雨の大阪中之島3・10脱原発集会とデモ行進

今日、あの地震津波原発事故の3・11から2年、「三回忌」だという言い方も。前日の昨日、デモに参加してきました。

天気予報通りの雨の脱原発集会になりました。
前日のバカ陽気と打って変わっての雨模様。
家を出て駅に向かう時、すでに西の空は黒い雨雲でした。
福島のことを考えたら雨・風ぐらいで…
という人たちが大勢集まっていました。
1時に市役所前で落ち合って3人で女神像前へ。


写真は地下鉄の淀屋橋から地上へ。女神像前に人が沢山。橋を渡って大阪市役所前へ。

ノボリごとにグループで集まっている人たちが大勢。
私たちは市民参加なのですでにスピーチをしている人が良く見える前に。
参加グループのアピールを聞いている内に雨が落ちてきて本降りに。
私の今日のお目当ては福島からワザワザ来られるという武藤類子さんのスピーチです。最後に武藤さんが紹介されました。
原発事故がなければ優しい主婦だっただろうと、こんな集会でみんなの前に立つこともなかった方だったのではと思えるような感じの方でした。キチンと福島の現状を詳しく紹介する原稿を読み上げられました。
IAEAやWHOが福島でやろうとしていることに国際的な原発推進の圧力の不気味な大きさを感じました。脱原発を願う私たちは冷静で明晰な怒りをエネルギーに、たき火を起こす炎は赤く燃えたぎり激しく動いて、やがてそれが熾(おき)になると炎は静かに朱色になって燃え続け、やがて燃え盛る火は真中に白い火球を抱いて・・・と運動の盛り上がりを火に例えて静かに訴えておられました。

今日の大阪の脱原発は初めて統一して行うことが出来たと嬉しい発表もありました。
200人ものスタッフがこの集会を準備し支えているとか。
雨でカンパが思うように集まらないという訴えがありました。
黒字になればいいけど…とちょっと心配。
昨年と比べてお天気のせいで子ども連れの参加は少なめだったかも。
とにかく、昨日の今日で、少し油断もあって薄着。
雨にも濡れるし、ただ聞いているだけで寒い、寒い。決議文の採択に傘を振るようにいわれる。

いよいよ、関電前コースに入って歩くことに。大阪市役所前で御堂筋を横切って日銀横を川に沿って。
警備の警察官もご苦労さん。装甲車らしき車両が数台日銀前に、何のため?
新しいフェスティバルホール朝日新聞社前を通って、関電前はいつ通ったんだろうと思いながら西梅田の公園に。
東京の官邸前の毎週金曜デモでルポを書いておられるSPYBOYさんが少し前に「当事者意識」と書いておられましたが、私も今回のデモ参加は原発被害の当事者にはなっていない自分が少しでも「当事者」の気持ちや立場に近づくための行為だったような気がしました。勿論、脱原発を訴える意思表示の場でもあったのですが…。
「青空学園だより」のnankaiさんも昨日の報告を:http://d.hatena.ne.jp/nankai/20130311
北海道旭川市役所前では「大間原発音頭」を唄った「おとじろうとらいるの日々」さんも:http://blog.rairu.com/?eid=1081