◎先日のノーベル平和賞授賞式、日本被団協の田中熙巳(てるみ)氏の演説が感動を呼んでいます。92歳の覚悟の訴えでした。
🔲アドリブで日本政府の国家補償がないことに言及した、その意図は:
🔲朝日デジタルの記事:
「こんな殺し方いけない」日本被団協・田中熙巳さん“魂のスピーチ” 「NO MORE 被爆者」パレードで訴えも…「核保有国の世論変わらず」 ノルウェー
FNNプライムオンライン の意見
(前略)
青井キャスター: ーー今回の受賞は、アメリカや世界の核の考え方に影響しそうですか?
スペシャルキャスター パトリック・ハーランさん(パックン):
素晴らしい演説で僕も感動しましたけど、残念ながら核保有国内の世論は変わらないと思います。現にロシアは、この間ガイドラインを変えまして、非保有国に対しても核兵器が使えるようにしましたし、北朝鮮はもちろんのこと、中国も核弾頭の数を増やすことを検討しています。これは抑止力のものであって、絶対手放せないという世論の方が強いと思いまして、今回は残念ながら変わらないかなと思います。
小山内キャスター:
あらためて、世界各国の核弾頭保有数です。ロシアが5580発、アメリカが5044発、中国が500発、フランスが290発、イギリスが225発、この他にもインドが172発、パキスタンが170発、イスラエルが90発、そして、北朝鮮も50発の核を保有しているとされ、合計で「1万2121発」の核兵器が存在しています。
立石解説委員室長:
プーチン氏は、10月には戦略核演習を行い、核使用の恫喝を続けています。今は冷戦以後、核戦争の危機に最も近い時代と言えると思います。田中さんは、プーチン氏は核兵器の恐ろしさについて、「考えたことも理解したこともないのでは」と話しています。抑止力が必要とされる時代ですが、田中さんたちの話を通じて、核の恐ろしさを世界が共有していくことが必要だと思います。
(途中から)
遠藤玲子キャスター:
ーー青井さんは、田中さんのスピーチをどうお聞きになりましたか?
青井キャスター:
田中さんは「核兵器の非人道性を感性で受け止めることのできるような、原爆体験の証言の場を各国で開いてください」と言っています。つまり田中さんは、ただ単に核反対を訴えているのではなく、困難な状況にあって、どうすれば廃絶を実現できるか、その道筋をしっかり描いています。
今、被爆者の皆さんの平均年齢は、85歳です。10〜20年先を考えると、直接皆さんから話を聞けるのかとも考えます。
92歳の田中さんから私たちに託されたものは何なのか、しっかりと向き合っていかなければなりません。
(「イット!」12月11日放送より)
🔲日本では、核兵器禁止条約に賛同している府県が17ありますが、東京都は?
🔲政治の劣化の原因は、裏金問題よりも、実は・・・・
🔲元大阪地検検事正の部下への性的暴行、一転して無罪主張へ:
🔲一度は罪を認めていたのに一転して無罪、どちらの理由も、所属する組織大事:
🔲大阪維新のせいで「大阪は女性の性暴力に対して甘い地域」と思われる: