読売新聞の記事から


隣りの母が毎日、夕方、読み終わった読売夕刊を届けてくれます。
昨日の夕刊の小さな記事ですが、読売にしてはとチラッと思った記事を2つ。
一つは、ウィーンで被爆体験を伝える方のニュース。
もう一つは福島の原発事故の鼻血問題で騒ぎになったマンガ「美味しんぼ」について。
文字に移してみます:

「黒い雨」の悲劇 ウィーンで伝える/被爆の大越さん

 [ウィーン=岸下紅子]
 158か国が参加したウィーンでの「核兵器の人道的影響に関する会議」に合わせ、広島の原爆投下後に降った「黒い雨」を浴びた大越和郎さん≪74≫(広島市)が9日、ウィーン大学で学生との交流会に出席し、広範囲に長期的な被害をもたらす核兵器の「非人道性」を訴えた。
 大越さんは5歳の時、爆心地から13キロ離れた自宅近くで放射性物質を伴う黒い雨を浴びた。晴れていた空が黒雲に覆われると、爆心地から焦げた葉書や新聞紙が飛んできたという。ともに雨に打たれた妹は約20日後に亡くなった。
 大越さんが「広島で何が起きたかを広めてほしい」と呼びかけると、学生からは「原爆被害に遭ったことがない人の目を覚まさせる事実」との声が上がった。マーティン・セルロトさん(26)は「想像もできない悲しい話。多くの人に伝え、将来は自分の子にも語り継ぎたい」と話した。


★「鼻血」描写 単行本に

 人気漫画「美味(おい)しんぼ」(作・雁屋哲、画・花咲アキラ)の単行本111巻が小学館から10日発売され、今年春のマンガ雑誌ビッグコミックスピリッツ」連載時に問題となった、原発事故後の健康への影響に関する描写を含む「福島の真実」編22回と23回が掲載された。
 特に議論となった鼻血の絵は残されたが、連載時に「(原発事故と鼻血を)うっかり関連付けたら大変ですよね」と話していた主人公の山岡のせりふが「原発内での外部被ばくが原因ではありませんね」となるなど、一部修正された。また原作者の雁屋さんは10日、自身のブログで、来年1月に「鼻血問題」への意見をまとめた本を刊行することを明らかにした。


◎先日お茶飲み話をしていた時、昔、共産党に投票していたといった方が。見かけはとってもそんな風に見えない方でしたので意外や意外。彼女のお見立てでは今回は共産党が増えるんじゃないか・・・と。その方、朝日新聞から毎日、今度は産経新聞をとっているんだとか。どうして?と聞くと、ご主人のお友達に頼まれて、と。
産経、読んでるから右、とは限らない。もちろん.そうです! 小さな裏切り! 読売新聞を読んでるからと言って、再稼働反対、従軍慰安婦はなかったこととは思っていない、という人ももちろんいます! 自民党員だからと言って、集団的自衛権特定秘密保護法に賛成とは思っていないし、これからの日本は脱原発だと思っているという人も、いてほしい! 共産党員でも選挙では他のリベラルに投票する人も勿論いてほしい! そう、見かけで人は判断できない。小さな裏切りがたくさんあると世の中楽しいですね。 (写真は図書館の折り紙によるクリスマスの飾り)
PS:◎「日本がアブナイ!」さんの記事から。
やはり…という結果が出ているようです。
TVが選挙ネタを逃げる〜何と放送時間が前回の1/3に激減&安倍自民の監視、支配に屈する」(http://mewrun7.exblog.jp/22640903/