自殺した近畿財務局職員の『手記と遺書』(週刊文春)を読んで

昨日は水曜日。朝早く夫はびわ湖バレイにスキーに出かけました。雪は40センチ、ところどころ土が出ているそうですが滑り納めに行ってくると出かけました。私はヨーガです。コロナで少なくなったとはいえ先週は生徒3人、今週は4人と先生で続けています。お昼は一緒に駅向こうの昭和なレストランでランチ。ハンバーグステーキの定食で650円はとってもリーズナブル。

帰りは週刊文春を買うため本屋さんへ。 家に帰って読み終えて泣けました。働き盛りの誠実で優秀な財務局職員の赤木さんが命と引き換えに残した手記と遺言。真実を知りたいと動き出した妻の昌子さん。名指しされた方たちは答える義務と責任があるでしょう。「手記」の全文を今朝の「shuueiのメモ」さんから:

◆ ネットの写真で「週刊文春」の写真と18日の内田氏のツィッターから:

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内田樹  @levinassien  3月18日

週刊文春を読みました。詳細にわたる手記なり遺書なりがあることは高い確率で推測できたはずなのに。驚くべきは(1)大手メディアがこれまで遺書を入手し公開するための努力をほとんどしてこなかったこと(2)検察は事情聴取を通じて内容を詳しく知りながら放置してきたこと(3)文書が公開されたら身に累が及ぶことが高い確率で想定されながら、佐川以下の財務官僚が『たいしたことは起こらない』と高をくくってきたことです。

 つまり、メディアも官僚たちも検察官も「政権が圧力をかけて公開をさせず、されてももみ消すだろう」と信じていたということです。

 

茂木健一郎 @kenichiromogi

週刊文春の記事を読んだ。選挙で国会議員になった政治家の意向と言えども公益に沿わないことには本来役所は忖度する必要はないのに、あれこれとつじつま合わせのための文書の書き換え、証拠隠滅をする。不正直で卑劣な人たちが出世し、正直者は自ら命を断つ霞が関の文化を変えなければこの国は沈む。

 

志位和夫 @shiikazuo

「森友問題『3年前に戻って検証』野党、遺書報道受け」

理不尽を強いられ、追い詰められて、ひとが一人、命を絶っている。「こんな時に何だ」「いまさら何だ」などといえる話では決してない。

コロナから命を守る取り組みは党派を超えてやる。同時にこの問題は徹底的にやる。

◆菅官房長官 の会見から:

内田樹さんがリツイート

町山智浩  @TomoMachi  3月18日

官房長官は、改ざんを主導したとされる佐川局長を国税庁長官に据えた人事について関与した職員には厳正な処分が行われた。その後の人事は、任命権者である財務大臣において適材適所の人事が行われた」と強調した。

 ▼chocolat. @chocolat_psyder 3月18日

人ひとり死なせておいて適材適所とか、言った者勝ちの世界かよ。

文春と朝日しか報じてないっぽいけど、NHKも民放も無視?国家ぐるみの隠蔽とパワハラだよ?

芸能人の薬物より1億倍大事でしょ。

◆次も内田氏のツィッターからです: 

ダルマパパ @GHynvs0ynDhOSMF

佐川さんほどではありませんが私達も森友公文書改竄協力した結果めでたく栄転しました

美並義人 近畿財務局長→東京国税局局長

中村稔 財務省理財局総務課長→イギリス公使

山本真千子 大阪地検特捜部長→大阪地検次席検事

谷査恵子 昭恵付き人→イタリア大使館一等書記官

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内田樹さんがリツイート

ダルマパパ @GHynvs0ynDhOSMF 3月18日

森友問題で財務省関係者を全員不起訴処分にした山本真千子元大阪地検特捜部長!

亡くなられた近畿財務局職員赤木氏の文春で公表された手記内で大阪地検特捜部も公文書の改竄の一部始終を全て認識していたと暴露!

山本元特捜部長は現在函館地検検事正を経て今3月から大阪地検No.2次席検事に!

◆遺書を読んだ後の財務省に小西議員が質問しています。その回答は?: 

内田樹さんがリツイート

すう  @suzukifm  3月18日

自らの死をもって訴えた重さを、彼らはどう考えていたのでしょう人間らしい血の通った心を持っていたとは到底思えません。

引用ツイート

小西ひろゆき参議院議員)@konishihiroyuki 3月18日

財務省は私の質疑に対し、以下を答弁した。

・ 遺書を読んで本省の改ざん指示が自殺の原因と考えるかどうかは、答弁しない

・ 遺書についてコメントする立場にない

・ 遺書に新しい事実はなく、再調査はしない

遺書を無視し、都合よく曲解する。

余りに冷酷非道だ。

🔲山崎氏のツィッターでは、2018年のリテラの2つの記事が紹介されていました: 

山崎 雅弘さんがリツイート

▼litera  @litera_web 3月17日

森友問題めぐり自殺に追い込まれた近畿財務局職員が「佐川理財局長の指示」と遺書に書き残していた死の直後には「自分1人の責任にされてしまう」のメモも! 責任押しつけの犠牲者が

 

▼litera  @litera_web  3月17日

これでもまだ同じことが言えるのか→三浦瑠麗が近畿財務局職員の自殺に「人が死ぬほどの問題じゃない」…冷酷発言は安倍政権の改ざん矮小化のため?

◎「死ぬほどのことじゃない」と言える人は、公務員が公文書を改ざんすることの意味が分かっていない人です。「あった文書」を「無き物」にする、「あったこと=事実」を「なかったこと」に 書き換える、それも部下に書き換えさせて命令した人が国会で平気で『ウソ』の証言をする。書き換えた部下に罪を全部かぶせて罰まで受けさせようとする。知らぬ顔の佐川氏には国民を裏切ったという罪の意識もなく、逆に安倍首相を守ったというご褒美が。もはや民主主義国家ではなく独裁者の支配する腐敗国家です。腐った国家をもとに戻す・・・昌子さんの裁判はそんな闘いのひとつになりますね。