初冬の唐池公園と芦原公園

8日の日曜日、夫が木曽路のウォーキングで滋賀県18キロウォークに出かけた日、私は久しぶりにカメラを持って唐池公園へ向かいました。駐車場に近い入口の大木は伐採されて切り株だけ残っているのや、大きな枝を払われてみすぼらしい格好になってかわいそうな感じがしますが、すずかけのプロムナードの出口の木々は健在でした。ここの黄葉の濃淡が柔らかな日を受けて素晴らしいです。

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カメラで上を見上げて写していると、後ろに人の気配が。年配のおしゃれな男性が待っておられる様子。邪魔になるのかなと思って、どうぞと譲ると、「きれいですね」と。私も「本当に見事ですよね」と言うと、スマホを差し出されて写真を見せてくださいました。同じ場所の美しい黄葉の待ち受け写真です。

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「これは何時のですか?」「去年です」「すずかけ・プラタナスですよね」というと、「それが、どうもカナディアンメイプルのようです」と仰います。「鈴のような実をつけているのでスズカケかと思ったのですが、そういえば葉はメイプルリーフですね」。「じゃ」と元来た道を帰って行かれました。あれ、写真を見せたかったのかな・・・

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コープで用事を済ませて、帰りは団地の外周路をたどって芦原公園へ。

裸木もありますが南入り口の木の紅葉が素晴らしい。

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池の向こうに団地の給水塔が見える季節になりました。

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手前、真ん中あたりに青いボールが写っています。

柵のところに3人ほど子供たちがいるので近づいてみると、一人が木の枝を持って下に降りていました。ボール(サッカボール)が落ちて、取りに降りたところらしい。

危ないから気を付けてというより、十分気を付けながら恐る恐るというのがわかるので「大変ね~可哀そうに…、もっと長い竿がないと無理かな」と私。通りかかった方に「何とかならないでしょうかね」と話しかけると「どもならんで。風が吹き寄せてくれるのを待たなしゃーない」と言い捨てて去って行かれました。「噴水の波の力で寄せてくるのを待つしかないかな、それか風か」と言いながら「頑張ってね」と私も離れました。

公園の広場から見た北側の紅葉と箕面の山

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池の周りを保育所のある出口の方へぐるりと回ると、どうも思い切って足を踏み入れてボールを掻き寄せるのに成功したらしい。望遠で撮りました。

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じっと見ていると、せっかく捕獲して投げ上げたボールが柵を越えず、受け損ねた子どもたちがワァーと歓声?悲鳴?を上げています。今度は何とか引き寄せたボールを投げずに、大事そうに抱えてコンクリートの斜めの土手を上がって行きました。よかった、よかったでした。