近くの桜のトンネルは満開から、すでに散りだす花や、緑の葉が出ている枝もあって、見ごろのピークはあっという間に過ぎていきます。明日から吉野山一泊の予定ですが、リーダーの加賀市の義弟が雨男とか、木曜の予報は全国的にも雨です。そういえば、昨年の生野銀山も雨でした。でも、吉野山は、桜の見ごろの幅がありますので、青空のもとでの桜は望めないかもしれませんが、楽しみにしています。(木金とブログはお休みします)
◎さて、毎日、毎日、大きなニュースが流れ去っていくようで、追いつけない状態。だけど、見逃せないニュースなのが、アメリカの「核安全サミット」で安倍首相が高らかに宣言した原発再稼働の決意です。聞き捨てならないと思っていたのですが、私がしばしばお訪ねするブログでもすでに取り上げて怒りの記事を書いておられます。その中から「ウィンザー通信」さんの4月4日のブログをコピーです:(引用元:http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/0b85089d33c9495294406034b14b8d9f
原発再稼働推進宣言を堂々とする安倍晋三の狂気を、これ以上放置してはいけない!
「憲法上、あらゆる種類の核兵器の使用は、禁止されていない」と、国会で言い放ったのは横畠裕介内閣法制局長官。
これもまた、安倍首相からのつながりです。
なぜかというと、安倍氏が官房副長官だった時代に、こんなトンデモなことを言い切っていたからです。
その男が今は総理大臣に居座り、原子力推進の意思をはっきりと、国際的な場で公言しました。
福島県支部の自民党が、2013年の11月に、福島県民に配ったビラです。
安倍内閣はもちろんのこと、自民党の勢力を議会からうんと弱めない限り、日本はどんどん弱るばかりです。
今さえ良ければ、自分の保身さえ叶えれば、後は野となれ山となれの無責任で強欲な人間は、政界から追い出さねばなりません。
そして、なにより、日本のような特有の地質を持つ国土に、無責任に原発を建て続け、 学者や議員、現場の専門家などからの再三の警告を無視し、何の検証もせず、対策も立てず、 日本の原発だから安全だ、大丈夫だ、事故など起きるわけがないと意味不明の台詞で誤魔化し、 実際に起きたら起きたで、ろくな補償も支援もせず、放射能汚染は市町村の自己責任とばかりに押し付ける。それで今だに、電力会社の役員や原子力関連のお偉方、そして警告を無視した張本人の歴代総理の誰ひとり、 責任を負うこともなく、罪に問われることもなく、どちらかというと豊かな暮らしを続けている。
これは絶対におかしい。 間違っていると思います。
自公ではこの間違いを正せないのなら、政権を交代させて、まずこの、非常に不正な法律や条約を破棄し、関係者の逮捕を実行するべきです。
安倍晋三は、まず一番に、逮捕されるグループのひとりにならなければなりません。
何故なら、第一次安倍内閣当時、2006年12月13日に提出された、日本共産党の吉井英勝衆院議員の、 津波や地震によって原発の炉心冷却機能が失われ、メルトダウン(炉心溶融)をもたらす危険性を警告した質問主意書に対し、
「地震、津波等の自然災害への対策を含めて原子炉の安全性については…(中略)…経済産業省が審査し、その審査の妥当性について原子力安全委員会が確認しているものであり、御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期している」
「経済産業省としては、お尋ねの評価は行っておらず、原子炉の冷却ができない事態が生じないように、安全の確保に万全を期している」
と、何度も何度も、同じ台詞を繰り返したのです。
だからもちろん、当然、何の検証もせず放置して、それをいいことに東電も、費用がかかるからと、対処するべきことを後回しにしていました。
安全神話のぬるま湯に浸かり、惚けた者ばかりが長の立場に居座っていた、いえ、今もいるのです。
だからこの男も、逮捕されるべき人間のひとりです。
↓
「原子力利用 再びリードする」首相、原発推進を宣言
【東京新聞】2016年4月2日
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016040290070454.html
【ワシントン=金杉貴雄】安倍晋三首相は一日午前(日本時間二日未明)、核物質や核施設の防護・管理強化を話し合う「核安全保障サミット」で演説し、東京電力福島第一原発の事故を踏まえ「日本は二度とあのような事故を起こさないとの決意の下、原子力の平和的利用を再びリードすべく歩み始めた」と原発の再稼働推進を宣言した。事故から五年を経ても収束の道筋が見えない福島第一原発の現状には言及しなかった。
首相は演説で「「事故の教訓を原発を導入するすべての国と共有し、安全性や事故対策についての知見を世界に広げることが日本の使命だ」と強調。各国への支援、安全基準に関する国際協力などを積極的に行っていく考えを表明した。
福島第一原発では、現在も放射能汚染水の対策に追われる。福島県では十万人近くが避難生活を送り、放射性物質を含む汚染土を処分するめどもついていない。東電や国から十分な賠償が得られていないとして集団訴訟も相次いでいる。首相は、こうした状況に関する説明は避けた。
一方で、原発の再稼働に関しては「世界で最も厳しいレベルの新規制基準をつくった」と主張。新規制基準をめぐっては、大津地裁が三月、新規制基準を疑問視し、稼働中の関西電力高浜3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止めを決定したばかりだ。
さらに、首相は、日本は国際原子力機関(IAEA)の下、高水準の透明性を保ってプルトニウムを厳格に管理していると説明。「利用目的のないプルトニウムは持たない」との方針で核物質の最小化、適正管理に取り組んでいると強調した。各国が原子力の平和利用を将来も続けるには「完全な透明性の確保が必要だ」と訴え、日本が支援していく考えも示した。
日米両政府は核安保サミットに合わせ、京都大の研究用原子炉から高濃縮ウランを撤去するとの合意を盛り込んだ共同声明を発表した。首相は演説で「世界の核セキュリティー強化への大きな貢献だ」と述べた。
higeoti
@higeoti
【危ない、狂気!】を感ずる・・・ @178kakapo: 安倍晋三「核兵器の使用は違憲ではない」 「原子爆弾だって問題ない」 首相、過去に発言 核兵器を使う気満々? saigaijyouhou.com/blog-entry-254… pic.twitter.com/vyZ5jW2g2M
ツィッターの中で紹介されているのが「真実を探すブログ」(2015/7/15)さんの「【問題発言】驚愕!安倍首相が過去に「核兵器の使用は違憲ではない」と発言していた!核兵器を使う気満々?」です。それによりますと:
2002年6月2日号の「サンデー毎日」の記事です。要旨をまとめたサイトがありましたので転載いたします。安倍氏が小泉内閣の官房副長官だった頃、早稲田大学で「核兵器使用は違憲とは思わない」という主旨の発言をしています。画像をよくみますと、サンデー毎日側は録音テープと写真を元に記事を掲載しています。下記内容の他にも、「人権は制約される」とも発言したようです。(秘密保護法・・)
◎その「サンデー毎日」(2002年6月2日号)の「安倍官房副長官」の発言から一部です。これを読むと、やはり安倍晋三氏はお祖父ちゃんの”見果てぬ夢”の実現の野心を持っておられるようですね。防衛大学の卒業式の祝辞といい、今も諦めてはおられないでしょう、アブナイ、アブナイ!
☆詳しくは是非コチラで:http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2544.html
(大陸間弾道弾を作ってもいいのかと問われて)「大陸間弾道弾はですね、憲法上は問題ではない」、「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。小型であればですね」
(それは個人的見解かと念を押されて)「それは私の見解ではなくてですね、大陸間弾道弾、戦略ミサイルで都市を狙うというのはダメですよ。日本に撃ってくるミサイルを撃つということは、これはできます。その時に、例えばこれは、日本は非核三原則がありますからやりませんけども、戦術核を使うということは昭和35年(1960年)の岸総理答弁で『違憲ではない』という答弁がされています。
◎他に「かっちの言い分」(4/2)さんの「安倍首相が、また海外で原発推進を訴える。」(http://31634308.at.webry.info/201604/article_3.html)や、「くろねこの短語」(4/2)さんの「福島第一原発事故はいまだ進行中だってのに、世界に向けて「原発推進」を宣言するろくでなし。」(http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-9bd3.html)があります。
「くろねこ」さんは、マーティンファクラー氏の次の記事を紹介しています。これは私も読んだことがあって、日本のマスコミ批判として的を射ていると思いました。新聞社の社長が、首相との会食を喜んで繰り返していること自体、海外ではありえないと言われています。接待を受けて喜んでいる、自慢にしている・・・なんて。食べるだけ食べて、記事ではきちんと権力批判して物申すなら、まだマシですが、懐柔されてしまって、批判どころか取り上げない、問題にしない、書かないになってしまっています。甘利さんは、どうしちゃったんでしょうね〜このまま消えるのでしょうか。
☆「日刊ゲンダイ」(2015/3/)[NYタイムズ東京支局長指摘 「大新聞は国民を見下している」](http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158019)
・国の根幹が変わるのに、新聞が反論を載せない異常
「日本はいま、これまでとは全く異なる国家をつくろうとしている。憲法に基づいた平和主義を守るのではなく、米国や英国の仲間になろうとしている。果たして、それでいいのか。大きな岐路、重要な局面に立っているのに、そうした議論が何もない。恐らく多くの国民は、戦後以来の大きな変化が起こっていることすら知らないんじゃないですか。私は何も新聞に反安倍のキャンペーンをやれと言っているわけではないんです。安倍政権はこういうことをやろうとしているけれども、そこにはこういう問題点や危険性がある。こういう別の意見もある。せめてさまざまな立場の見方を紹介して、幅広い議論を喚起することが必要なんじゃないですか。」ーー――積極的平和主義で、米国と一緒になって戦う。それが日本を守ることになる。こういう主張の政治家、官僚、学者、評論家たちは、米国がやっていることが正義であるという大前提に立っていますね。ただし、そういう人々の多くは、アーミテージ元国務副長官に代表されるジャパンハンドラーと呼ばれる人としか付き合っていない。このほど、ファクラーさんが出された孫崎享さん(元外務省国際情報局長)との対談本、「崖っぷち国家 日本の決断」(日本文芸社)の中には、こういうことが書いてあって、本当に驚きました。ハンドラーという言葉は「犬を扱う」ようなイメージだというし、そのジャパンハンドラーの人々が米国を動かしているわけでもない。これは非常におかしなことだと思います。
「 ジャパンハンドラーの人々は非常に保守的で、オバマ政権にも入っていないし、決して米国の意見を代表しているわけではありません。それなのに、自民党の政治家や外務省の官僚はジャパンハンドラ―に頼ってしまう。」
「確かに戦後70年間、米国と一緒にやってきて、ある意味、安全だった過去の実績はあります。でも、今後もそれでいいのか。平和憲法を捨てず、平和主義を貫く選択肢もあるし、鳩山政権や小沢一郎氏が唱えたようなアジア重視の道もある。どちらがいいかは国民が考えた上で決めるべきです。
――ところが日本人には、それを判断する情報すら与えられていないんですよ。新聞が選択肢すら報じないものだから。
「日本のエリートの上の方で、物事が決まっている。大きな新聞はそちらの方を見て記事を書いている。そんな印象ですね。新聞社は読者の側に立って、権力を見ていない。権力者の側に立って、国民を見下ろしている。そんなふうに感じます。こんな新聞を国民は信じますか?」
「いずれにしても、民主主義国家でこれほど異常な一党支配の国は私の知る限り、見たことがない。戦前と似ていると言う人がいますが、野党不在で政権と違う意見を許さないという雰囲気においては、似ているかもしれません。健全な民主主義に不可欠なのは議論なのに、それを忘れているとしか思えません。」
☆見逃せないニュースがまだありました:民進党の山尾志桜里議員の政治団体の政治資金収支報告書の中身に関して問題視し、「政治とカネの疑惑」として31日発売の「週刊新潮」が記事にしました。あの国会での追求ぶりを見ていると、相手は、答えることより、恥をかかされたと取るタイプ。恨みを買って仕返しのための身辺調査がきっとやられているはず。甘かったのは否めませんね。ここはしっかり説明責任を果たさなくてはなりません。
◎「日本がアブナイ!」(4/5)さんの「山田宏、津川雅彦も「保育園」ブログ批判+民進・山尾にも政治資金疑惑が 」(http://mewrun7.exblog.jp/24277587/)
◎「リテラ」(4/3)の「安倍応援団が民進党・山尾志桜里の「地球5周分」ガソリン代を追及も、安倍首相はその倍以上「地球12周分」を計上!」
◎ついでに、リテラ(4/2)の「辺野古移設反対に取り組む「芥川賞作家」が逮捕された! 見せしめ不当逮捕で運動潰しを狙う安倍政権の卑劣」(http://lite-ra.com/2016/04/post-2124.html)
☆PS:相田和弘氏のリツィートです:
ジョンレモン @horiris · 11時間11時間前
日刊ゲンダイ
「安倍首相は、山尾議員のケースと違って、選挙がないにもかかわらず、毎年高額なガソリン代を計上」
11年分 591万7362円12年分 573万2858円13年分 554万6613円14年分 499万6215円