晩秋の唐池公園

曇り日の日曜の午後、買い物のついでに久しぶりに唐池公園へ。
スズカケの大木が赤く染まっていました。
公園の入り口から葉を落とした木々の中に『愛 父母子の像』が見えます。

小道の両側のスズカケはまだ紅葉には早く、
東屋の向こうに、黄色のイチョウと赤い銀杏ハゼが見えました。


今日より遅ければ、イチョウの葉は散っていたかもしれません。
イチョウの木の奥は公園の東端で斜面になっています。
黄色い落ち葉を踏みしめて木の下に入りました。


先ほど木の下のベンチに人がいたギンナンハゼが西日を受けて赤く輝いています。


この公園は中学の同窓生の一人が50代で自ら命を絶った公園です。

脳外科手術の術後の後遺症に苦しんでいましたが、生きることに絶望するだけの悩みも抱えていました。
その悩みを知る隣家のNさんも引っ越してしまわれて、亡くなった彼のために共に泣いたことも過去のことに。
この公園を訪ねると、ときどき思い出します。