お手柄の望月記者、加計学園問題と逢沢氏とNHK、「日本会議系都議選候補者名簿」、読売新聞の読者離れなど


◎「当てはまらない」「問題ない」、何を聞いても無表情、木で鼻を括る答弁で煙に巻いていた菅官房長官が、この人が質問するようになってから明らかに変わってきました。狼狽したり、動揺したり、感情的になったりと菅官房長官得意の虚勢を突き崩したお手柄の記者が取り上げられています。

会見で食い下がった東京新聞記者 菅官房長官を動揺させた突破の質問力
AERA dot. 6月21日


 委員会採決省略の強行採決、実在した「怪文書」……。「安倍一強」のもと、自民党はなぜここまで傲慢になってしまったのか。その源流を「政・官の関係」「派閥弱体化」「小選挙区制」の現場で考察し、いかにして現在の一強体制が作られていったかを明らかにする。AERA 2017年6月26日号では自民党を大特集。加計学園問題にからむ記者会見で、官房長官を動揺させ話題となった、東京新聞の望月衣塑子に話を聞いた



←写真:© dot. 望月衣塑子(もちづき・いそこ)/慶應義塾大学法学部卒。東京新聞社会部記者。千葉、神奈川…


 なぜ、こんなに追及が甘いのだろう? テレビで菅義偉官房長官の記者会見を見て、もやもやとした歯がゆさを感じていました。私は加計学園問題の取材を進めるなかで、キーマンは菅官房長官ではないかと考え、発言を注視してきました。しかし、文書を「怪文書のたぐい」と切り捨て、「再調査は必要ない」と繰り返すばかり。記者も二の矢、三の矢の質問をしない。これでは政府は動くわけがないと危機感が募りました。


 私は政治部でなく、社会部の記者です。社会部で警察や検察の幹部とやりとりをしてきたなかで、執拗に質問しないと、肝心なことを答えないことを、身に染みて知っています。答えをはぐらかし、時にはウソもつかれます


 会見で、私は「再調査をしない理由」を繰り返しただしました。菅官房長官もはぐらかすのですが、「総理、官房長官が(再調査不要と)判断したのでは」という問いには「あり得ません」と語気を強め、「現役の文科省職員の証言はウソだと思うか」との質問には、「ウソだとは言っていない」と即座に言い返すなど、明らかな変化もありました。会見が短くなったり、質問は1社1問までと制限が厳しくなったりと、官邸の嫌がらせを危惧する番記者がいたかもしれません。各社の主張の違いはあっても、権力監視の観点では記者側は一枚岩になるべきです。(構成/編集部・作田裕史)
AERA 2017年6月26日

◎山口氏の”恥ずべきレイプ事件”、アメリカのネットメディアで「首相が隠蔽?」と取り上げられたとか:

内田樹さんがリツイート
Thoton and the News‏ @Thoton 6月20日
驚いた。米のネットメディア「デイリービースト」(ツイッターフォロワー数100万以上)が詩織さんレイプ事件を取り上げた記事は「恥ずべきレイプ事件隠蔽に日本のトップ政治家が関わっているのか?」と題され、安倍首相の顔写真が使われている。


Is Japan's Top Politician Behind a Shameful Rape Cover-Up?

‘Japanese women shouldn’t suffer rape or injustice in silence anymore.’ A simple declaration by a victim has provoked a complex political crisis.(http://www.thedailybeast.com/is-japans-top-politician-behind-a-shameful-rape-cover-up?source=twitter&via=desktop)


NHKの19日のクロ現で取り上げたスクープ。NHK自らスクープの内容を打ち消す役割を。NHK、どうなってる?

内田樹さんがリツイート
山崎 雅弘‏ @mas__yamazaki 4時間
山崎 雅弘さんがガイチをリツイートしました
政治部の意向なのか、NHKのニュースは、首相やその周辺への疑惑を他のメディアが報じても目と耳を閉じて沈黙を守り、政府側の「反論」が整った時点で、その「反論」をメインに据える形で報道するパターンが、第二次安倍政権下で顕著になっている。

ガイチ‏ 
@gaitifuji
ガイチさんがガイチをリツイートしました
NHK社会部による昨日のスクープの追撃記事。ところでNHKさんは本日定時のニュースでは政府の公式見解が出るまでは昨夜の自社の記者によるスクープに一切触れず反論出たあとはその反論に時間を割く自社のスクープをないものにしようとするアクロバティックな対応なかなかのカオスである

加計学園問題、森友問題は、主に昭恵夫人との間でしたが、コチラは安倍首相本人が関わる問題です。

内田樹さんがリツイート
島薗進‏ @Shimazono 20時間
島薗進さんが島薗進リツイートしました
安倍政権では表に出られない人がますます増える萩生田光一官房副長官)、https://mainichi.jp/articles/20170621/k00/00m/040/112000c … 山本幸三(地方創生大臣)http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3083563.html … 地位に留まっても辞任に近づいていく

島薗進‏ 
@Shimazono
辞任が当然の閣僚らが未だにやめないが、すでに実質的に「表」に出せない「部下」増大安倍昭恵(夫人)、稲田朋美防衛大臣)、金田勝年法務大臣)、迫田英典・佐川宣寿(財務省)、山口敬之、昭恵氏付き女性官僚、側近要職者(今井・萩生田・和泉・藤原)等皆、将来は「裏」世界?


内田樹さんがリツイート
HOM55‏ @HON5437 6月19日

自民党衆議院議員逢沢一郎親族の企業「アイサワ工業」が獣医学部校舎建設の工事を請負っている事は驚きだがなんと自身も加計学園国際交流局顧問という役職を持っていた!!しかも各種式典や大会などに出席するなど、熱心に #加計学園 を応援している。利害関係者がここにも、あそこにも。


山崎 雅弘‏ @mas__yamazaki 6月22日
;">国会議員としての資質が学歴と経歴だけで判断されるなら、「東京大学法学部卒業」で「ハーバード大学大学院修了」で「元在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官」の同議員は非の打ち所がない。だがこんな人間、ただ「自民党を離党しました」では済まないだろう。国会議事堂から叩き出さないと。

日本会議の都議選候補者一覧です:

内田樹さんがリツイート
赤旗政治記者‏ @akahataseiji 5月31日

【資料】都議選「日本会議」候補者党派別一覧表(5月31日付「赤旗」所載http://jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-05-31/2017053101_03_1.html 

◎文春オンラインが読売新聞の読者の声を載せています(昨日の週刊文春の新聞広告見出しにも小さく出ていました)。前川氏の「バー通い」を一面に掲載したことから読者の批判を招き、読者離れまで。読者の声のマトモなこと!!

  内田樹さんがリツイート
冨永 格‏ @tanutinn 4時間
冨永 格さんが文春オンライン[文藝春秋]をリツイートしました(http://bunshun.jp/articles/-/2999)
あす発売の週刊文春に読売内部文書「読者センター週報」…前川氏が出会いバー通い」の記事に「親の代から60年愛読、一番公平な新聞と思っていたが三流週刊誌のような記事を書くとは何事か。信用できないのでやめる」「やめたいと集金の人に言ったら『お宅で5件目です』と言われた」等々…

読売新聞 “加計問題”報道で意見2000件
source : 週刊文春 2017年6月29日号



読売新聞が掲載した前川喜平文科省事務次官が“出会い系バー”に通っていたとする記事(5月22日付)に対して、読者から多数の批判が寄せられていたことがわかった。「週刊文春」が入手した読売新聞の内部文書で判明した。


 読売新聞は、これまで読者の反応について、〈一部報道等の誤った情報に基づいたご批判の声も寄せられていますが、本紙の報道を支持する声は数多く届いています〉(6月13日付、朝日新聞朝刊)と説明していた。


 読売新聞の読者センターに寄せられた意見を集計した5月30日付〈東京・読者センター週報〉によれば、今週の概況として、次のように記述されている。
加計学園を巡る前川・前文科次官の証言と在職中の出会い系バー通いに関する本紙報道に批判が相次いだ
 日々の声をまとめた〈日報〉にも厳しい声が並んでいる。
読売は越えてはならない一線を越えてしまった
読売新聞は官邸からのリークを垂れ流すだけの安倍晋三氏の個人広報紙か


 さらに、解約に言及する声も寄せられていた。日報では、その日の解約言及数とともに、次のような読者の声が紹介されている。
〈「親の代から60年来、読売を愛読してきた。一番公平な新聞と思っていた。それが前文科次官の出会い系バー通いなどという三流週刊誌のような記事を書くとは何事か。信用できないのでやめる」など解約言及も12件
〈「前川さんの記事を載せた時点で、残念だがもう貴社の記事は読みたくなくなった」などの解約言及の電話も20件
〈「『偏っているので(購読を)止めたい』と集金の人に言ったら『お宅で5件目です』と言われた」などの解約言及は11件

(91歳の渡辺主筆 ©共同通信社)


出会い系バー”報道以降、解約に言及した読者の声は300件を超え、加計学園問題で寄せられた意見は2000件に達し、その大半が批判的なものだったという。


 読売新聞グループ本社広報部は、小誌の取材に対し、次のように回答した。
「読者センターに来た意見の内訳については公表していません」
 6月22日発売の「週刊文春」では、“出会い系バー”報道を巡り、社内のチェック機関である「適正報道委員会」の審査を通していなかったことや、渡辺恒雄主筆への取材とあわせ、揺れる読売新聞の内情を詳報している