スペイン旅行(2.コルドバ−1)メスキータ

6月24日(水)マドリッドからコルドバへ向かう。
アトーチャ駅までは地下鉄を利用することにして、ホテルを6時45分に出発の予定。
前日の朝食時にレストランの女性スタッフに翌朝早く発つので少し早く開けてもらえないか尋ねたのですが英語が通じず、夫が使った唯一のスペイン語マニャーナ(明日)という一言で察してくれて英語の通じるホテルの男性スタッフに電話。ピクニックという名前のお弁当を用意してくれるということに。朝食券を4人分預けることに。その冷蔵庫で保管してあったピクニックというお弁当のビニール袋を4つ受け取ってホテルを後に。下り坂をしばらく、三人はスーツケースを転がしながら、夫一人は古いタイプの二つコマのケースを斜めに引きづり乍ら、アトーチャ駅へ。地下鉄に乗って二つ目がアトーチャ・レンフェ(Atocha Renfe)という鉄道や空港バスの発着駅。
(←日本でプリントアウトした予約乗車券)
7時15分着。駅では、アトーチャ・セルカニアスという近郊線ではなく、アンダルシア方面行のAVEに乗る為プエルタ・デ・アトーチャの方に向かう。昨日の下見で安心。直前まで番線の番号が出ないので待つことに。8時発でコルドバ9時42分着。
ビニール袋のお弁当の中身は、ハムを挟んだパンにリンゴ一個とペットボトルの水とケーキ。有難いことです。美味しくいただきました。車窓から見える景色は一面のひまわり畑の後は、オリーブ畑に次ぐオリーブ畑でした。

コルドバ駅からはタクシーでメスキータの近くにあるホテルへ直行。城壁の周りにあるホテル前に着き、荷物をフロントに預けてすぐメスキータへ。

メスキータ
ホテルの前から続く高い壁の一角を曲がって
塔(ミナレット)の先端が見えてきた辺りに、入り口がありました。
チケットを求めると、明るい広場の方へ。
高い塔が立っていて、一面にオレンジの木が整然と並んでいます。
足元には石が敷き詰められ、溝が走っています。
振り向くと、今から中に入る建物
メスキータが見えます。



明るい外から中に入ると一瞬暗くて目が慣れるまで内部の様子はわかりません。
中に入る前に木製の扉の切込み模様に惹かれていた私は、光を通した扉の前に行ってみました。

それからです、暗闇になれた目で内部を見ると・・・


果て無く続く円柱とくさび形紅白レンガのアーチの森に思わずみんな感嘆の声を挙げたのですが、
次にあらわれた意表を突く絢爛豪華な異様には、声を失いました。