中央分水嶺/新緑のブナの森

連休最終日の今朝は素晴らしい晴天。朝7時のピーチで梅雨入りの沖縄に向かう息子を夫は5時に車で空港まで送って行きました。ところで最近の天気予報はよく当たります。連休後半は雨模様と分っていた夫は、若い山仲間二人と新緑の山歩きを、3日出発、山中テント泊、4日下山で計画しました。4日の日の朝のお天気が最高に素晴らしかったと久しぶりのテント泊に満足して帰宅。雨の「子どもの日」に初めて息子とも顔合わせして、山の写真をパソコンで見ることに。


ブナのまぶしいほどの緑したたる写真に、私と息子は声を挙げました。
写真をコピーしてみます。
滋賀県福井県の県境は「高島トレイル」と呼ばれる尾根が続いて「中央分水嶺」と呼ばれます。
降った雨は、ここで日本海側の若狭湾と琵琶湖に別れます。
夫たち一行は、途中、この分水嶺約80キロを踏破する72歳の方に出会ったそうです。
夫より1つ年長さんのこの人は歩き始めて4日目だったとか。未だ、未だ歩けると、いい意味でショックだったようです。
標高800メートル足らずのなだらかな尾根筋のブナ林を歩いて・・・

このあたりのブナは厳冬期は雪と風に耐え抜かなければなりません。木の枝が作るフシギな輪はその苦労の跡なのでしょうか。

やさしい新芽のブナ林にテントを張って・・・



朝日に輝くブナの大木