忘年茶話会

6日、昨日は師走の第1土曜日。平家物語の日です。
この日は、年に一度の茶話会が予定されていました。私は昨年の9月から参加ですので2度目です。去年は丁度父が老健に入所中でしたので老健通いと退所があってバタバタしながらでしたが、今年は両親とも一つ年を取りましたが、それなりに健康で落ち着いています。
前半しばらくは教材のプリントで治承5年・高倉天皇崩御のところを先生について音読して、すぐ終わり。一人ずつ3分以内の話をしないといけません。何にも考えないで来ました。今日は20数人がテーブルを囲んで、世話役さんが準備してくださった紙コップとコーヒーや紅茶、砂糖のスティック、2種類のお菓子が配られています。熱湯入りのポットが回って来て自分で好みの甘さと量の熱湯を注ぎます。準備が済んだところで一人ずつ名簿の番号と名前を言ってお話が始まりました。
先生は出だしに、最近届く喪中の葉書、100歳を超えて亡くなったというお知らせが多く人生100年楽しく長生きしましょうというお話でした。みなさん年齢を仰いますので、ここでは90代、80代、が半分くらい、残りが70代、60代はほんの少し。70歳の私も若い方から数えた方が早いくらいです。大先輩さんたちのお話や生き方を聞けるチャンスです。

半分くらいの方たちが済んで、私の番になりました。選挙に入って、今考えていることを言わないでお茶を濁すというのも私らしくないことですので、両親との生活を少し話してから、年齢を言って、昭和19年生まれなので、来年丁度戦後70年。戦後民主主義の教育を受けて戦後生まれと言い続けられると思っていたが、最近の世の中の動きを見ていると、戦前が近づいてきているような気がする。大正生まれの父や母に、口に出していったことはないが、どうしてあんな戦争をしたの、どうして止められなかったの、と若いころ批判的に見ていたけれど、今、あれよあれよという間に、そういう時代になっていくような背筋の寒い思いをしています。3年前の3・11の原発事故以来、なんで? どうして?とか、どうすればいいの、と友達同士話しても、愚痴が出たり、何とかならないかという焦燥感を持っています。一票しかない私たちだけど、老人パワーで世の中が変えられないか…と思ったり。人生100年の長生き時代になっても、この先本当に良い時代になるのか、今の若い方たちは大変だな〜と思っています…というような話をしました。
お一人だけ、さっき言われた話で…と続けて下さった方がありました。考えてキチンと判断していかないと・・と仰ったかな・・・お互い浮いた感じにはならなくて拍手してくださった方も多かったので言って良かったと思いました。子供のころ戦争を体験された方たちが多いので皆さん思いは同じだろうと思います。
講義室を出てホールの吹き抜けを通して西日に照らされた最後の紅葉をカメラに。
外に出ると、芦原池の東端の大木も、もう残り僅かの茶色い葉を残すのみです。