◎「タモリ」と「STATION」?何?と思って番組は見なかったのですが、タモリさんなら分かります。無責任におしゃべりする人ではないですよね:
🔲コリアンタウン鶴橋のチマチョゴリ。関西では17日の夕刊に掲載されていました:
◎3月17日(木)の朝日新聞夕刊の関西版「おおきに!関西」は
「『鶴橋のチマ・チョゴリ店』 華やぐハレの日 ド派手に進化」という記事でした。
◎20年ほど前、ヨーガの仲間で小学校の同級生のMさんが結婚してすぐの頃、桃谷に住んでいて、鶴橋の商店街が近くにあったのでヨーガの仲間を案内してあげるといって、5,6人で鶴橋見学に出かけたことがあります。
大阪の北、滝と猿の箕面に小学校の頃から住んでいて山や谷遊びはお得意でしたが都会が怖い。梅田(阪急電車の京都線、宝塚線、神戸線の起点の駅周辺の古くからの地名)以南は怖くて一人では行けないという山育ち。環状線の鶴橋は乗換駅で降りたことはあっても地面を歩いたことはなく、噂で聞くだけ。興味津々の見学会でした。
まず生野区の桃谷や東成区の辺りは、昔、猪飼野と呼ばれていました。Wikipediaでは
古代・仁徳天皇の時代に、多くの「渡来人」が当地にやってきた。その渡来人たちがブタ(猪)を飼う風習があったので、この地域を「猪飼野(いかいの)」と呼ぶようになる。また、文献上の日本最古の橋がここを流れる「百済川」(現在の平野川)に猪甘津橋が架けられ、時代が下って江戸時代になると「つるのはし」と呼ばれたことから現在の「鶴橋」の地名の元となる」。
「みんなが知っていて地図にない」猪飼野ー日本の中の小さな済州 : 文化 : hankyoreh japan (hani.co.kr)
有名な在日朝鮮人の詩人の金時鐘が「猪飼野詩集」の巻頭に掲載した詩『見えない町』は、曺智鉉の作品に対する最も的確な説明と言える。
「なくても ある町/そのままのままで/なくなっている町/…みんなが知っていて/地図になく/…日本でないから/消えててもよく/どうでもいいから/気ままなものよ
◎さて、その時、案内してもらった鶴橋商店街はとても活気のある商店街でした。キムチの匂いとありとあらゆる食材と刃物とそして色鮮やかなチマチョゴリ.それが数軒おきにあって、必ず布団屋さんのショーウィンドウに派手で華やかな原色のウェディングドレスが飾ってありました。日本に在る異国を強烈に感じました。朝日のこの記事にそっくり私が見たあの商店街のお話と布団屋さんのドレスの話が書かれていました。
◎肖像画の人物に自分が扮装して写真に撮った作品で有名な現代美術家の森村保昌70)さんは天王寺区出身です:
天王寺区出身、最寄り駅は鶴橋です。子どもの頃、商店街は親から「行っちゃだめ」と言われました。教師がホルモン屋で食事をしただけで問題視される時代でした。垣間見たチョゴリ屋さんは、ビビッドな色の生地がずらーっと並び、鮮烈に異国を感じました。商店街に気軽に立ち入るようになったのは1988年のソウル五輪以降かな。民族衣装のお店を続けるのは大変だろうけど、なくなったらぐっと寂しくなる。残り続けて欲しいですね。
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