金曜デモ(2つの時代遅れ)と「美味しんぼ」雁屋哲氏の『奇怪なこと』

昨日、19日の金曜日は再稼働反対の首相官邸前抗議デモの日。いつものように「特別な1日」さんのブログでデモの様子を。今回のタイトルは:

★明日、統一地方選挙の投票日というところが多いと思いますが、その選挙と、先日の萩生田氏による突然の消費増税先送りと解散示唆発言についてSPYBOYさんは:

 今まであまり意識していませんでしたが、『選挙区の大きさ』、『選挙期間』、『広報手段』、『供託金』。日本の選挙制度は様々な問題が山積しているなーと思いました。一言で言えば『時代遅れ』ってことですかね(笑)。

●以前 このブログで『消費増税延期』の可能性について書きましたが、案の定、くすぶってきました。消費増税の是非はともかく、野党は一刻も早く増税撤回を打ち出さないと参院選は負けます。

 ★政府のやり方は汚いというか、増税やりますと言っておきながら、選挙が近づくと民意を組み入れて延期、それで選挙に勝つ。これを何回か経験していても又騙される結果になるのか。これでは政権の延命は出来ても問題解決は遠のくばかり。そして、2つ目はSPYBOYさんの持論、男が料理をするようにならなければ日本はよくならないについて:

時代遅れと言えば、今週は日本版ニューズウィークの『日本の男性の料理分担率は世界でもトップクラスに低い』という記事が目に留まりました。

 『既婚女性が夫に最も分担してほしいと思っている家事は料理』だが、日本の男性の料理分担率は非常に低い。ISSP(国際社会調査プログラム)が2012年に実施した調査では、日本の共働き夫婦の妻は94.9%が「自分の方がする」と答えている。「夫が対等以上にやる」と答えた人は5%(20人に1人)しかいない。

★統計をグラフで表したものを掲載されていますが37ヵ国の最下位が日本。中国も台湾も日本より男性の料理をする割合が多いし、トップは北欧諸国が占めています。ぜひブログで確かめてみてください。他にもグラフがたくさん。結論は「日本が滅びるとしたら男が家事(料理)をしないから、です。」「男はまず、料理をやれ」ですが、ぜひ、ブログで直接!

ということで、今週も官邸前へ #金曜官邸前抗議

いいお天気です。午後6時の気温は20度の抗議日和😁、参加者は430人。

★ここで取り上げられたのが、廃炉作業に外国人を受け入れるという朝日のニュース。『従軍慰安婦の2の舞になりかねない』は、その通りですね。反省なければ繰り返します:

 木曜日に朝日新聞が報じた、廃炉作業に外国人を受け入れようとする件、卑怯すぎて流石に何も言うことはありません。これじゃあ、従軍慰安婦の2の舞になりかねない。また自由意思で従事したとかバカウヨが言い訳して、他国の人の恨みを買うのでしょうか。放射性物資だけでは飽き足らず、更に将来に禍根を増やすつもりなのか。

◎この件、飯田哲也氏もツィートされていますので、こちらも引用です:

想田和弘さんがリツイート

飯田哲也(いいだてつなり)

@iidatetsunari 4月18日

福島廃炉外国人労働者を東電が受け入れるのは「問題の2乗」。外国人労働者を奴隷のように扱う日本企業の風土に加え、原発廃炉労働者は超多重下請けで被曝や健康影響の実態もフォローできない前世紀的な日雇い偽装派遣の構図問題が起きない訳がない。 

原発ついでに、「美味しんぼ」の雁屋氏のブログ記事の紹介をここに。オリンピックを1年前にして、これからますます日本一丸となってオリンピックという圧力が強くなることでしょう。それでなくても、『風評被害』の名のもと不都合な事実は隠され心配することまでも忌避され非難されます。ぜひ雁屋氏の記事、全文を!!

 内田樹さんがリツイート

想田和弘

@KazuhiroSoda 4月17日

· 美味しんぼ」の雁屋氏のブログ記事。必読。「一番悲しいのは、腐敗した支配者を糾弾することはせず、逆に支配者にとっては不都合な真実を語る人間を、つまはじきする日本の社会の姿です。」→奇怪なこと | 雁屋哲の今日もまた

◆長い文章の最後の部分を引用です:

そんな嘘(アンダーコントロールを言った人間が、私が実際に体験した鼻血を風評だというのですから呆れるばかりです。

また、その嘘を見逃すこの日本の社会にも呆れるばかりです

一つの国が滅びるときには必ずおなじことが起こります

支配階級の腐敗と傲慢

政治道徳の退廃

社会全体の無気力

社会全体の支配階級の不正をただす勇気の喪失。

同時に、不正と知りながら支配階級に対する社会全体の隷従、媚び、へつらい。

経済の破綻による社会全体の自信喪失。

これは、今の日本にぴったりと当てはまります。

私は社会は良い方向に進んでいくものだと思っていました。

まさか、日本と言う国が駄目になっていくのを自分の目で見ることになるとは思いませんでした。

一番悲しいのは、腐敗した支配者を糾弾することはせず、逆に支配者にとっては不都合な真実を語る人間を、つまはじきする日本の社会の姿です。
雁屋 哲