身近に迫る『コロナウィルス』と素人芝居

今日は23日、新しい天皇誕生日なんですね。夫の誘いに乗って午後から近くのメープルホールでソプラノのコンサートを聴きに出かけました。一寸おしゃれしてビーズのイヤリングなど付けて。

f:id:cangael:20200223133532j:plain
ホール入り口の立看板の前に数人。

近づいてみて、ホールの係の人が平謝りにしているのでもまだぴんと来ず。
中止なんだとか? はぁ~~ん、とこの時点でやっとわかりました。

テレビの中のことと現実がなかなかリンクせず。コロナウィルスのためと分かるまで何と時間のかかったことかと我ながら。夫と二人で、思いつきもしなかったね~と。
せっかく出てきたので、芦原公園から唐池公園へ歩くことに。

芦原池の隣の沼の埋め立て工事は終わっている様子。

f:id:cangael:20200223134251j:plain

途中で生協のコープ箕面へ寄って買い物をすることに。1時間ほどして戻ってちょうど2時半。山代温泉の美味しい羊羹があるので、母も呼んでお茶にすることに。糖尿病の母には特別薄く切って出しました。45年ほど前、夫の実家で2年暮らしていました。その時、総湯近くの羊羹屋さんの前を毎日通っていましたが、その廉(王偏のレン)の羊羹を親戚が送ってくれたので、あの頃と変わらぬ懐かしい味の羊羹と知覧茶を淹れて3時のお茶にしました。

f:id:cangael:20200214104443j:plainf:id:cangael:20200214104502j:plain

f:id:cangael:20200214104447j:plain

ところで、末の妹が母に俳句2句を書いた2度目の葉書をよこしています。そこに、数行、自分の健康状態を書いています。葉書からその一部を: 

夫にシルバーカーを購入し、家の前の道をリハビリ兼ねて歩いています。一人でコンビニまで買い物にも行けるようになりました。そんな背中に明るい春の日差しを感じました。 

 

  シルバーカー 押す夫(つま)の背に 春日ざし

 

  昨年暮れに体調崩しまして一週間入院しました。肝臓に腫瘍あり、胆管が詰まって胆汁が流れなくなり軽い黄疸になりました。年明けて三月初めまで毎日治療通院、今は月一回の通院となりました。遅くなりましたが、ご報告しておきます。後は、元気になるだけですので、ご心配なく。

 妹らしく短く事実だけを上手に書いています。妹は、母が自分のことを余りにも元気だと思っていると手紙にも書いてくるのに耐え切れず、知らせておかなければと思ったようです。普段より10キロほど体重が減って痩せた姿を見れば驚くだろうけど離れているので・・・と電話では。気丈で前向きな妹のこと、電話のあと私はシッカリしているな~と感心するばかり。母は入院が1週間で済み、それも昨年末のことで大したことがないと思っているようなので「腫瘍ってガンのことよね」とそれとなく。母はまだぴんと来ていないようですが、私はこれで母に隠さなくても済むとホッとしました。素人でもお芝居しないといけないことがありますね。『ふりをする』というか、まさに『演技・芝居』です。知らないふりをする・・・これがなかなか難しい。