オバマ新大統領誕生!

21日いよいよアメリカ合衆国第44代オバマ大統領が誕生しました。今朝のテレビはどの局もこの新大統領誕生のニュース一色でした。やっと理性と知性をそなえた人物が大国アメリカの代表になりました。アメリカ本国ばかりでなくて日本も世界も注目しています。

昨日のお昼下がりのワイドニュースで、日本人へのインタビューでしたが40代くらいの男性が答えていました。「みんなと一緒になって日本人でよかった、と思えることが日本にはないようだ」というような意味でしたが、同感です。

リンカーンが大統領に就任する時も使ったという聖書に手をおいてオバマ新大統領は「合衆国憲法を順守し」と宣誓しました。日本の場合もそうあってほしいな〜と痛切に思います。

日本の場合はアメリカの対日方針が変わった1955年の朝鮮戦争ごろから自民党はず〜と改憲を考えて「押し付け憲法」というイメージ作戦でやっています。それでも思い通りいかず、「解釈と運用」でなんとかアメリカの要請に応じてきました。憲法順守の考えが無いのは、もう半世紀の筋金入り。教育上もよろしくない状態がず〜と続いています。

私は、もう戦後60年も経ったのだから、一度、現状肯定で挙国一致。イラク派兵に反対した人も、賛成した人も、ともに愛国者自衛隊反対の人も、九条反対の人も愛国ゆえでどちらも同じ日本人。改憲論者も、半世紀たっても改憲出来ないのは国民が望んでいないからと潔く諦めて、自衛隊反対論者も、九条があっても専守防衛自衛隊の存在は合憲という「解釈・運用」を認めて、日本国憲法を基盤に政治を行う、というオバマさんのような政治家が日本にも現れないかな〜と、切に願います。これが私の初夢です。

アメリカだって憲法違反までしての海外派兵をまだ今のところ望んではいないのだから、日本が憲法順守を明確にして言いたいことを言う姿勢を示すことは、日本の真の自立を願う日本人がみんなで一致出来ることではないでしょうか。

このままでは、戦争をめぐってその評価、反省でも一致できず、立場によって二つの異なる歴史を持ち、憲法についても、護憲派改憲派という対立があり、おまけに経済的な格差が広がる一方、国民統合の象徴の天皇一家にもストレスを抱え身体や精神を病む方たちが続出、際限なく国民はバラバラになって、この先、日本は本当にどうなってしまうの?という状態です。
写真は、今朝の庭、ウインタークレマチスの蜜を吸いにやってきたメジロを網戸ごしに

        *19日の「戦争について」、長文ですが、読んでみて、ご意見、ご感想、お聞かせ下さいネ
        *「はじめまして」にもコメントを寄せて下さっていますので、読んでみて!