街なかを歩いてみれば…イベントの秋たけなわ

フィギュアスケートのグランプリシリーズ(GP)がスタート、第1戦のアメリカ大会では男子が表彰台を独占。羽生君は19日のショートプログラム(SP)で高橋選手が昨年出した最高得点を1.07上回る95・07をマークし、世界歴代最高得点を出しましたが、そこは17歳、フリーでは転倒に次ぐ転倒で、ベテラン小塚君が優勝、それでも3位でした。
第2戦のスケートカナダでは、男子は織田信成が得意の美しいジャンプとスピンで3位に入っていますし、女子は鈴木明子さんと村上佳菜子さんが2位、3位と日本勢好調です。
モロゾフコーチと別れた安藤美姫さん、今季はコーチが見つからず残念ですがお休み、同じモロゾフコーチとの関係復活の高橋選手の活躍が楽しみです。
 
ところで、土曜日の午後、バザーの案内が入っていたと思って駅前のサンプラ地下へ。バザーはヤッテなくて市民展をやっていました。
最近、場所の確認がおろそかで失敗が多いようですが、失敗とは思えない結果になって懲りずに確認しないままです。
木彫りや陶芸の作品が並んでいるところから入り、手芸部門ではパッチワークの作品で日本刺繍と風鈴の図案の大作が並べてありました。
写真のコーナー、父はもう出品しなくなりましたが、昨年Eさんが亡くなられて今年は作品が見られず寂しいことです。
書道の作品を見て外に。バザーのチラシのお蔭で今年の市民展は見逃さずに済みました。
翌日の日曜日は、先日Sさんに商店街が100円ショップになると聞いていましたので、午後から出かけることに。
サンプラの東北の入り口から入ったら、なるほど各お店がワゴンを出して100円の出血サービスの品々を並べています。
日曜日に駅近くのこの商店街を歩くことはないので、良くわかりませんが、いつもより人出は多いのでは・・・。
真ん中あたりにある園芸店で黒塗りの植木鉢を100円で買って、銀行の角を廻ってゼブラゾーンへ向かう途中が、何やら賑やかそう。
インド料理店がナンを焼いて100円で売っているところに人だかりが。
奥のお店から小麦粉を丸めた種をバットに入れて釜のところで一人が叩いて両手の間で空中往復させて伸ばしたものを、布巾で包んだ丸い座布団のような物の上に乗っけて釜の壁に貼り付けて焼きます。焼きあがるともう一人が溶かしたバターを刷毛で表面に塗って、紙袋に入れてビニール袋に入れて渡してくれます。
これは美味しそう。私もおやつに一枚買っていこうと思って並びました。並んでいると、焼きあがった一枚を刻んで「はい試食、どうぞ」とすすめてくれるので一かけら頂きました。バターが効いた良いお味になっています。少し待っていると前の方の2枚が焼きあがって、今度は私の番です。ぷっくり膨れた焼き上がりのナンを一枚だけ買って帰りました。
Yさんのコーナーを廻ろうかという頃、ケイタイが鳴り、Nさんです。「今、どこ?」「歩いてる。家に帰る途中、Mさんのあたり」。
音楽の演奏をやっているから来ないかというお誘い、どうもサンプラの東側ということで、時間も早いのでもう一度もどることに。市営駐車場の信号のところで向こう側に斜めお向かいの息子さんを見つけて道路越しにお辞儀をしてご挨拶。青信号で渡る真ん中で「今日はこれからですか?」「いや、具合が悪くなって正井さんに入院しているので今見舞いに来た弟と病院で会ってきたところです」と聞いて、「そうだったんですか〜」と急いで信号を渡りました。
東南の角のところでギター一本で演奏している方がいます。植栽の植え込みの煉瓦のヘリに腰かけて聞いているのがNさんご夫妻。もう一組聞いている方たちも。「アルゼンチンのフォルクローレ、弾き語り、聴いてください」と書いたものがスタンドマイクにつけてあって、「コンドルが飛んでいく」などなど、なかなかのギターの演奏です。Nさんのお知り合いだそうで、”ホールを一杯に出来る人なのに、なんでこんな場所で・・・”とやきもきしています。「ほんとね〜、もう少し人通りのある池田銀行前か、駅前の広場の方がいいね〜、ここは信号を渡る人しか通らないし駅へ行く人だけだから、勿体ないわね〜」と私も。Nさんが、「アッチへいけばいいのに」、「でも、決められた場所で、許可がいるでしょ〜」。
ご本人のお話では2,3年前、滝道入り口近くの人通りでやっていたら追い払われたので、今回は邪魔にならないところを選んだとか。事前に決められた場所だそうです。最後にNさんがリクエストした「サトウキビ畑」、森山良子のあの「ざわわ、ざわわ〜」の歌は、オリジナルみたいな曲になっていてとてもよかったです。ケイタイで呼び止められたおかげでアルゼンチンのフォルクローレのギター生演奏と歌が聴けました。
昨日は予報は雨でしたが、午後からは雨も上がって「100円商店街」も人出がそこそこ、100円商品完売の所もあって良かった。夜には雷がゴロゴロ鳴って又大雨に。


←帰り道、道路際に毎年咲く芙蓉(ふよう)の花。朝の雨のしずくを湛えたピンクの花びら