昨日２１日の官邸前再稼働反対の金曜デモの様子をいつものように「特別な１日」さんのルポで。今回のブログのタイトルは「『アベノミクスの落日』と『安倍内閣の受け皿』と『0721再稼働反対！首相官邸前抗議』」。
さて、いつものように盛沢山な内容ですが、ついていきます。
◎最初に、オリンピックの犠牲者といってよいと思います。
新国立競技場の建設工事に関わっていた23歳の新卒男性が失踪、過労自殺と認定されたそうです。両親は上野労働基準監督署に労災認定を申請、代理人の弁護士が今週 7月20日に厚労省で記者会見しました。
アンダーコントロールのウソまでついて誘致する必要があったのか、花なら蕾の青年が命を失わなければならないようなオリンピック、バカげています。殺されかけている人たちが何人いるのか・・・日本がギブアップするならロンドンが引き受けてもよいと言っていたという話もありました。オリンピックにかけるお金を福島の避難生活を続けている人や、自主避難を続けている人たちの生活支援に向けた方がよっぽど日本のためだと思います。アスリートの中にそういう意見の人たちはいないのでしょうか。森元首相の悲願の実現のために、これ以上犠牲者が出てはたまらないです。
オリンピックなんてスポーツ利権と商業主義のクズでしょう。
ちなみに新国立競技場は安倍晋三の鶴の一声でクーラーの設置がカットされたそうです。これには当時の遠藤担当大臣もびっくりしたそうです。オリンピックでは観客も何人か死ぬんじゃないの😜。そんなものを見て喜んでる連中が熱中症になるのは自業自得ですがね。
◎開催時期が日本の最も暑い時期というのが、本当に”なんで？”でしたが、日本だけでは決まらない諸事情によるそうです。それにしても最悪の時期であることは確かです。それに、クーラーをつけないでヤレとは・・・救護班が大忙しになりそうですね。にしても、アベ首相の一声でカットしてしまっていいんですかね？ 無責任じゃ？ 私は今からでも返上すればいいと思っていますが・・・
◎次に経済。「さて、昨日 日銀が物価目標の達成を2019年まで延期すると発表しました。」
ここ数年の実質賃金と名目賃金を並べた表を載せておられますので、ぜひ、ブログで確かめてください。
延期は2015年春以降 これで6回目だそうです。アベノミクス当初は2%の物価上昇を2年で達成する（2015年）ということでしたから、それから数えたら何回目かわかりません😜。これって大本営発表よりひどい。金融緩和でデフレ脱却、というアベノミクスが失敗していることが改めて証明されました。
◎そして、政治。菅直人が7月18日付のブログで『民進党が脱原発へ舵を切れないのなら、新たに緑の党のような全国的な政党を作らなければならない』と発言したことにふれて、SPYBOYさんは「民進党の替りが5人ぐらいの脱原発政党じゃ意味がないし、まして菅直人がそこに入るとしたら逆効果です。はっきり言ってどうでもいい」と厳しいですが、私も賛成です。どうしようもないでしょう。それより、現実性のある話として２つの可能性を上げておられます：
一つは『都民ファ＋民進党を除名された長島昭久や維新を除名された渡辺喜美、それに民進党が分裂して玉木雄一郎？らが合流』
もう一つは『自民党内の岸田（宏池会 党内第四派閥）と麻生派（党内第二派閥）の連合』
・１つ目については：「今週 前首相の細川護煕が同じことを言っています。細川は18日の毎日新聞/サンデー毎日（https://mainichi.jp/sunday/articles/20170717/org/00m/010/001000d）で『小池の党は日本新党の時と同じ触媒のような役割を果たせばよい。小池の党と民進党の核となる人間が組めば政府は倒せる』と述べています。『原発ゼロというビジョンを示せばいい』と言うのです」。これは、７月３０日付の週刊誌「サンデー毎日」が掲載しています。私の手元に週刊誌がありますので、また別の機会に取り上げたいと思っています。
・２つ目についてSPYBOYさんは、「ハト派の岸田に、経済を知っている麻生がくっつけば、都民ファより遥かにマシ、とボクは考えます。もちろん岸田がどういう器量かも、これからどう動くかも判りません。ですが安倍の支持率が落ちれば落ちるほど、ハト派政権の可能性は高まるでしょう」。
◎詳しくはぜひブログを訪ねて読んでみてください。野党共闘に至るまでの現実的な可能性といえばこの２つしかないかな・・・
ということで、今週も官邸前抗議へ #金曜官邸前抗議
今日の東京の気温は午後6時で29度。いやあー（笑）。参加者は650人だそうです。
◎ここで、取り上げられているのは増え続ける汚染水問題です：
先週末 東電の新会長の川村（元日立会長）が約78万トンも溜まった放射性物質トリチウムを含んだ汚染水を海洋放出する方針、とインタビューで発言しました。
★ここでも問題は、現実的な解決策です。どの問題も日本が今抱えている解決しなければならない問題ばかり。理想と現実、どこで折り合いをつけて、何をどう変えるためにどうすればいいのか…難しいですが、逃げられない問題ばかりですね。
★ぜひ、こちらのブログを訪ねて：http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20170721/1500641038
