◎先日、ヨーガの後のランチを終わってコーヒーを飲みながらの話の中で、安倍首相の欧州歴訪が話題になりました。「安倍さん、ヨーロッパであんな勝手に大風呂敷広げて約束してきて大丈夫なん！？」とMさんとHさんが声をそろえるようにして。「オリンピックの時の”アンダーコントロール”と同じよね〜」と私も。今は亡きお父様が関電社員だったMさんを前に、「悪いけれど、関電さんのお給料が知りたい…東電は黒字だっていうし〜」と私。
昨日は、我が家でやっと山口のWさんから預かったビーズのブローチをお渡しできたUさんが、「最近、やっと、憲法や集団的自衛権で、安倍さんのやり方に”チョット・・・”と言う世論が増えてきたみたい」と。
さて、金曜デモ、今回は東京官邸前と大阪関電前のルポをご紹介することに。
★官邸前は「特別な1日」さんの「やっぱり、まったり：0509 再稼働反対！首相官邸前抗議！」
全然気がつかなかったけど、今期は史上最高益のトヨタはこの5年間ずっと法人税を払ってなかったんだって。もちろん連結ではなく、赤字だった単体のトヨタ自動車の話だが（いまどき企業が国内事業だけで採算を取るのは至難の業なのだ）、さすがに釈然としない。東電のメインバンク三井住友を始め、メガバンクだって何年も法人税を払っていないのだ。 （赤字by蛙）
出だしから、トヨタの法人税が出てきますが、例によってルポに入る前の話題が盛りだくさん。他にも、NHKや小泉、細川の自然エネルギーに関する社団法人設立についても。参加者は、前回3000人、今回2000人余りとか。プラカードの写真をコピーさせていただきました。
☆☆ 全文は是非コチラで：http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20140509/1399642338
★関電前は「青空学園だより」さんの「5月の風と関電前行動」。
ブログより一部と写真をコピーさせていただきます。
・・・・・ 人々を自発的従属に囲い込む支配制度，これは1945年の敗戦を生き延びた．そしてそれが行きついた果てに，福島の核惨事があった．
しかしそれから3年，まだ何も変わってはいない．かつては原発は安全だという安全神話があった．いまは「それは風評だ．汚染はない」という風評神話がある．しかし事実は風評ではなく，現実の核汚染である．そして真実を語るものを風評を流したといって弾圧する．そうだそうだとそれに雷同するもの少なからず．汚染の中に置かれればそう思うしかないのも現実だ．その現実を自発的従属によって受け入れざるを得ないとする方が日本国中多数である．
その一方で，こうして関電前にも人が集まり，東京でもあれだけの人が声をあげる．もういちど脱原発のうねりは大きくならざるを得ない．自発的従属を現実に学んでやめた人々，そのくびきを断ちきって考え行動はじめた人々．そのつながり．その人の輪．それをまとめる政治勢力はまだ形成されていないが，しかしここには希望がある．ここしかない．ということで，できることはする．改めてそう考えた次第である．
☆☆ こちらは参加者60人ほどとか。全文はコチラで：http://d.hatena.ne.jp/nankai/20140509
◎さて、Uさんにビーズのブローチを渡した後は、連休中にご夫婦で旅行に行かれた明治村の建物の写真を見せて戴きました。横浜におられる娘さんは今もキチンと子どもさんには放射能汚染のない食品を選んで与えておられるそうです。それで、私は朝「みんな楽しくHappyがいい！」さんで読んだ那須塩原での小出さんの講演の内容をお話ししました。別れ際、「帰ったら小出さんの講演.パソコンで見るね〜」と。
★その講演というのは、４月１９日 栃木県那須塩原市で行われた小出裕章氏による＜−放射能と向き合い、子どもたちの未来を創る−「未来のために今できること」＞という講演です。
☆全文はコチラで：「北海道や九州の人が米国の西海岸に逃げたら余計被ばくをしてしまう。 そういう汚染の仕方なのです」小出裕章氏4/19那須塩原（内容書き出し）（http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3688.html）
つまり、放射線管理区域の外側には、１平方メートル当たり４万ベクレルを超える様な汚染物は、どんな物でも持ち出してはいけないし、存在していてはいけないというのがこれまでの日本の法律だったんです。
私はその法律を何とか守ろうとしてずーーっとやってきました。
しかし今や、見て下さい。
このくすんだ緑のところですら、３万ベクレルから６万ベクレル汚れている。
青いところは６万ベクレルを超えているんです。それも、私の手が汚れているとか、実験着が汚れているとかいうんじゃない。大地全部が汚れている。
那須塩原はここです。
皆さんにこんな地図を見せるのは大変心苦しいけれども、「那須塩原は放射線管理区域にしなければいけない」というほどの汚染を受けたのです。
