和布の小物入れと英国版大河ドラマ

◎写真は今朝の日経新聞のイラストです。
4首脳会談を前に。アメリカのオバマ大統領に会ったメルケル首相は、こうスピーチしていました。
 「多くの人々が毎日死ぬような状況を変えるために休戦させなければならない。軍事解決の道があるとは思えません。外交的解決に重点を置いて協議したいと思います。」
4首脳会談が予定されている11日には、ワイツゼッカー元大統領の国葬がベルリンの大聖堂でありました。会談に先立って、この記事によりますと、5日には、キエフで独仏首脳会談。6日にはモスクワでプーチン大統領と会い、即時停戦と和平定着へ具体案を示して本格的仲介に乗り出し、4首脳会談のおぜん立てを。7日、ドイツでの安全保障会議で演説したメルケル首相の言葉です:「調停が成功するかどうかは分からないが、試す価値はある」「ヨーロッパの安全は、ロシアと敵対するのではなく、ともに構築したい」。
戦争=殺し合い.より話し合いの努力が実ることを祈りたいと思います。

◎昨日は祭日、夫がイタリアンのアヒージョとかを昼食に作りたいと買い物をして台所に立ちました。
お目当ては、昼間?からワインです。小エビとマッシュルームとブロッコリーをオリーブオイルで煮て、味付けはニンニクとアンチョビペーストだけ。これがなかなか美味しくてイケます。午後からSさんが来られるとわかっていたので、試食していただこうとパンと一緒に少し取っておきました。
お昼を済ませてこられたSさんですが、サンルームにいる夫からも、是非、ぜひとお勧め。和食で済ませたというSさんにはイタリアンはちょうどよかったみたい。喜んで食べていただけて、作り方もご披露して、さて、取り出されたのが、Sさん手作りの小物入れとマットです。

山口のWさんから送られた着物地を使って四隅は小さなパールのビーズで留めてあって、少し綿が入っています。
つくづく日本の着物地の美しさに感心します。これだけの色数の多さ、柄の細かさ。そして、土台の生地そのものに織の模様が入っています。
◎今日木曜日は、父がお世話になっているケアマネジャーさんが来られるのと、コーヒータイムの時に母が言って、二人が隣りに引き上げていきました。

11時ごろ、隣から電話。呼び出しかなと思っていたら、ケアマネのKさんが、父が15歳の時に描いた屏風と写真を見たいからという電話でした。
一昨年の老健退所後から父がお世話になっているKさんですが、絵がお好きということもあって、母が季節替りか月替りに変えている下駄箱の上の写真や庭の草花を活けて飾っているお花を、とても上手に鑑賞してくださるのだそうです。それで…と私もすぐ分ったので、どうぞ、どうぞ、でした。
1月の羊を片付けて、昨日Sさんに頂いた和布のマットの上にお雛様を乗せたり、ごちゃごちゃ置いていましたが、お目当ては父の作品ですので、ま、いいや、です。ご挨拶を済ませて、母と3人でしばらく話しました。父のカメラ再開を願っておられますが、どうなるか・・・。寝たきりか?と一時は心配もしたので回復ぶりにはビックリです。お二人は目標ですから…と言われました。
 
さて。時事問題でいつも二人でぼやいてしまうお茶飲み話ですが、昨日は戦争前夜の安倍さんのやり方を怖いね〜と言いながら、映画やドラマの話になり、私は今夫と二人で録画して毎週見ているイギリスのドラマの話をしました。

「ダウントンアビー」というドラマです。10話で1シリーズ。今、2シリーズ目の8話が終わったところです。NHK日曜夜11時から50分の放送です。私たちは録画して月曜か火曜日には見るようにしています。

タイタニック号が処女航海で沈没した時代のイギリス貴族の館が舞台。シリーズ2は第一次世界大戦と戦後が描かれます。伯爵家の奥様はアメリカ人。娘たち三人。相続人は男でなければならないというので、遠縁の弁護士が選ばれます。職業を持つ人は貴族ではない時代。長女と結ばれるのか。末の娘は使用人のアイルランド出身の運転手と恋に。戦争で館は病院になったり、と時代と密接なかかわりの中で様々な人間模様が描かれていきます。
8話を録画したのが残っていましたので写真に撮ってみました。知っている俳優さんは魅力的な御婆様を演じているマギー・スミスだけですが、引き込まれて見ています。今度の日曜(15日)は特番で、今までのあらすじや舞台裏が紹介されます。番宣ブログになってしまいましたが・・・