稲から牧落へ花のお店を訪ねて・・・

(<「希望の牧場」で被曝牛を飼う吉沢氏インタビュー人民新聞)>に次いで二つ目です)

雨上がりの午後、前日に教えてもらった花のお店「ペシュカ」を訪ねて歩きました。
昔、それも大昔、5,60年ほど前の箕面、平尾と呼ばれた地域。
その、今私が住んでいる場所から南、桜並木のはずれが住宅街のはずれでした。
我が家の一つ南の筋にグンゼの社宅があって、そこから先は、草ぼうぼうの畠でした。
桜並木の南端には水路があってアメリカザリガニを男の子たちが釣りに行っていました。
その先は田んぼ。中(なか)小学校は池でした。同じような溜池が幾つもあって、周りは田んぼや畑が。豊中とは今のように繋がってはいなかったのでした。
ですから、南に向かって歩くことは全くなくて、箕面駅に向かって西に歩くのが普通でした。ところが、スーパーマーケットのライフが出来てから、桜並木を突き抜けて団地を通り抜けて、中小の横の信号を渡って、稲(いな)から牧落(まきおち)に向かって出かけることが増えました。そして最近は、畑も田んぼも埋められて住宅が広がっています。35年ほど前、子ども会で芋堀りをお願いしたあたりにまだ少し畑が残っているくらいで、若い方たちの新しい家が建ち並んでいます。

真っ直ぐライフの道を下らないで、途中で西に曲がるとお寺が。「生きてる間中が育ちざかり」。良いことが書いてあります。
少し行くと何やら騒がしい音が。チュンチュク、チュンチュク、これは雀?と思って上を見ると、電線が・・・!! 斜め前に一枚の田圃。なるほど、落穂狙いの雀?

ナギノキ公園の北西の角に白い家が見えてきました。この建物の一階が「ペシュカ」という名前のフラワーショップです。お店の方のお話では、もともとは生花を扱っていたが、アートフラワーに変って、今はリースやフラワーアレンジメントを活かした作品を制作しているとのこと。どれも一点ものということになります。


店内、写真のお許しを得て撮ってきました。オアシス的な店内。花の色が美しく華やぎます。

お花だけでなくて、ビーズのアクセサリーやブリキの小物からクリスマスのオーナメントも置いてあります。

去年は、ウエディングの注文にかかりっきりだったので、今年は少し早目に制作を…と言って、お正月飾りに精を出しておられます。

左の写真が、奥に置いてあるお正月飾り。
私の目的もそのお正月飾りです。(トップ右写真と→上部アップ)
クリスマスが終わったら出すつもりと、前日2階から降ろして見せて下さったものの一つを選びました。

今日、結婚のご報告のお客様があったので、おめでたいからと玄関に下げてみました。
40歳で東京の同い年の男性と1年でゴ−ルインだそうです。
来年はお母さんね!と夫と二人で祝福しました。
お店の入り口の外に掛けてあるリースは、昨日はなかったものですよ、とのこと。