忘れないために…「原発問題は人権問題である」

いつも訪れているブログで見つけた「一歩、また一歩と…」さんというブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/nhkhp146/63344113.html)の5月31日の記事を貼り付けてみます。字の色もその通りに写します。福島県の方です。(「ブーニン余話」に次いで三つ目です)

再掲・原発問題は人権問題である
2012/5/31(木) 午後 8:51  
昨年8/25に書いた記事を再掲します。
原発再稼動問題を、喫緊の「エネルギー問題」だと履き違えている多くの人々へ・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今、あえてこのことを書くのは、「原発問題」の本質を、日本の将来のエネルギーをどうするかという問題、つまり「エネルギー問題」にすり替えることで、もっと重大かつ深刻な問題から、国民の目を逸らさせようとする、政治やマスコミ、大企業の「黒い意図」を、痛切に感じているからです。


もっと重大かつ深刻な問題とは・・・、言うまでもない。 この「原発」のために、現実に、住まいを奪われ、仕事を失い、家族がばらばらになり、人生を狂わされ、寿命を縮め、体調を崩し、心を病み、少なくとも普通の当たり前の暮らしができない状態に追い込まれている人が大勢いることです。


そして、今、この瞬間も、自らの生命を危険にさらしながら、劣悪な環境で原発事故の収束作業に当たっている人が大勢いることです。


これらのことは、日本国憲法で保障されているはずの基本的人権」の侵害にあたる可能性が極めて高い確かに、原発問題はエネルギー問題かもしれないが、それ以上に、実際に原発事故が起きてしまったらこうなってしまうのだ、周辺住民の基本的人権を侵害し、事故処理にあたる作業員の基本的人権を侵害する問題に、必ず発展するのだ、ということについて、どう考えるのかという問題であるはずです。


それが、なぜだか、人権問題としての側面を見ずに、エネルギー問題としての観点でのみ「原発」を議論する人の、あまりにも多いという現状に、実際に原発事故で「被害」を受けた人々や、生命を危険にさらしながら作業に当たっている人々が、今、どれだけ歯がゆい思いをしているか・・。

まずは、そのことを想像してから「原発」について議論してほしい・・・。すべての人に対して、切に、そう願います。


関西テレビの昨日の夕方のニュース番組には橋下市長のブレーンの古賀氏が出演。
「負けたということです。相手(関電)側からは、”ブラックアウトをさせれば一発”というようなことが漏れ聞こえてきた。(古賀氏は多分このことを「停電テロ」と名付けて公にされた)。橋下さんも松井さんも、大変市民や府民のことを考えて責任を重く感じておられます。本当にもし足りないときは大勢の人に大変な迷惑がかかる。このまま再稼働されるにしても、次の闘い方を考えてということで、夏場だけの限定的再稼働しか認めないという言い方をされた」という説明でした。
左右のグラフは夜のNHKニュースで世論調査の結果。「運転再開反対」が「危険性」を感じる割合ぐらいの数字にならないといけないのかな〜とか。「原発問題は人権問題」ということとも絡めて、来週にも現実になりそうな大飯再稼動をどう受けとめればいいのか考えてみたいと思っています。

ローカルニュースを。野球の元大リーガーの野茂さんが自分のクラブチームを今度兵庫県豊岡市に移転させることに。
なぜ豊岡に?という質問に、コウノトリと共生できる人たちのいる処だからと。

町もPRになるだけでなく、子どもたちに夢と希望を与えることができるからと、選手たちに温泉街の旅館の仕事を与えて支えるつもりだとか。社会人野球チームが地元で受け入れられて地域おこしにも役立つといいですね。