アジア杯・日本4度目の優勝!

昨日というより今日に入ってオーストラリアとの決勝戦、仮眠を取ってライブで観ることに。
凄い試合でした。押され気味のヒヤヒヤ場面の連続。川島が一体何点防いだ事でしょう!!
いいところまで行ってもナカナカ点が入りません。それは相手も同じ、だということで相手も焦りだしています。
90分で片が付かず、叉、延長戦。前半終わって、後半。PK戦はもうゴメン、これで決めて!と祈る気持ち。
遠藤から本田、長友と何回目かの良い形、ポ〜ンと上がったクロスボールに投入された李忠成ボレーシュートが気持ちよく決まって待望の貴重な一点! オーストラリアも限られた時間に追いつこうと必死の攻撃。フリーキックが入らず、ここで笛。優勝! 歓喜の輪ができ、そのまま表彰式へ。
本田圭介がMVP選手に。部門表彰が済んで、いよいよ主将の長谷部が優勝カップを受け取ります。
金の紙?吹雪が舞い、夜空に花火が打ち上げられます。勝ってよかった! 

日替わりでヒーローが生まれ、かつ、お膳立てのメンバーがシッカリ仕事をする、という全員サッカーの強さ。これぞ、日本のサッカーというのをイタリア人監督のザッケローニさんがやってのけました。ありがとう! おめでとう!

MVPの本田のコメントで、自分としては納得していない受賞と正直でした。そして、あれっというメンバーで勝てた、伊野波(だったかな?)や細貝、今日の李と、これが今のチームの強さを表していたというようなことを言っていましたが、冷静で客観的な見方と”チームの為に”という気持ちが全試合で表れていました。今朝の番組で見た摂津の本田のおじいさんのひと言、「一発シュートがあったらもっと良かった」は、今後の課題ですね。ザッケローニ監督の信頼に応えた本田は見事だったと思います。試合終了直後、本田は監督を求めて走り、二人がガッチリ抱き合ったシーンをカメラが捉えていました。本田の顔が初めてクシャクシャで感情が出ていました。
長友さん、今日の試合では途中からトップの攻撃に回って大活躍。長友のクロスから岡崎がもう一寸でというヘディングの惜しいシーンもありました。吉田のディフェンスにも何回も助けられましたし、遠藤のパスも見ごたえ充分。内田くんも活躍していましたし、今野も長谷部もと本当に名前を挙げれば全員。監督の采配も効いていました。岩政の投入で守りが安定、攻撃のパターンが出来てきましたし、延長戦から出場の李は決勝点の芸術的ボレーシュートで一躍ヒーロー!
 ←讀賣朝刊より。日経は延長戦に突入まで [
長友選手が手でかざしたり腰に巻いたりしている10番の白いユニフォームは韓国戦で足の小指を骨折した香川選手のもの。8番は松井、ほかにも出場できなかった選手のユニフォームを持ってチャンピオンの記念撮影に応じていました。
これで日本は大会単独最多の4度目の優勝! 2013年のブラジルでのコンフェデレーション杯に出場します。
政治の混迷や火山灰、降雪、鳥インフルエンザの被害と良い話が無い今の日本、サッカーのアジア杯優勝には励まされます!