サッカー日本優勝とワンコインでピアノリサイタル

ドーハでのサッカー23歳以下アジア選手権の決勝戦、相手は34試合負けなしの韓国。
前半、パスは続かないし、何で下手になっちゃったの?という感じのサッカー。後半も出ダシで2点目を奪われるは、これは2位で満足しなくちゃ…なんて思ってたのが甘かった?! 急にどうしたの?というくらいエンジンがかかっちゃって!という感じで、あっという間に素晴らしい得点で、同点。これは、いけそう! で、逆転の一発が入っちゃいました! これでリオ五輪、一位トップで6大会連続10回目の出場とか。8月が楽しみです。
手倉森監督と、得点した二人、矢島と浅野。
後半20分過ぎにFW浅野、MF矢島が立て続けに得点して追いつき、36分には浅野が勝ち越し点を決めた。日本時間AM1時半ごろ決着でした。


昨日土曜日PM3時から、ワンコイン市民コンサートシリーズのピアノリサイタルに出かけました。
石橋下車、待兼山大阪大学キャンパスに向かいました。
阪急電車箕面線の線路をまたいで、信号を渡ったところまでは50年ほど前一度行った頃の昔とあまり変わりませんが、阪大の構内はまるで面影ナシの巨大キャンパスになっていました。樹木も茂って落ち着いた感じ。
会場の大阪大学会館ホールは池の畔の高台にあって石橋口からは一番手前の建物。2時半開場まで少し時間があったので構内を散歩。掲示板に18歳から選挙権のポスターがありました。
入口に今日のピアニストの案内のチラシが。
ワンコイン=500円で本格的な演奏を聴くことができると、何回か聴きにいかれたUさんからも聞いていましたが、なかなか行けず、今回は夫がネットで申し込んで、誘われて私もつい数日前に行くことになって、申し込みました。

ホールは3階にありましたが、建物がシンプルでいい感じです。ホールもすっきりしています。ホールの縦長の窓から外の木々が見えます。
座ると、前の座席の背中部分を上に引き上げて手前に倒すとテーブルになります。こんなのは初めて。学生のホールだからかな、と思っていたら、一曲目のシューマンの演奏が終わると、司会のおじさんが出てきて、レクチャーが始まったのには驚きました。演奏者の沼沢さんもマイクを向けられて、少し話しましたが、解説に追加を促されて、”演奏者がこんなに話していいのかな〜”なんてことも。作曲家のプロフィールを映像を写して解説でした。
ピアニストの沼沢淑音(よしと)さんは、プログラムによると、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマを経て、今年度6月にモスクワ音楽院を卒業と書いてあります。

領収書を兼ねて渡されるプログラムの裏に書いてあるのですが、このホールのピアノは、1920年大正9年)にウィーンで製作されたベーゼンドルファーだそうです。ベーゼンドルファーと言えば、箕面のメイプルホールに置いてあるピアノも、同じベーゼンドルファーです。こちらは、弾き初めに、ダン・タイ・ソンさんが招かれていました。大正9年と言えば母より1つ年上ですから、95年前ですね。

ところで、このピアノ、よく響きました。リストの演奏の時の鳴り響き方はピアノ演奏の迫力をまざまざとという感じでした。後半のドビュッシーは、一転、鐘の音のように透明感のある鳴り響き方でしたし。
全体が「幻想・ファンタジー」とタイトルがつけられたプログラム。19世紀から20世紀初めの音楽ですので、クラシックとしては新しく、メロディが解りやすいわけでもないので、楽しめるかと言うとちょっと難しいところもあって、でしたが、久しぶりの生のピアノ演奏でした。シリーズ50回目で、すでに5年目とか…そんなに!と驚きました。今年、紹介されているプログラム、ぜひ聴いてみたいというのもあり楽しみです。