「海外特派員協会での小沢スピーチ」と「原発事故は終わっていない」(小出氏)と「廃炉」

昨日、私のアンテナに入れている「トニー四角の穴を掘って叫ブログ」さんの11日の記事「戦前という今」のコメント欄に知りたいと思っていた小沢一郎氏の海外特派員協会でのスピーチを書き起こしてくださっているブログ主さんのコメントが入っていました。そのブログ「銅のはしご」さんを訪ねてみました。
冒頭のスピーチと質疑応答が読めます。「日本の右傾化」「安倍晋三について」「『美女と野獣の?』未来の党について」「日中関係」「政治家の姿、新しい政治家とは?」などの質問に答えています。小沢一郎氏については日本の新聞やテレビはなかなか取り上げようとしないので是非読んでみてください。
201212月12日 於;日本外国特派員協会  FCCJ 「小沢一郎記者会見」 http://4472752.at.webry.info/201212/article_2.html
◎「日々坦々」さんでも取り上げられていました:http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1808.html
さて、我が家の庭はすっかり冬。といっても、先月植え付けたアネモネが芽を出したと思ったらちぢれた葉をつけ始めましたし、チューリップは芽の先端をのぞかせて外を窺っているようです。昨日は山茶花のツボミ(左の写真)を見つけました。その下にはオレンジの実をつけた千両(右)。
昨日のお昼前、チャイムが鳴って外に出たら柿の実を入れたビニール袋を持ったOさんが、「最後のカキ〜」と言ってその袋を差し出されました。
電話を下されば取りに伺ったのにという私に、「電話番号が…下の名前は?」と言われ名乗ると、「分った、番号帳にあった」とのこと。Oさんのお母さんがこの地域の最高齢でお一人暮らしだったときに、月一度、安否確認に顔を出していましたので、その時の電話番号が残っていたようです。
「ところで、腕、どうされました?」「庭で転んで脱臼。一中の近くに住んでいる弟を呼んで・・・」という顛末を聞きビックリ。私がお母さんを訪問していたころは隣町に住んでおられたOさんが車で週何回か来られていました。車があれば来ているサインでした。ここのところ、水中歩行に出かけるたびに車があるので聞いてみたら、9月から正式に家族で引っ越してこられたとか。「箕面の方が寒いね」とも。「好きな庭仕事で怪我をしてはダメじゃない」と私の方が偉そうに言ったり。小学校の頃はずいぶんお姉さんだったと思うのですが・・・。そして、私の方からも電話番号とお名前を聞いておくことに。ご近所に花友達が増えて嬉しいことになりました。
そういえば朝の散歩から帰った夫が、「いよいよOさんとこの柿は終わったな〜」と言っていました。柿の木を見上げながら歩いているところを見られたかな・・・。
ところで、昨日は「みんな楽しくHappy♡がいい♪」さんのブログにあった小出裕章さんの「原発事故は終わっていない」を読んで、これは母に読んでもらうのに最適!と思いました。ここのところ、母に脱原発を訴えて比例区だけでも「未来」に投票してもらおうと思っている私としては、どう説得すればいいのか考えていました。「讀賣新聞」の「悪口=原発推進の役割」を言うのは、だれでも付き合っている友人の悪口は言われたくないものなので、マズイでしょう。特に母は他人のせいにされるのは大嫌いだからマズイだろうと…正攻法で原発の危険性を訴えないといけないと思いつつ、時期を窺っている状態でした。
昨日小出さんのこの記事を読んで、こんなにピッタリの記事はない!と早速夫に頼んでプリントアウトしてもらいました。8頁にもなってしまいましたが、年寄りには読みにくいだろうと字を濃くしてプリントアウトし直してくれたのを午後届けました。最後の部分を端折ったら夫が「中途半端でおかしい」とたね蒔きジャーナルの所も入れて一頁足してくれましたので、追加分を隣に届けに行ったら、父が熱心に読んでいるところでした。これは良かった! 明日、朝、話してみようと思って戻って来ました。
そして今朝。「どうだった?」「よう書いたはるね〜ようわかった。ねぇ、お父さん!」。珍しく父も大きくうなずいています。「じゃ、選挙では脱原発の所へ入れないと」「それは、私らもう先が短いから・・」「ダメよ、これから生きる人たちのことを考えて年寄りが原発はダメという一票をいれなきゃ」「それはそう」「比例区は嘉田さんの未来へ入れなきゃ」「そうやね! ここは小選挙区は未来は誰も出していないのね・・・」「そうなの〜」。脱原発の思いと選挙が繋がっていなかったようです。明日もう一度話してみるつもりですが、大丈夫みたい。小出さんの名前もちゃんと覚えて感心していましたから。
●小出さんのこの文章はサスガ40年間反対し続けてきた科学者として原発問題の芯のところが捉えられていて説得力があると思います。特に両親の世代には戦争と同じだと書かれているあたりが分りやすいのではないかと思います。
全文は「みんな楽しくHappy♡がいい♪/2011年3月11日。その後私は変わりました。」さん12日のコチラ:原発事故は終わっていない〜小出裕章さんインタビュー ourplanet TV(文字起こし)」(http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2627.html
●夕方の毎日放送ちちんぷいぷい」5時過ぎだったか途中からでしたが日本原電敦賀原発関連で廃炉問題を取り上げて解説をしていました。敦賀原発の1号機は既に42年経つ日本で一番古い原発、2号機は活断層の真上に建てられている疑いがあります。どちらも廃炉が迫られています。解説の画面を写真で撮ってみましたの並べてみます。コメンテーターの皆さんが最近はちょっと違っていい感じです。

廃炉について、すでに廃炉に取り掛かっている浜岡原発を例にとって、28年かかるとの解説でした。
廃炉の費用が大変だとか40年廃炉の積立金が途中で廃炉なら積立金不足、その分電気代に上乗せ、という解説に対して、今までだったら、”それは困る”と、そのあたりで思考停止でしたが、寿美花代さんは「よう、そんなんに手を出したんやね〜」とサラッと言ってのけるとか、桂べかこさんは、「もともと人間が手を出したらアカンかってん!!」とズバリですし、若手の堀ちえみさんも「事故になったり、放っといたらもっと高くつくんでしょ!」と原発のそもそもの危険性や不経済性をキチンと把握してコメントされて、電力利用者の意識の変化が表れていました。頼もしいです。
◎今朝、ドイツの「みどりの1kWh」の「みーこ」さんからコメントが入っていて驚きました。海外に居て日本の脱原発の動きと選挙結果を心配して下さっています。こうやって、インターネットで繋がる時代、脱原発のみんなの願いをどうしても叶えたいですね。