フクシマは戦争と同じ(NHKドラマと3・15さようなら原発集会)


◎「特別な1日」さんで「東京大空襲とフクシマが似ている」というのを読んでから、次々と大空襲の話が出てきます。まず、土曜日(15日)NHKのドラマ「東京が戦場になった日」は、3月10日の東京大空襲と消防隊を描いたドラマでした。
加藤武米倉斉加年が演じる二人の帝都「消防隊」での出会いから描かれます。「若者の多くが戦地へ赴く中、徴兵を猶予された理科系・医科系の学生たちによる『学徒消防隊』、満18歳に満たない少年たちによる『年少消防官』などの消防隊員たちが危険にさらされた市民の命を救うため、自らの命をかえりみず火の中へ飛び込んだ、知られざる人間模様に迫る」というのが番組サイトの内容です。23日にも再放送があるような・・・
帝大生と植木職人の息子が「消防隊」で出会い、戦後何十年もたって火の中の母子を助けようとして命を無くした通夜の席で娘に消防隊での二人の出会いと東京大空襲の話をします。名前も知らない若い俳優さんたちが初々しく演じていました。

◎「みんな楽しくHappyがいい♪」さんで、15日のさようなら原発集会での講演を書き起こしされています。その中で鎌田慧氏が、戦争中、焼夷弾を手づかみせよと言われたことと、今、福島で低線量被ばくは大丈夫だからそこで暮らせと言われていることとは同じじゃないかと。
戦争とフクシマが重なって見える・・・・私もそう思います。日本は人の命を軽く見てきたし、今も同じだと思います。
そこで、さようなら原発の文字起こしをコチラで:

フクシマを忘れない!−さようなら原発 3・15脱原発集会 文字起こし


・「国会の中継なんかを見ていますと『私が責任者だ』。腹でも切るっていうんでしょうか!?」
秋山豊寛3/15さようなら原発 (文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3617.html


かつて日本政府は「逃げるな。焼夷弾は手袋で掴める」今どうですか?「低線量は危なくない」
鎌田慧3/15さようなら原発( 文字起こし):
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3618.html


・「被ばく労働というのは、そういうある割合で死ぬのを前提とした労働なんです」
なすびさん3/15さようなら原発 (文字起こし):
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3619.html

◎元宇宙飛行士の秋山氏の講演のなかから:
国会の中継なんかを見ていますと『私が責任者だ』腹でも切るっていうんでしょうか!?」秋山豊寛氏3/15さようなら原発
秋山氏の講演の中からコピー抜き書きしてみます:
フクシマを忘れない!−さようなら原発 3・15脱原発集会
2014年3月15日  日比谷野外音楽堂

もう福島では、ハッキリ言ってシイタケは出来ません。

ナラなりクヌギの原木、あるいはその木には放射性物質が濃縮されて入っているんです。
それを元にしてシイタケをつくれば、必ずセシウムに汚染されたシイタケしかできないんです。


今日の集会は「福島を忘れない」というタイトルが掲げられておりますが、
福島では現在進行形なんです。
あそこに若い人たちも暮らしています。
毎日毎日、危険な中で暮らしているんです。
忘れないという事よりも、
みなさんも今、汚染されているかもしれないんです。

東京も関東もとっても危険な地域になりつつあるんです。
その事を、皆さん、自分の中で確認して下さい

今やらなければいけない事。
こういう問題を広げてはいけない事なんです。
川内原発を再稼働させてはいけないんです。

福島の問題で誰が責任を取ったんですか!

東京電力の社長だって、
大量の退職金をもらってのうのうと暮らしているじゃないですか!

そんな不正義が日本で許されるのは、私たちがひょっとしたら認めているからじゃないですか?
こういうのを認めない社会をつくろうじゃないですか。

「私たちが責任をとる」大江さんが先ほどおっしゃった通り
「未来に対して何ができるか」という事なんです。

◎(文字起こし)全文はコチラ:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3617.html
◎鎌田氏は、こう言っています:


いま福島は空襲を受けたのと同じじゃないですか。
16万人も逃げ惑っている。
そしてこれからどういう線量、どういう被ばくがあるか分からない
被ばく労働者が一生懸命火を消しているのと同じですよ、今。
そういう戦争状態に安倍はすでに決めている訳です。


再稼働は戦争状態と同じです。


今、これまでたとえば、細川首相、小泉首相鳩山首相菅首相
それから野田さんも最後は脱原発になりました。
5人の首相が「もう止めよう」と言っています。
これは伝染するんです。
「もう戦争を止めよう」というのと同じなんですよ。
5人の首相が「もう戦争は止めよう」って言っている。
そういうふうな時代にもう入っています。