庭木の紅葉と略称追加(盆栽とFタープ)

去年の山野草展で苗を買って鉢植えにしたモミジが紅葉しています。
箕面の滝道のモミジの紅葉は20日過ぎからが見頃、人によっては12月に入ってからという人も。
その頃、滝道まで歩いてみようかと思っています。
ところで、昨日の夕刊讀賣に<BONSAI「クール」>という見出しの記事が。
その中にASPACという略称が使われています。記事を適当に省略しながら引用です。

盆栽の人気が海外で高まっている。欧米などでは「『BONSAI』はクール(格好いい)」と、幅広い世代に受け入れられ、輸出量はこの10年で2割以上増えた。
18日からは、主要産地の高松市で国際的な展示会「アジア太平洋盆栽水石大会(ASPAC)」が国内で初めて開かれる。
香川県は松の盆栽の9割を生産。江戸時代、農家が自生する松を鉢に植え、金比羅宮の参拝土産として売ったのが始まりとされている。
 盆栽農家が集まる高松市では海外からの買い付けが増えている。「東洋の神秘的なところが受けている。飾るだけでなく、自分で枝ぶりをデザインできるのも人気の理由」とか。
 欧州では、盆栽はすしや柔道と同じくらい知名度が高く、日本貿易振興機構によると、オランダやベルギー、ドイツなどで特に人気があり、イタリアには愛好家クラブが200あるという。
 国内の盆栽市場は縮小傾向だが、輸出は堅調だ。農林水産省によると、2002年に3万1141本だった輸出は、10年には3万7636本に増えた。中国などの富裕層の間で需要が高まっていると見られる。
 ASPAC(21日まで)では、盆栽と水石の展示、盆栽の創作実演も行われ、26カ国・地域から愛好家ら約3万人の参加が見込まれている。小西実行委員長は「絶好のアピールの場。アニメに続いて、クール・ジャパンの代表に加わりたい」と話している。

紅葉する沙羅双樹(夏椿)、ジューンベリー百日紅サルスベリ)の木々。

昨日は国会で野田総理が「エフタープは賛成ですか。賛成でないと話にならない」と。
で、エフタープ(FTAAP)って何?ということで、TPPとも深い関係がありそうなので調べてみました。
18日の今日、インドネシアのバリで野田首相東南アジア諸国連合ASEAN)の各国首脳が17日明らかにされたASEAN共同宣言案を採択します。
「日本政府として、域内の市場を統合するASEAN共同体の構築を促し双方の関係を深めるため、総事業費2兆円規模のインフラ整備で協力する。安全保障では、中国とASEANによる南シナ海での領有権争いの解決に向け、多国間の法的な枠組みづくりを目指す方針を確認する。」(日経より)

FTAAP
別名:アジア太平洋自由貿易圏、アジア太平洋自由貿易地域 英語:Free Trade Area of Asia-Pacific


アジア太平洋経済協力(APEC)の加盟国全域(2010年10月現在21カ国)において、自由貿易圏を構築する構想の名称。FTAAPの構想が実現した場合に形成される貿易自由化された経済圏の規模は、世界人口の約4割、世界の国内総生産GDP)の全体の約6割に達する。


FTAAPは、2004年にチリで開催されたAPEC首脳会議の際にABACにより提言され、その後2006年にベトナムハノイで開催されたAPEC首脳会議において米国より提唱され(当時の大統領はジョージ・W・ブッシュ)、話題として取り上げられた。


FTAAPを実現する具体的な経済的な枠組みとしては様々な案が検討されており、2010年日本APECの首脳宣言である「横浜ビジョン」では、下記のように記載されている。



英語原文<略>
日本語仮訳
「我々は、APECの地域経済統合の課題を進展させるための主要な手段であるアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の実現に向けて具体的な手段をとる。FTAAPは,中でもASEAN+3、ASEAN+6及び環太平洋パートナーシップ(TPP)協定といった、現在進行している地域的な取組を基礎として更に発展させることにより、包括的な自由貿易協定として追求されるべきである。」


このため、2010年11月14日現在では、FTAAPを実現するための具体的な経済的な枠組みとしては「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」「ASEAN+3」「ASEAN+6」などが平行して候補として存在している状況であると言える。     (Weblio辞書より引用)

天皇陛下が今ご病気で入院されています。GNH(Gross National Happiness)=国民総幸福量世界1位というブータン国王夫妻をお招きになっていましたが、皇太子様が代わりに新婚ご夫妻をお迎えになっています。天皇陛下のご病気の原因は3・11以来の度重なる現地への訪問だといいます。象徴天皇が日本の国難に心を痛めて病床についておられるというのは正に今の日本を象徴されていると思います。
その地震津波原発の三重苦のフクシマ。官僚達はあるいは推進派といわれる人たちは「ノドもと過ぎれば熱さを忘れ」という日本人の忘れっぽさ、水に流す習慣を期待していると聞くことがありますが、今回はそうは行かないと思います。放射能汚染は見えない恐怖との戦いですし長期戦です。その間に長年重ねてきたウソが暴かれて益々神話に騙されていたと気づく人が増えていくでしょう。
いずれ”金より命””命こそ宝”の当り前が当り前になる日が来るでしょう。子供達の健康被害がこれ以上大変なことにならないよう、その日が一日も早く来るよう、ミツバチたちは羽音をブンブン言わせましょう。