フィギュアNHK杯と父の見舞いと子持ちガニ


フィギュアスケートNHK杯、二人の演技は見ごたえがありました。高橋君、表情が違いました。ショートプログラム(SP)は完璧。終わった後も厳しい表情。モロゾフコーチに叱られて発奮したんだとか。開き直りで自信回復したのかも。昨日のフリーと足して268・31点、1年ぶり5度目の優勝。織田くんも2児のパパ。この人のジャンプと流れるような着氷の美しさは格別。2位。
女子も浅田真央さん、ショパンノクターンを表現しきって美しい! フリーのラフマニノフ・ピアノ協奏曲2番の曲に合わせた衣装も良かったですね。ミスでも崩れない強さと美しさがもう独自の世界です。こちらも207.59点で自己ベスト更新。鈴木明子さんはジャンプのミスが続いて悔しい3位。ソチ五輪まで、険しい道のりですが楽しみです。(写真はライブのテレビ画面)
●左は今朝のサンデーモーニングのパネルです。
どなたかの言葉でしたが、国際的に評価されていた日本の良さというのは「おだやかさ」、「平和主義的な穏やかさ」だったのに、それが最近失われてきているという。安倍首相が外交に力を入れて日本の存在感をアピールしたり、言うべきことは言うと主張しているのは、子どものケンカの言い返しか、あるいは原発売り込みのような民意に反する原子力ムラの代行者の役割でしかありません。日本の国是である憲法に基づいた(不十分とはいえ)これまでの日本のあり方とは異質の方向というのは、日本人だけではなくて世界も気づいていることです。安倍さんの「積極的平和主義」が「平和」という名に値しない軍国主義化であること、いつでも戦争が出来る体制づくりであることが、このパネルは示していますね。

◎ところで、ズワイ蟹の解禁日の話題がニュースでもちきりだった翌日、加賀市の義弟から荷物が届きました。開けてビックリ子持ちガニ(ズワイガニの雌)が入っています! わざわざ送ってくれたのです。夕食に夫が捌いてくれたカニを食べながら、”解禁日の翌日に蟹が食べられるなんて幸せね〜、弟夫婦のお蔭ね〜”と二人でそれぞれメールと電話でお礼を伝えました。
◎来週にも帰宅かと思っていた父が、夜中に足を滑らせて転倒して血が出たので、病院で緊急に診てもらったと朝の電話で知らされました。金曜日のことで母は朝から父の帰宅準備の手すりの設置工事で家を空けられません。私たち二人で午後父に会いに行きました。
絆創膏を抑えるネットを被った父と、いつものコーナーは先客でしたので、東のコーナーに行って3人で話しました。父は外傷だけで心配ないと言います。気分も悪くないし食事も普通に摂れたというのでひとまず安心。一週間後、病院でホッチキスを抜くことになっていることを伝えました。翌日は神奈川から10月組とは別の妹家族がお見舞いに来ることになっています。前日は喜んでいた父が、「わざわざ来なくていい」というので、「それは無理よ、わざわざ新幹線に乗って会いに来るのに・・・」と。「そうか」という感じで納得した父でした。怪我だけで済んだのを確かめたので帰ることに。エレベーターの中で一時帰宅に付き添って来て下さったSさんにバッタリ。「怪我をさせて申し訳ない」と言われ「いえ、いえ、お世話を掛けてしまってこちらこそ」。私は気になっている帰宅の時期について、「母が来週にでも帰宅させてほしいと言っていますが、大丈夫でしょうか?」「え〜!そうなんですか〜。今度のこともありますので…皆と話し合ってみます」「よろしくお願いします」でした。帰って母に父の様子とSさんの話を報告。手すりは良い具合に仕上がっていて、父の帰宅準備は整いました。その後、老健から、14日に帰宅後の食事について栄養士さんとの打ち合わせをするとお電話がありました。15日はホッチキスが取れますし、帰宅はそれ以後かな・・・・

◎さて、土曜日、夫が車に母を乗せて千里中央へ3人を迎えに行って老健で父に会って、我が家へという当日です。私は3人がかりの塗装工事中なので留守番。母が、何十年ぶりかで箕面にやってくる孫娘のために「明月記」のお弁当を取って我が家で6人で会食しようと言っていましたので、朝からテーブルの向きを変えて6人で座れるようにセッティングしました。
お昼過ぎ、車の音がしたので外へ。隣りの玄関口で、今年の家族会で鳴門で一緒だった妹夫婦と、10数年ぶりの姪にご挨拶。家を空けるわけに行かないので戻って待っていると、お弁当とお吸い物が届きました。お吸い物を我が家の器に移して、お汁を鍋に移して温めて、お茶を準備して隣に電話。東京弁の若い人が電話口に出られたので、あわてて「すみません、間違いました」と言ったら、電話口の向こうで「誰・・・」と母の声がして、ビックリ!! 姪が電話口に出るとは思いもしなかったので、私が掛け間違ったと思いました。
父が姪のお見舞いを大変喜んでいたと、夫も真っ先に伝えてくれましたが、母も妹も「口数は少なかったけど、口元が嬉しそうだったね〜」と。妹夫婦は二人でマイボールを持つほどのボーリング好き。特にご主人の方は研究熱心で、お話も楽しく、ひとしきりボーリングのウンチク話を聞きました。
遠く離れていて、父の様子が気がかりだった妹たちも、包帯代わりの白いネットは被っていたものの元気な父と着々と帰宅に向けて準備が進んでいるのを見て安心した様子。姪っ子は、中学くらいまでは母親の実家に帰っていたので、一人で唐池公園へ行って見ると出かけました。帰った姪に、どう?と聞いてみたら、「滑り台は子どもたちが大勢いたし、周りの遊具もあったし、公園はやっぱり大きかった」と満足げでした。
6時台の新幹線で帰るというので、母と私たちは、「綺麗になった大阪駅と阪急梅田を見ていって」、と阪急電車で梅田へ出ることを勧めました。”そうだな”と、妹の彼も結婚前後は大阪勤めだったので変った大阪駅は関心がおあり。「じゃ〜早めに出よう」と4時少し前に夫が車で箕面駅まで送って出ました。
3時頃には、私は工事の若い職人さんたちに飲み物と昨日はクッキーを出してみました。この家を建ててくれた工務店の当時職人さんの手伝いをしていた息子さんで今は社長のNさんも監督に見えて、14日か15日に足場をはずしますからとのこと。夕方帰ってきた息子が、「隣とウチの間に入って仕事してた若い子らが、”なんぼ狭い言うたって、こんなん初めてや”と話しとったで」。苦労かけてるようです。20代そこそこの礼儀正しい若い子が3人、時々これまた若い作業服の監督さんが見回りに来られることも。トイレのこともあるので午前中は家にはいないといけないなと思っていましたが、それも来週半ばまでと先が見えてきました。
昨日は残していた蟹、冷凍して父にと思いましたがまだまだ無理、母の分を渡して私たちが戴くことに。今回は、包丁で切らずに、ハサミで縦に切って身を出す方法でやってみて、夫がこの方がストレスがないとご機嫌でした。夜には3人でもう一度子持ちガニと日本酒で乾杯。何かと忙しかった一週間が終わりました。