昨日の午後、「庭のお花を見に来ない?」というお誘いの電話。早速自転車でお庭のお花見に駆け付けました。
まあ、なんと!と息をのみました。
一番奥に樹齢80年以上という平戸ツツジ、両横に真っ赤な霧島ツツジ、その間に色とりどりの鉢植の花が咲いています。
定年退職後のご主人が庭づくりに精を出されて、今は庭の芝生と植木とお花はすべてご主人のお仕事だとか。これは確かに二人だけで見ているには勿体ない。
写真を撮らせていただきました。
5月は花の季節です。
さて昨日の木曜日、前夜、西穂高に向けて夜行バスで出発した夫が居ないので、両親と私の3人でのコーヒータイム。
ちょうどテレ朝モーニングバード玉川徹キャスターの「そもそも総研」。そういえば小出裕章氏や古賀茂明氏、飯田哲也氏を登場させたこのコーナーの玉川氏自身宮城県出身で京都大学農学部の出身です。
ところでテーマは「電気は本当に足りないのか?」で4度目だとか、昨日は特に「関西電力」が取り上げられました。
今年の夏の電力会社全体の電力不足予測は0.4%。そのうち関電だけが飛びぬけて-16.3%という大きな数字です。
「本当に16.3%足りないの?」 番組では関電側での努力不足、3点(東電並みの節電と揚水発電と他社電気の買い取り)を挙げて16.3%にあたる約500万キロワット時を賄えると解説。結局、電気は足りなくないという話。
関電側の足りないという話はそもそも根拠がないし数字がいいかげん、そもそも関電は「足りないから動かしたいと言っているわけではない」というのです!
古賀茂明さんの説明では、大阪府市エネルギー戦略会議の席で関電は「電力需給と原発再稼動は関係ありませんとハッキリ言い切りました」。
そして、画面で関電側の人間が「需給の問題とは切り離して考えております」「夏場の需要とは関係を考えておりません」と言っています。
では、何が問題?に「企業としての事情がある」として説明されたのが、原発を動かし続けなければ企業利益が上がらず3年ほどで債務超過になってしまうというお話です。
ゲスト席の女性、「企業の利益を上げるために原発を動かしたいということですか〜」と。
最後に「本当に困るのは?」で登場したのが自民党の河野太郎衆議院議員。
「困るのは原子力ムラ。おいしい原子力利権が福島の事故で崩れそうになった。その利権を今まだ必死に擁護しようとする人にとってみると一番必要な時に原子力が要らなくなったら、”別に原子力はいらないよね”という議論が強くなってくることを非常におそれているのが「原子力ムラの住人」と言われている人たち。つまり経産省の人間、電力会社、あるいは東大をはじめとする原子力工学の先生方、あるいは原子炉メーカーもそうかもしれません、あるいは電力の労働組合の支持をもらっている民主党の議員、献金をもらっている自民党の議員。そういう人から見ると「原子力の利権」というのが、どこかに飛んで行ってしまいかねないから、、どこかで原子力発電所が動いていて、そのおかげで電気がついているんだというフィクションを維持することに彼らは意義を感じているのかもしれないと思います」と発言。
玉川キャスターの「本当に原発が必要かどうかという国民的議論は、この夏を乗り越えた後に、まさに冷静に選択肢も増えた中でやれば、誰もが原発いらないということではないと思うんですよ」に対して河野議員は「つまり、国民を脅して、国民を騙してやってしまえばそれでいいんだという、これが実は原子力ムラのカルチャー そのものだったんじゃないのか。要するに国民の信頼を取り戻して信頼される原子力をやろうなんて人は実はムラの中にほとんどいないんじゃないか」
そして本日の締めくくりは「再稼働しないと集団自殺」しないといけないのは原子力ムラの住人のことなんじゃないの!?!
古賀茂明氏と河野太郎議員の話が分かりやすいですね。
企業が利益を上げ続けるために再稼働が必要ということです。その為には東電の福島原発事故はなかったことに。今なお故郷を離れて避難生活を強いられている大勢の人達の存在も見えず、放射能汚染に怯える人たちの生活も目に入らぬということです。企業利益のためには、化けの皮のはがれた「安全神話」でも信じ続けて、総括原価方式もそのままに原発稼働を前提の計算でなければならない、安全よりは企業生き残りの方が大切というわけです。その結果が「3・12」だったというのに。
関電さんには、この際、危険な原発をやめて自然エネルギー事業に転換して、世間並みの自由競争のもと生みの苦しみを味わっていただかないと目が覚めないようです。優秀な経営陣とエリート社員の皆さんなら、この試練見事乗り越えていけるのではないでしょうか。近畿一円の地方自治体、きっと、応援してくれるでしょう。
無数の花をつけたオオデマリのボリュームに驚きました!