ドイツの「フクシマの嘘」と春先の公園

 ◎先日紹介したドイツの「フクシマの嘘 その3」は30分足らずの番組ですので未見の方は是非!
新しい事実があるわけではありませんが、東電福島第一の事故が起こるべくして起こったこと、日本の原子力ムラの正体? ムラの存続、ムラの利益のためにはそれこそ何だってやるんだ、やって来たんだということを改めて知らせてくれます。

ドイツZDF  フクシマの嘘  その3」 (29分23秒) 
 http://www.youtube.com/watch?v=8MZKxWLruZQ

国際エミー賞にノミネート、ZDFの「フクシマの嘘」とは?
2013年10月16日 by:The New Classic編集部


国際エミー賞は、国際テレビ芸術科学アカデミーが選び、世界のテレビ作品や俳優などに送られる。そして、この国際エミー賞に、第二ドイツテレビ(ZDF)の制作した「フクシマの嘘」がノミネートを果たしていた。惜しくも受賞することは叶わなかったが、この作品は日本でも密かに注目されていたが、福島第一原発原子力ムラの問題を大胆に告発した番組は、多くの人にとって一見の価値があるものだろう。




フクシマの嘘

この番組が主張しているのは、福島第一原発における災害は、壊滅的な津波を引き起こしたマグニチュード9の地震による結果というよりも、「人災」による惨事であるということだ。菅直人元首相や、原子力エンジニア、そして元官僚などの原子力政策などに関わった人々へのインタビューを通じて、メルトダウンを引き起こしたのは、安全よりも経済的な利益が優先されたためだとする。


番組内で菅元首相は、3.11が起こる以前にやるべきことがあったにもかかわらず、それをしてこなかったと指摘しているが、それは東日本大震災が起こる前から、福島第一原発が深刻なミスや事故に遭遇してきたものの、その対処を怠ったという点だ。同番組は、アメリカの原子力エンジニアであるケイ・スガオカ氏や佐藤栄佐久氏らのインタビューを通して、原子力の問題を指摘しようとした人々の前に、原子力ムラの圧力が立ちはだかった経緯を明らかにする。


フクシマの危機を伝えるドイツのジャーナリズム
ドイツのテレビ局や新聞社をはじめとしたジャーナリズムは、福島第一原発や日本の原子力政策に強い関心を持っている。

彼らは、福島第一原発の事故を受け、「原発ゼロ」を目指す方針を決めたが、新たに電力源となる自然エネルギーの推進にはコスト面などから苦労もしている。しかしながら、今年の総選挙においてもエネルギー政策は大きな争点とならずに、「原発ゼロ」という方針自体は国民から大きな支持を集めて、現在に至っている。ドイツのジャーナリズムは、こうした世論を先導するように「フクシマの危機」や「原子力ムラ」の実態を伝えている。
(引用元:http://newclassic.jp/archives/1885

☆「フクシマの嘘 その3」はコチラで:http://www.youtube.com/watch?v=8MZKxWLruZQ

◎昨日は、先週のお魚代送金のため郵便局へ行く途中、芦原公園を横切りました。ハトがいて、春めいた日差しに樟の葉が柔らかく光っています。



月末には満開になるはずの桜のトンネル、
歩道の高さに車道をかさ上げする工事はまだ続いています。
今日は暖かいので、昼食はサンルームで済ませることに。
徹子の部屋のゲストが由紀さおりさんだったので見ることに。
明日の予報は雨なので、予定変更で水中歩行に。
唐池公園の中を通ると、ここにもハトが。
 
鈴懸のスズがたくさん落ちていました。
暖かい日に誘われて公園の遊具には
子ども連れのお母さんたちがいます。
花壇にはフキノトウと、もう少しで花開きそうな蕾のボケも(写真トップ二枚)。