「云々」はこれから「でんでん」とオリバー・ストーン監督の「スノーデン」とトランプ大統領のアメリカ

◎麻生さんだけかと思ったら安倍晋三首相も!?・・・<「訂正云々」を「訂正でんでん」と発言!>」

安倍晋三首相が国会答弁で漢字読めず・・・ 「訂正云々」を「訂正でんでん」と発言!



1月24日の国会答弁で安倍晋三首相が「云々(うんぬん)」という漢字を読めず、「でんでん」と発言してしまう場面がありました。これは蓮舫代表とのやり取りで安倍首相の口から飛び出てきた言葉で、プラカードを掲げた民進党や野党を皮肉る言葉を繰り返している中で「訂正『でんでん』というご指摘は全くあたりません」と発言。
あまりにも安倍首相が堂々と言っていることから野党側も指摘をせず、そのまま国会答弁は別件の話になりました。云々という漢字は高校生の教科書などにも使われいることから、これを読めないのはやや疑問があると言えるでしょう。
↓以下の動画の50分50秒頃
(動画省略)         (引用元:http://johotankyu.com/?p=912

◎「まるこ姫のひとり言」さんに面白いやり取りがありましたのでコピーさせていただきます。
官房長官が安倍首相をしっかりフォローします:(http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2017/01/vs-43f3.html


傑作
何の問題も無い、批判は当たらない。
テヘヘ ^_^
投稿: かんぼうちょうかん | 2017-01-25 18:39


★ーーこんばんは、かんぼうちょうかんさん
ツィッターで、朔津板 さんという方が


>そのうち「云々」は
・「でんでん」と読む学者もいるとスガが擁護
・「でんでん」で問題ないと閣議決定
・「でんでん」と読むことに解釈変更
・「でんでん」と読まないと五輪が開催できない・アベ一代限り「でんでん」と読む特別法制定
とかなりそう。とツィートしておられますよ。


私、大爆笑してしまいました。
安倍政権なら、さもありなん。。。。
投稿: まるこ姫 | 2017-01-25 18:50

◎さて、オリバーストーン監督です。18日の「ニュース23」、私も見ました。雨宮塔子キャスターによるインタビューで、最初にオリバーストーン監督は「日本はいい国だけど一つ問題がある。私はドラマティストなので、まず物語を伝えて核心に触れてから真実を明かす、もし最後まで覚えていたらね」と、映画スノーデンの内容を:「アメリカは将来的に日本が同盟国でなくなった時のためにスパイプログラム(マルウエア)をダム、駅、発電所、銀行などに組み込んでいた。いざとなれば機能停止に追い込める」。そして最後に「日本は、昔持っていた主権がない。アメリカの衛星国であり、人質なのです。これを言いたかった」と発言。全体で10分足らずの動画で見ることができます。(動画「オリバーストーン監督の日本への警告20170118NEWS23」: https://www.dailymotion.com/video/x58y7zi_%EF%BD%B5%EF%BE%98%EF%BE%8A%EF%BE%9E%EF%BD%B0%EF%BD%BD%EF%BE%84%EF%BD%B0%EF%BE%9D%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%B8%E3%81%AE%E8%AD%A6%E5%91%8A20170118news23_news
◎映画については、こちらのブログでも語られていますのでコピーを:

オリバー・ストーン監督、最新作は「スノーデンが語ったすべてを映画化した」
2017年1月18日 13:57



[映画.com ニュース]米アカデミー賞を3度受賞している巨匠オリバー・ストーン監督が1月18日、最新作「スノーデン」を引っさげて来日し、都内のホテルで会見した。約3年半ぶりの来日となったストーン監督だが、「ホテルに着くなり缶詰状態で、取材を受けまくっています。日本に来るたび、“カローシ(過労死)”状態です」とユーモアに富んだ語り口で報道陣を笑わせた。


2013年にアメリカ政府による個人情報監視の事実を告発した元CIA職員エドワード・スノーデンの半生を、「プラトーン」「7月4日に生まれて」などで知られる社会派ストーン監督が映画化。国を愛していたスノーデンが、監視社会への危機感を募らせ反旗を翻す過程を描き出す


ストーン監督は今作を通じて、他国のインフラにマルウェアを仕掛けるなどの「サイバー戦争」が水面下で進行していることを強調した。製作の経緯を問われ「そもそもスノーデンの告発は素晴らしく、拍手喝采ものでしたが、当時は映画にしようとは思わなかった。私のスタンスとして、ニュースを追おうとは思わない。ニュースは刻々と変わるし、映画作りは大変な時間がかかるからです」としたうえで、「しかしスノーデンの弁護人から『(亡命中の)モスクワに会いに来てくれないか』と言われ、2年の間、9回にわたって話を聞きました。そうして『スノーデンの視点から語られる物語』を映画化しようという気になっていきました」と振り返った。


未だ真偽の観点などで議論が絶えないスノーデン事件だが、ストーン監督は「スノーデンが語ってくれたすべてを映画化しています。私の主観は入っていません。彼が言っていることが嘘あるいは間違いなのであれば、私の経験則から言えば、彼は世界で最も素晴らしい役者ということになります。つまり、彼が言っていることはすべて真実だと、私は思っています」と自信に満ちた口調で述べる。そして、「日本のジャーナリストが、防衛省に『(映画で描かれているマルウェアなどは)本当か』と聞いてほしいどう答えるかはわかりませんが。日本だけでなく、すべての政府に対し意見を求めるという動きを、私は望んでいます」「日本の皆さんにも見て頂き、この問題の巨大さ、複雑さを考えてもらいたい」と願いを込めた。
「スノーデン」はジョセフ・ゴードン=レビットが主演し、シャイリーン・ウッドリーらが共演。1月27日に公開される。
(映画.com速報)    (引用元:http://eiga.com/news/20170118/15/

◎このオリバー・ストーン監督がまた「トランプ大統領、悪くない」と語ったという記事(24日)も。こちらは朝日のインタビュー記事です。
(引用元:http://www.asahi.com/articles/ASK1K5V6BK1KUHMC001.html


 「ヒラリー・クリントン氏が勝っていれば危険だったと感じていました。彼女は本来の意味でのリベラルではないのです。米国による新世界秩序を欲し、そのためには他国の体制を変えるのがよいと信じていると思います。ロシアを敵視し、非常に攻撃的。彼女が大統領になっていたら世界中で戦争や爆撃が増え、軍事費の浪費に陥っていたでしょう。第3次大戦の可能性さえあったと考えます
 「米国はこうした政策を変える必要がありますトランプ氏は『アメリカ・ファースト(米国第一主義)』を掲げ、他国の悪をやっつけに行こうなどと言いません妙なことではありますが、この結果、政策を変えるべきだと考える人たちに近くなっています

(写真↑の引用元は「朝日」ではなく、「スノーデンインタビュー:オリバー・ストーン監督、批判と皮肉の矛先はトランプ政権にまで…」から:http://eiga.com/movie/81862/interview/
トランプ大統領の就任演説全文読んでみると(「トランプ大統領就任演説日本語訳全文」:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170121/k10010847631000.html)、、確かに今まで世界中で戦争を振りまいてきたアメリカの軍産複合体に対する挑戦状のようでもあり、1%が99%を支配するといわれるアメリカの1%を敵に回し、99%の側に立つという宣言にもとれます。経済的には保護主義の宣言でもあるし、今までのような、全国民向けではなく、富裕層と貧困層の融和よりはトランプ支持層相手の演説であることがはっきりしています。これでは命を狙われるかもと暗殺の危険もリアルに感じたり。つくづくアメリカに必要なのはトランプさんよりはバーニーサンダースさんだったと思います。ある面、変革はあるでしょうが、国内的にはなんとも時代錯誤で乱暴な方向転換で、非民主的なやり方には市民が黙ってはいられないでしょう。
◎この演説を分析した方がいます。久しぶりですが、田中宇(さかい)氏のブログです。最初の部分をコピーです:

「トランプ革命の檄文としての就任演説」
2017年1月24日   田中 宇


 まず書こうとすることの概要。トランプは米国と世界に巨大な転換を引き起こそうとしている。全体像が膨大で分析が間に合わないので、とりあえず今回はトランプの大統領就任演説を分析する。演説は、米国を支配してきたワシントンDCのエリート層による支配構造をぶちこわせと米国民をけしかけている。トランプは米大統領という、支配層のトップに入り込んだのに、その地位を使って支配層を壊そうとしているこれは革命、クーデターだ。支配層の一員であるマスコミは、就任演説を否定的にとらえ、趣旨をきちんと報じない。リベラル派は反トランプ運動を強めている。おそらくトランプ陣営は、意図的に対立構造の出現を誘発している。概要ここまで。以下本文。 (Donald Trump inauguration speech: Read the full transcript)

◎相変わらずうがち過ぎ?かなと思うような書き方ですが、こういう見方もあるのかと思いました。全文はこちらで:https://tanakanews.com/170124trump.htm
まだトランプ大統領のスタート時点でどう評価していいものか、無茶苦茶言ってる人が大統領にまでなって、何もわかってないから説明してやらなきゃ…なんてとらえ方をしていたら甘い、甘い、ということもあるかもしれません。