています。

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 小さいアーチのピンクのバラも咲き出して、今は切り花にしてコップ差しに。
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6日のMwenge(ムウェンゲ・意味はスワヒリ語の「たいまつ」)さんのブログの記事は、5月24日(金)、京都地方裁判所であった杉田水脈議員を訴えた裁判の傍聴についてです。
▼何の裁判だったかというと:(ブログから引用)

 5月24日、知人たちが、杉田水脈国会議員を訴えた裁判があった。大阪大学の牟田和恵さん、同志社大学の岡野八代さん、大阪府立大の伊田久美子さん(3月定年退職)、大阪市立大学の古久保さくらさんらの共同研究に対する、水田水脈の不当な誹謗・中傷に対するものであった研究テーマは「ジェンダー平等社会の実現に資する研究と運動の架橋とネットワーキング」である
 杉田水脈インターネットテレビツイッター、雑誌など、種々のメディアを通じて研究が「捏造である」とか「研究費の不正使用」だとかをでっち上げてきた。研究者生命を脅かす重大な名誉毀損だとして、4人の共同研究者が京都地裁に訴えた。彼女たちとは一緒にWANを立ち上げ、活動してきた仲間たちであるので、裁判の傍聴に行った。何よりも学問の自由、女性の人権を守るための闘いでもある。

▽傍聴記の全文はコチラで:

5月24日 京都地裁での裁判傍聴に - Mwenge Keikoのつれづれ日記

▲久しぶりにWANのサイトを訪ねてみたら、ちょうど上野千鶴子さんがフィンランドから表彰というニュースに遭遇です。

Tiedotteet, 4.6.2019
フィンランドが平等な社会づくりの貢献者に感謝状 日本代表として上野千鶴子氏を表彰
世界有数の「平等な国」として知られるフィンランドは、世界中でも平等な社会が実現することを願い、この普遍的な目標のために日々尽力している方々に感謝の意を表します。誰もが安心して快適に過ごせる社会の構築に貢献する世界各地の方々に感謝状を送り、第一弾として16カ国の受賞者を発表。日本からはNPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)の理事長を務める社会学者の上野千鶴子氏が選ばれました。

▼ 内田氏のツィッターではこの裁判を取り上げた赤旗の記事が紹介されていました。

内田樹 Retweeted

しんぶん赤旗
@akahata_PR Jun 6
牟田和恵教授は、ジェンダー平等実現のための研究への杉田氏の無知と無理解からの中傷は、男女平等を推進すべき国会議員の立場に逆行すると批判。牟田氏らの科研費に不正使用があるかのような非難は「学問上の常識を知らず、ずさん」であるとし「裁判所にはこの屈辱を理解していただきたい」と意見陳述
Quote Tweet
しんぶん赤旗
@akahata_PR
· Jun 6
ジェンダーフェミニズム研究者4人が自民党杉田水脈衆院議員を名誉毀損による不法行為で提訴した損害賠償請求事件の第1回口頭弁論=5月24日
被告の杉田氏は欠席。意見陳述を行った原告の牟田和恵大阪大学教授は「慰安婦」研究に対する「ねつ造」発言は、日本政府の公式見解をも否定すると指摘
 

▼紹介されている赤旗文化面の記事の一部を書き移してみます:

フェミ科研費用裁判 研究者が杉田水脈衆議院議員を批判

中傷と学問への介入許さず 2019.6.4

(前略)

男女平等に逆行

  杉田氏は2018年以来、「反日学者に研究費を与えるな」という攻撃をインターネットやテレビや自身のツィッターで繰り返し、国会質問でも取り上げてきた。同年3月にはフォロワー(13万人超)に向けて科研費について検索することができるサイト先を示し「誰がどんな研究で幾ら貰ったかすぐわかります。『慰安婦』とか『徴用工』とか『フェミニズム』とか入れて検索もできます」とツィート。こうした扇動により、ネット上では一部の研究者に対する誹謗、中傷が起きた。

 

4月には、阪大の牟田氏に対して「学問の自由は尊重します。が、捏造はダメです。慰安婦問題は女性の人権ではありません。国益に反する研究は自費でお願いたします。我々の税金を反日活動に使われることは納得がいかない」と書くなど、公正に審査された研究に対しての根拠のない批判を繰り返し、相当数の拡散がされています。

 24日の口頭弁論に被告の杉田氏と代理人は欠席、意見陳述を行った牟田氏は「慰安婦」研究に対する「捏造」発言は、日本政府の公式見解をも否定すると指摘。ジェンダー平等実現のための研究への杉田氏の無知と無理解からの中傷は、男女平等を推進すべき国会議員の立場に逆行すると批判。そして、牟田氏らの科研費不正使用があるかのような非難は「学問上の常識を知らず杜撰(ずさん)」であるとし、「裁判所はこの屈辱を理解していただいきたい」と述べて意見陳述を締めくくりました

知に対する嘲笑

 (前略)

杉田氏は日本維新の会から自民党に鞍替えした経歴を持ち、「新しい歴史教科書をつくる会」の理事も務めています。科研費への攻撃のみならず、LGBTカップルを「生産性がない」と中傷するなど国会議員としての資質が問われており、杉田氏を公認する自民党、安倍政権の責任も同じく追及されるべきです。

 ◆もう東京オリンピックも来年に迫っています。チケットを求める人が殺到する様子にやはり大金を使ってイベントをするだけのことはある。人は華やかで派手なイベントのほうに吸いこまれるようになびいてしまうものなんだ…と改めて。

想田和弘さんがリツイート
青木美希
@aokiaoki1111 6月4日

やっぱり人が戻っていないと感じる。現実とPRが大きく違わないようにしてほしい
聖火リレー、被災地を回るけど… 帰還困難区域の複雑な思い「現実とPRが大きく違わないようにして」

◆国会で予算委員会を開かずとも、安倍首相のテレビでの露出さえ確保していれば国民は勝手に『やってる』感を 抱いてくれると、政権の広報担当”公共”放送局に成り下がったNHKには「本日の安倍総理」というコーナーができている・・・幸い岩田明子という安倍晋三専属記者もいることだし・・・と。マガジン9からの記事です:
maga9.jp