金曜デモ(「保育園落ちた.日本死ね!!」)と5野党共闘とジャンプ高梨・総合優勝+三宮デモ

◎昨日は19日の金曜日。昨年9月19日に安保関連法案があんな形で強行成立? 民主主義にとっては月命日に当たります。
この日の官邸前デモの様子を、いつものように「特別な1日」さんのブログから。今回のタイトルは、「『保育園落ちた日本死ね!!』と『#とりまUNITE』(笑)、それに『0219再稼働反対!首相官邸前抗議』」です。
タイトルトップの『』のなか、読み方が分からなかったのですが、読みだして、ギョッ!! 読み終わって、この言葉使いにふさわしいと納得しました。

★是非、ぜひ、全文をコチラで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20160219/1455889175

「東久留米日記」さんのメモ
"@Tomicajpn: 「保育園落ちた日本死ね」のヒト叩かれまくってんだな。「口汚ないから保育園落ちた」だの「口汚なさのせいで同じ立場のヒトの迷惑」だの。絶対、お上品なブログだったらこんな広まらなかったし、まったく気にせずガンガン文句言い続けて欲しいな。"
駒崎ブログ
http://www.komazaki.net/activity/2016/02/004774.html

"@chilime: 保育園の第一志望受かった方の壮絶な努力の記録。しかしなんといいますか…ここまでしないと保育園に子供を入れることができない環境、子供が欲しいという人が二の足踏むのもわかる気がするんですよ。
|保育園の第一志望受かったけどやっぱり日本死ね anond.hatelabo.jp/20160218153103"
https://t.co/39f0i2fpS9

◎プラカード最後の「今日の写真!」も余りにピッタリ!! ぜひ、ブログを訪ねて最後の写真を!
今日お借りする写真は、タイトル2つ目。2月21日の全国一斉安保法反対デモ。「年齢制限なし」だそうです。

◎「特別な1日」さんも触れておられる、野党5党共闘についてのニュース。これも19日を意識して…かな。でなくとも、この日に共闘の芽が出たことは良かったです。
昨日の日本経済新聞、夕刊の記事を書き移しました。日経、今朝の見出しは「野党共闘 半歩前進」です。

(写真は昨夜のNHK9時のニュース番組から)

安保法廃止法案を提出
野党5党 参院選に向け協力確認


 民主、共産、維新、社民、生活の野党5党は19日午前、国会内で党首会談を開き、今夏の参院選や国会対応についてできる限り協力していく方針を確認した。これを受け、5党は安全保障関連法を廃止する2法案を衆院に共同提出した。
 党首会談では、(1)安保法廃止と集団的自衛権容認の閣議決定の撤回(2)安倍政権の打倒をめざす(3)参院選などで与党を少数に追い込む――でも大筋で合意した。具体化に向け幹事長と書記局長で協議に入る方針も確認した。
 共産党志位和夫委員長は野党による国民連合政府構想の受け入れを前提条件とせず選挙協力の協議に入る用意があると表明した。参院選の1人区の候補者調整を巡って「思い切った対応をしたい」とも語った。
 提出した2法案は集団的自衛権行使を可能にする「平和安全法制整備法」と自衛隊の後方支援を定めた「国際平和支援法」をそれぞれ廃止する内容
 5党は安保法は憲法違反として共同で反対していく立場で、参院選や4月の衆院北海道5区と京都3句の補欠選挙でも主要な争点の一つとして掲げる方針だ。

◎今年好調の高梨さん、朝日デジタルから:(写真はNHKのニュース番組から)


 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は19日、フィンランドのラハティで個人第15戦(HS100メートル、K点90メートル)が行われ、高梨沙羅クラレ)が1回目に96・5メートルを飛んで首位に立ち、2回目も99・5メートルを飛んで今季12勝目を挙げ、4戦を残して2季ぶり3度目の総合優勝を果たした。伊藤有希土屋ホーム)が3位。



 高梨は今季開幕戦で優勝すると、第3戦から第12戦まで自己記録となる10連勝。圧倒的な強さで女王の座を奪い返した。


総合優勝を決めた高梨沙羅 「今年はワールドカップの総合優勝を取るために夏場から練習を重ねてきたので、とてもうれしいです。陸路のジャンプ台から感覚をなかなか取り戻せなかったが、今日の2本でしっかり感覚をつかめたと思う。今年の目標である総合優勝は決まったが、大事な試合は続くので一戦一戦集中したい

■PS:先ほど星印を辿ってnankaiさんのブログ「青空学園だより」を訪ねました。
昨日の19日、「毎月19日行動第5弾・安保関連法廃止!辺野古新基地建設阻止!市民デモ」に参加、花時計前に集合して三ノ宮センター街から中突堤までデモ行進されたルポを書いておられます。タイトルは「資本の専制、奴隷の叛逆」となっていますが、これは読まれた本の題名です。本について:
http://d.hatena.ne.jp/nankai/20160219


資本主義の終焉とそこの現われる新たなファシズム,ここに,21世紀の,スペインやギリシア,香港,台湾,そして日本での新しい運動が起こる基盤がある.現代は、資本が人間を資源として使う段階から、人間が経済を方法とする段階への、一大転換期である.そしてこの新しい運動の意味は,転換期を担う新しい人間の登場ということであり、ここにこそこの運動の意義がある


この本の中では,人間を資源として収奪する新自由主義の非人間性と闘うという論に留まり,「資本主義の終焉」というおさえはなされていない.考えれば,資本主義とは西洋近代そのものであった.われわれにとって近代資本主義はまだ150年であるが,彼らにとっては数百年である.非西洋の後発資本主義には「資本主義の終焉」を言う基盤がある.客観的な事実としての資本主義の終焉という問題から目をそらすことはできない.


また,本書の論者は,北方のドイツを中心とする金融資本と南欧の人々の闘いという軸で語る.アメリカがあまり出てこない.しかし,問題の根源はアメリカの産軍複合体と金融資本である.まさに,帝国アメリカは現代のローマ帝国,資本主義の終焉期にのたうつローマ帝国である.崩壊する帝国は世界に惨禍をもたらす.ここに現代ファシズムの本質がある.この点の掘り下げもまた不十分である.


が,それでも8人の見解は面白く,また現場の息吹が伝わるものであり,一気に読めた.そしてまた,私がこの10年,いろいろ考え積みあげてきたことごとのいささかの意味についても,考えさせられ見直させられた.

◎nankaiさんが言われていることは、先日17日のブログのコメント欄にmgnfさんが紹介された「池上彰 緊急スペシャル!! 160212 戦争と軍需産業を徹底解説」で池上氏が解説されていた内容と同じです。